唯記【５６日間／５６に置換】

　西尾維新の《戯言シリーズ》および《人間シリーズ》を、ついに読了した。
　ボクのような遅読家が頑張ってみた結果、全１７冊に５６日間もかかってしまった。
　月曜火曜が（８月から水曜も）リハビリの日だったとはいえ、それ以外の日をフルに使えた、休日ばかりの毎日を、５６日も潰してしまった。
　１冊あたり３．３日かかった計算になる。
　ほとんど用事のないボクの生活スタイルで３．３日は、かなり長い時間だ。
　１日８時間読んだとして、１冊あたり２６．４時間かかった計算に……
　かかりすぎだろ。
　どんだけ遅いんだよ、ボク。
　お蔭様で、誕生日までにあと２週間ちょいしか残っていない。
　困ったなぁ……
　何を書こう……？
　久しぶりに小説を書きたいのだが、別段アイディアもこれといった案もない。
　なるようにならない最悪に対抗して、なるようになる最高とか？
（なるようにならない最悪(いふなっしんぐいずばっど)）
　当初の予定では、
『戯言シリーズの二次創作を書く』
　だったのだが、
　この２３歳という歳で『ＧＯＴＨ』を書いた乙一や、
　１９歳から４年後のエピローグで２３歳になり請負人になっている戯言遣い・いーちゃん。
　それらの例を見るにつけ、２３歳というのは節目の歳である気がするのだ。
　だから書きたい。
　この、２３歳でしか書けない小説を。
　まぁ。
　気負わずやってみます。
　ともかくこの５６日間は、戯言尽くしでした。
　無為式。
　戯言遣い。
　狂言回し。
　欠陥製品。
　人類最弱。
　モンキートーク。
　舌先三寸口八丁。
　なるようにならない最悪。
　いふなっしんぐいずばっど。
　ありがとう、いーちゃん。
　さんくー。