浮かれ番長、制御不能。

　今日は少し、明るく振舞ってみた。
　恥ずかしさを、明るさに変換して出力。
　ようするに、照れ隠し。
　おかげで気分はハイに。
　自分でも何を言っているのか、何をしているのか、よくわからない。
　ただただ、無駄にはしゃいでいる。
　そんな状態で。
　そんな状態のまま。
　ぼくはどうも、ブレーキのかけ方を知らなかったらしい。
　ちょっと事故りました。
　いや、実際の事故ではなく精神面での事故。
　これだから、いやなのよ。
　前後不覚か前方不注意か猪突猛進か直情径行か。
　なにかはしらんが。
　なにかに、ぶつかった。気がする。
　他人にぶつかった。
　他人の心にぶつかった。
　土足で心に踏み込んだ。
　心の床を汚した。
　あーあーあーあー。
　なんてことだ。
　災害か？
　まぁ、被害状況は判っていないけれども。
　たぶん、被害があったのだろう。
　だってあの人、完全に止まってたし。
　数分間、動かなかったし。
　さあて。
　ぼくは、今度は何をしでかしたんだろう。
　もしかして。
　他人の心を脅かしているのは、このぼくか？
　まぁ、そうだろうな。
　マイナス。
　どうせ影響を与えるのなら、プラスを与えたいのに。
　そうそううまくいくもんでは、ないよなぁ。ないよねぇ。
　ま、被害者の方には悪いけれども。
　運が悪かったと思ってください。
　これも人生経験だ、人生の勉強だ、と、割り切ってください。
　あはは。
　害の根源たるぼくが言えることではないけれど。
　教訓。
　やはりぼくは、沈んでいたほうが、無難だ。
　さわらぬ神に祟りなし。
　もうちょっと、分別をつけましょうね。自分。
　反省。