ふれあいフリースクエアで小学生にレインツリーを作成してもらいました。
地域に住むおじさんに、壁紙を巻いてあった芯を寄付していただき、そこに、4mm口径の穴を電動ドライバーであけてもらいました。
そこに、4mm口径のストローをこどもたちに刺してもらい、片方の口にふたをし、中にお米をいれます。
それからもう一方の口を閉じます。
試作品は3mm口径だったのですが、同サイズのストローがなく、4mmに、すると2点の意外な事が、起こりました。
3mmのストローは腰が強くギュウギュウ差し込んでもOKだったのに、4mmは表面積が大きくなったせいか、折れてしまいます。用務員さんから、釘を借りて、穴を広げながらの作業になりました。
もう一点の誤算は、3mmでは、穴を通らなかったお米が4mmではストローの中を通り、振ると少しづつ出てきます。こっちは予想していたので、あらかじめ買ってあった折り紙を貼ってもらうことにして、事なきを得ました。
「動かすと、不思議な音がするよ。」というと、
「おもしろい音のする楽器だね。」
「へー!これって、おもしろい。」
「つくれるの?持って帰っていいの?」
と、低学年はもちろん、高学年のこどもたちも、よろこんで作ってくれました。音楽というと、いつもは懐疑的な高学年の男の子達も、熱中。
写真は、試作品の方なので、折り紙を貼っていませんが、子ども達が製作したものは、らせん模様、水玉、森の木のモチーフ、家、動物など、さまざまで、個性豊かな作品ができあがりました。
ただ、難点は、音楽室の床が米だらけに…。ストローの切れ端は、たいしたことなかったですが、お米は、木製の床タイルの間に入り込んで、出てこない。
いつもは子ども達に片付けまでしてもらうのですが、帰ってもらい、Sさんと二人で、床掃除。
タイルの目地のお米をカッターの先と、釘でホジホジ。
思わぬ時間と労力をとられました。
それでも、色とりどりのレインツリーを持ち帰る子ども達をみると、充実感
今日は良い日でした。