今週も無事に学校を終えることができた。よかったよかった。
昨日、ふと空を見上げると、飛行機雲が伸びていた。
まーっすぐな棒状の雲が遠くに見える。青い空に白い雲。さわやかだった。
少し経って。
また空を見上げると、また飛行機雲が伸びていた。雲の先端に小さな黒い点があり、次々に続々白い雲を吐き出していた。
目の錯覚だろうか。その飛行機は垂直に、宇宙に向かって進んでいるように見えた。だから、飛行機雲は、天を突くように伸びていた。
一瞬、ロケットでも飛んでいるのかと思った。宇宙ロケット。
でもまさか。こんな田舎でそんなものを打ち上げるわけがない。
すぐ近くに飛行場はあるけれど、ロケットの発射台なんかない。
だからあれは飛行機なのだ。そうに違いない。目の錯覚だ。UFO? そんな馬鹿な。
よく観察していると、その未確認飛行物体は、いっこうに消えなかった。
上空に向かって進んでいるのなら、そのうち見えなくなるはずである。
ずっと同じ大きさのままということは、やっぱり垂直に進んでいるというのは目の錯覚で、あれは未確認飛行物体ではなく、きっと普通の飛行機だったに違いない。
ふん。人騒がせな。
そうやって何の罪もない飛行機に悪態をついて、ぼくは家路についた。
夕焼けが、きれいだった。
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そういえば今日の話をしていない。
といってもあの子が就職試験から戻ってきたぐらいで特になにもなかった。
あとはそうだなぁ……。
先生「お前、就職先は決めたのか」
ぼく「はい」
先生「どこだ」
ぼく「ぼくはここにいますけど……」
先生「…………」
その後しばらく、痛い沈黙が居座ったことは、言うまでもない。
昨日、ふと空を見上げると、飛行機雲が伸びていた。
まーっすぐな棒状の雲が遠くに見える。青い空に白い雲。さわやかだった。
少し経って。
また空を見上げると、また飛行機雲が伸びていた。雲の先端に小さな黒い点があり、次々に続々白い雲を吐き出していた。
目の錯覚だろうか。その飛行機は垂直に、宇宙に向かって進んでいるように見えた。だから、飛行機雲は、天を突くように伸びていた。
一瞬、ロケットでも飛んでいるのかと思った。宇宙ロケット。
でもまさか。こんな田舎でそんなものを打ち上げるわけがない。
すぐ近くに飛行場はあるけれど、ロケットの発射台なんかない。
だからあれは飛行機なのだ。そうに違いない。目の錯覚だ。UFO? そんな馬鹿な。
よく観察していると、その未確認飛行物体は、いっこうに消えなかった。
上空に向かって進んでいるのなら、そのうち見えなくなるはずである。
ずっと同じ大きさのままということは、やっぱり垂直に進んでいるというのは目の錯覚で、あれは未確認飛行物体ではなく、きっと普通の飛行機だったに違いない。
ふん。人騒がせな。
そうやって何の罪もない飛行機に悪態をついて、ぼくは家路についた。
夕焼けが、きれいだった。
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といってもあの子が就職試験から戻ってきたぐらいで特になにもなかった。
あとはそうだなぁ……。
先生「お前、就職先は決めたのか」
ぼく「はい」
先生「どこだ」
ぼく「ぼくはここにいますけど……」
先生「…………」
その後しばらく、痛い沈黙が居座ったことは、言うまでもない。
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