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四季 11月の曲

2022-11-02 09:14:00 | ロマン派
11月になって、さすがに肌寒くなってきました。


桜の並木も寒そうと、思ったら、花が所々に咲いています。

もちろん多くはないです。



一本にニつか三つ。

撮影会になりました。

ピョートル イリイチ チャイコフスキー(1840-1893年)ロシア帝国ヴォトキンスク生まれ、ロシア帝国サンクトペテルブルク没

「四季」の11月。
サンクトペテルブルクの音楽雑誌月刊誌「ヌーヴェリスト」に連載されたチャイコフスキーのピアノ曲と詩のコラボの中の一曲。

11月は「トロイカ」です。

詩はニコライ ネクラーソフ(1812-1878年)

ウクライナの落ちぶれた貴族の息子として生まれ、父の遺志に背き軍隊ではなく、ペテルブルク大学の文科の聴講生になりました。
仕送りを断たれ文筆の仕事を探しました。プーシキンの雑誌の発刊者になるなど成功していきました。

ロシアの、農民の苦しみに共感する作品を書いています。

ボロディンや、ムソルグスキーが彼の詩に曲をつけています。

「トロイカ」は、3頭立ての馬車のことです。郵便馬車や、荷役に使われました。


「トロイカ」

遥かな道を眺めて憂うな

トロイカの後を追うな

胸の内の哀しい予感は

かき消してしまいなさい




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2 コメント

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いいですね (takobouzhirose)
2022-11-02 01:47:24
僕は普段 チャイコフスキーはオーケストラの曲を聴くことが多いです。

でも こうして たまに ピアノという単一の音色で演奏されたものを聴くと チャイコフスキーの音楽は メロディーラインだけでなく 和声の響きも とても 甘くて魅惑的なことに今さらのように気づきました。

動画のテロップを見ると たぶん リヒテルさんの演奏と思いますが とても美しい演奏と思いました。

これから真冬にかけて くるみ割り人形など チャイコフスキーが何かと聴きたくなる季節ですね。
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Unknown (m-fluteangel16)
2022-11-03 23:51:57
@takobouzhirose さん、ありがとうございます。
オーケストラもいいけれど、チャイコフスキーは小品もいいですよね。
和声が甘くて魅惑的…素敵な表現ですね。
リヒテルさんのピアノも美しいですね!
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