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音楽の喜び フルートとともに

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倍音奏法

2017-04-14 20:26:35 | フルートレッスン
新芽の季節です。

前の家から持ってきた擬宝珠の新芽。


昨年植えた茗荷も芽を出して一安心。

進学、進級すると、つい先日まで小学生や後輩だったのに、急に中学生や、先輩の顔になっているから不思議です。

今日は、倍音の練習をしました。
フルートの音は、1つの指使いで、いくつかの倍音が出るようにできています。
トランペットなどは、3つのピストンだけで全ての音を出すことができるのは、この倍音奏法のおかげです。

倍音を練習すると、より細かな唇のコントロールができることと、深い響きを得ることができます。

低音のドの指使いで、第8倍音まで出すことができます。
表にしてみると、
 ・第1倍音 基音 低音のド
 ・第2倍音 基音の1オクターブ上 中音のド
 ・第3倍音 基音の1オクターブ+完全5度上 中音のソ
 ・第4倍音 基音の2オクターブ上 高音のド
 ・第5倍音 基音の2オクターブ+長3度上 高音のミ
 ・第6倍音 基音の2オクターブ+完全5度上 高音のソ
・第7倍音 基音の2オクターブ+短7度上 高音Bフラット
・第8倍音 基音の3オクターブ 最高音のC

H管の人は、低音のシからミまでは、第8倍音まででます。
ソまでは、第4倍音くらいまで出すことができます。
その上は、あまりでません。

初めのうちは、中音のドの音を鳴らしておいて、そのまま指をずらして低音のドの指使いにすると、低音の指使いで倍音である中音のドを鳴らすことができます。

だんだん慣れてきたら、低音のドの指使いのままで、まずオクターブの倍音、それから間の倍音を練習しましょう。

全ての倍音を鳴らせるようになったら、隣同士の倍音を滑らかに行き来できるように練習。
他にも、フォルテからピアノにしたり、全部ピアニッシモで吹いてみたりしましょう。
音が豊かに、コントロールできるようになること間違い無し!




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