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音楽の喜び フルートとともに

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ローマの噴水

2021-08-23 22:28:59 | 名曲
京都のF先生のレッスンを受けて来ました。
行きは京阪出町柳からバス、帰りは京阪三条までバスに乗りました。

用事はなかったけれど、ちょっと回って三条大橋を撮りました。
怖いからランチも食べず、すぐにサンドイッチを買って帰りました。

先生の譜面台に「ローマの噴水」の楽譜。
オーケストラにも所属されているから。

ブラスバンドの思い出が一瞬で上がって来ました。
この曲をうまく吹いたらコンクールで金賞という曲でした。

オットーリオ レスピーギ(1879-1936年)ボローニャ生まれ
ヴァイオリ、ヴィオラ奏者としてキャリアを始めました。
1903年、ロシア帝国歌劇場管弦楽団のヴィオラ奏者としてサンクトペテルブルクに赴任。
そこでリムスキー=コルサコフの指導を受け、交響楽法を学びました。

帰国してサンタチチェーリア音楽院の教授職を得た四年後1917年「ローマの噴水」を作曲。初演は失敗でしたが1919年トスカニーニがミラノで再演すると好評を博します。

ムッソリーニのファシスト党にも好評でしたが、レスピーギ自身は深入りはしなかったそうです。

逆にファシスト党の明らかな批判者トスカニーニによって1929年「ローマの祭り」が初演されるなどしました。

1923年作曲の「ローマの松」と合わせて「ローマ三部作」と言われています。

I. 夜明けのジュリアの谷の噴水 La fontana di Valle Giulia all'alba
ボルゲーゼ荘からバリオリの間にある噴水で特定はされていません。牧歌的な雰囲気の所です。
II. 朝のトリトンの噴水 La fontana di Tritone alla mattina

1642年製作ジャン ロレンツォ ベルニーニの作品です。

III. 昼のトレヴィの噴水 La fontana di Trevi al pomeriggio

1762年ニコラス サルヴィ作、説明不要の名所。世界遺産です。

IV. たそがれのメディチ荘の噴水 La fontana di Villa Medici al tramonto
1564年にメディチ荘は購入されています。
噴水というか、水盤です。
初演ではありませんがトスカニーニの指揮見つけました。



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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (takobouzhirose)
2021-08-24 00:27:22
弦のトレモロのキメが細かくて端正で美しいですね。そこに、木管をはじめ管楽器が入ると音楽が幻想的に聴こえると思いました。ハープもきれいやし。音楽がクライマックスに達しても過度に膨張したり型くずれしないところがすごいと思いました。噴水を思い浮かべながら聴くと本当に夢見心地の音楽、演奏と思いました。噴水と言っても日本のそのへんの公園の噴水とはわけがちがいますね。
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Unknown (m-fluteangel16)
2021-08-25 06:52:09
@takobouzhirose さん、イタリアには小さな町や村にもローマ時代の噴水があって、生活と歴史に根差しています。
壮大な音楽になるのもわかりますね🤗👍
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Unknown (takobouzhirose)
2021-08-25 23:54:47
@m-fluteangel16 さん、そうですね。(イタリア行ったことないけと、きっとそうやと思います)。コメント返信ありがとうございました。
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