100日かけて船で世界を周っていた弟が、昨日横浜港に戻り、その足で我が家を訪ねてくれました。
私と弟は五歳違い。
子供の頃の五歳の違いはとても大きなものがありますから、姉の私に対しては、母親と同じくらいの信頼を寄せていたと思います。(たぶんですが・・・??)
そんな立場が逆転したのは、彼が大学を卒業して社会人になった頃からでしょうか・・・・?
私は、すでに結婚をして家庭に入っていましたし、社会に出て、荒波にもまれながら成長していく彼との間に差が出来て立場が逆転したとしても、それは、当然のことなのかも知れません。
それまでのように、素直に私の言うことを聞かないばかりか、偉そうに、私に意見をすることもありました。 !(^^)!
でも、私は、それが、少しも嫌ではなく、むしろ頼もしいとさえ思っていました。
ただ、私の中では、どんなに偉そうに意見をされたとしても、あるいは、どんなに彼の社会的地位が上がったとしても、五歳下の、泣き虫で、頼りない弟のイメージは変わることはありません。
だから、たまに来ると、幼い頃と同じように、あれこれと世話を焼いてしまうのです。 まるで、母親のように。。。
昨日も、「あれ食べろ、これ食べろ」・・・と。
そして、亡き母の思い出話などをして、二人で泣いたり笑ったり・・・。
久しぶりの弟の来訪は、私にとって、とてもうれしい出来事でした。
(写真はモアイの石像のミニチェア、弟のお土産です)