ここ数日、暖かな日和が続いています。
三連休と言うことも有り、春を探しにお出かけになった方も多いのではないでしょうか・・・？
久しぶりに知人が訪ねて来てくれました。
お持たせの珈琲を淹れ、お喋りに花が咲いたのですが・・・。
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彼女に「毎日、何をしているの？」と聞かれたときには「えっ？」と言葉に詰まり、すぐには返事が出来ませんでした。
「そう言えば、私って、毎日何をしているんだろう・・・？」と考え込んでしまったのです。
日々のルーティンをこなしているうちに、何となく一日が終わり、特別に何かをしたという記憶も残らないまま月日が過ぎていきます。
ただ気の赴くままに、のんびりと暮らしているだけです。
子供達が巣立ち、夫も亡くなった今、一日24時間の全てが私の自由時間。
何かに制約されることも、誰かに指示されることも、あるいは自分の意に染まないことをやる必要もありませんし。
だから、改めて「毎日、何をしているの？」と聞かれても面食らうばかりで。
(>_<)
そんな私を見て、彼女は言いました。
「せっかく自由になって、自分の時間が持てるようになったのに、何かやりたいことはないの？ 何にもしないなんて、勿体ないわよ！ いつまで生きられるか分からないのに！」・・・と。
うぅ～ん、でも・・・。
私は現在の生活がとても気に入っているし、幸せだとも思っている。
もしかしたら、こんなにのんびりと穏やかに暮らせるのは、私の人生で初めてかも知れない・・・とも。
かといって、今まで、家族優先で生きてきたことに悔いが有るわけでもなく、それはそれで幸せだったのですが。 (*^_^*)
彼女が言うように、いつまで生きられるか分かりません。
だからこそ、気ままに、のんびりと穏やかに暮らしたいと思うのです。
最近は、いろいろな事に『欲』がなくなりました。
他人様のことを羨むこともありません。
エネルギッシュで活動的な彼女には、私のような生き方は、きっと、歯がゆく見えるのでしょう。
彼女の話を聞いていると、とても参考になるし、いいなあ･･･とも思います。
もちろん、彼女のことも嫌いではありません。
でも、人それぞれ。
私は私なりのペースで生きていくしか有りません。
私と彼女は同年代ですが、性格は真逆。
それでも、付き合いが長く続いているのは、きっと、お互いが自分にないものを、相手の長所として認め合っているからだと思います。
突然、嵐のようにやって来て、嵐のように去って行った彼女のことを考えながら、一人分の珈琲を入れ直してのんびりしている私です。
こんな姿を彼女が見たら、「のんびりしている場合じゃないでしょっ！」と一喝されそうですね。 (*^_^*)
