憧れのAudio☆お知らせブログ☆

メインブログアドレス⇔http://longingforaudio.blog.fc2.com/

エージング(再掲載6)

2023年12月02日 | エージング

機器が仕上がり、送り帰すとき

必ず、続けてエージングしてください。

と、お願いする。

この細かな理由はおいておくけど、

実際の場面でエージングの必要性を見せつけられる。

ここを通常、オーナーさまは見ていないので

3日間のエージングで少しこなれてきた音をきいただけで

「ものすごく、良くなった」と、満足してしまいかねない。

 

まず、全半田ましに

全コンデンサ交換

音質改善

と、なると

すべて、やりかえたといっていい。

 

この状態でエージングがはじまるわけ。

 

すると、

ルールをしらない子供が突如、教室にほうりこまれたようなもので

なにをどうしていいかわからない。

お隣にだれがいるかもわからない。

混乱状態といっていいかwwww

 

ここで音を出す。

 

その音

何じゃ、この音

と、思うwwwww.

本当に良い音になるのか?

と、不安になる有様であるが、

30分ほどしてくると、少し変わってくる。

ちょっと、低域がしっかりしてきたような気がする。

と、いう程度なのだが

子供たちは一生懸命、自分の役目をおぼえていったり

半田での熱のダメージを修復しなおしていく。

この半田の熱のダメージはやむをえないものであり

プロとアマチュアのちがいが歴然とでてくる作業でもある。

 

いかにダメージをあたえないように

すばやく、確実にコンデンサをつけ、半田ましをしていくか。と、言う処だと思う。

高橋の談によると

素人さんがコンデンサのつけかえ等おこなうと

基盤のパターンまでこわしてしまうことがおおいという。

デリケートな部分でこういう言い方がピンとくるかどうかわからないが

高橋でさえ、気を付けて、丁寧にやれる技術があってさえも

パターンをこわしてしまうことがある。

そのデリケートさが判らず、

パターンをこわしてしまっても、ひどいときには壊していることにさえ気が付かない。

そんな調子だから、素人さんが修復することができるとしても

さらにパターンをこわしかねない。

まあ、ご本人の機器なんだから、おもちゃにしようが

いじめに等しいことをやろうが

口をはさむ筋ではないが

その機器・・気の毒・・である。

 

このようにして、神経を使う作業をおえて、

音だしをおこなうと

お客様も壊してくれたか?と誤解するだろう音がでてくるときがある。

そして、3日たつと、

「おお~~~♪」と、いう音になるのだけど

今までの経験でいうと

まだまだ、エージングで音がよくなる。

 

三日めくらいなどwww

およそ60~70くらいのしあがりでしかなく

おまけをいうと

0~60くらいまでは、割と短時間で到達するが

60~は

まさに熟成期間になってきて

いわば、ここも人間の子供そのもので

初めの1年の成長はめざましく

12才くらいから、徐々に成長がゆるやかになる。

その状態で、

いわば、中学生くらいになった子供をおかえしするわけなので

親にすれば、

まあ~~立派になってと成人したかのように錯覚してしまう。

 

ここを誤解されてはいけないのと、

成長・熟成をとめてしまってはもったいないので

引き続きエージングをおねがいしますというわけです。

 

こう書くと

エージングはどれくらい必要ですか?

などと、尋ねられてしまう。

エージングは成長ということなので、

無理に決めて、何時間ということではない。

ようは、聴いて下さればよいわけです。

で、もう、音質改善まで施すと、

お願いしないでも、

帰宅して、CDPを聴くのが楽しみで・・・と、いう状態になりますので

お願いしないでも、良いのですが

ようは、まだまだ、熟成していくということを知っていただきたいわけです。

で、当方はほぼ、24時間×実奏という状態で

6LTD(新しい分)2016年3月くらいかな。(掲載時が違う)

Blue化したのが2017年1月くらいか?

約3年たちますが、いまだに熟成し続けています。

で、24時間×というと、え~~そんなに酷使して

大丈夫なの?と思われるかもしれません。

が、6LTD(プロト)の時も同じで

いつ交換したかわからないピックアップがのっていて

(おそらく、サービスがあったころなので・・・終了がいつか判らないので

仮に2008年として)

それから10年近く・・・(2017年くらいに元のオーナー様に返却&譲渡(LB分)

内、当方での使用が6年以上の24時間

で、ピックアップの数値は当方に来た時(6~7年前?)から

ほとんど変わっていない。

これは、メーカーが出しているピックアップの耐久時間の

2倍~3倍になる。

つまり、車でいえばトップギアで走行している状態で

ギアへの負荷が少なくなり

もつ、事になると考える。

同時に、常時通電もお願いしている。

WADIA(6は特に?)は、

実奏後、72時間後に本調子になるため

72時間のアイドリング走行を勧めている。

コンデンサーが一定の温度になることも必要なのだと思う。

ーこの辺りはアンプの考え方と同じー

すると、たびたび、電源をきると

せっかく、温まったコンデンサ―も冷めてしまい

ようは、ローギアからの発進になってしまうし

ピックアップへの負荷もあると思う。

 

と、いうことで、

24時間稼働のほうが、むしろ持つ。

常時通電の方が良い。

 

諸事情あることなので、

無理なことは言いませんが

ー留守中に雷が落ちたとかー

ーその心配をしないで良い音響用のクリーン電源?とか

設置となると、大変な費用になってしまいますから・・・ー

 

できうる限り、聴いてやる。

常時通電してない場合

寒い時には、室温との差をなくしてから聴く。

ー筐体が分厚いので温度差がなかなかとれにくいと思いますので

聴きたいときは1~2時間くらい前から部屋の温度を上げてから

電源を入れてくださる方が無難です。

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« エージング・・・ 2017-07-29 | トップ | エージング、その後というタ... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして! (おっくん)
2020-03-26 18:53:05
フォロワー登録ありがとうございます。
失敗ばかりの新米農家ですが、
よろしくお願いします。
返信する
ありがとうございます。 (代理)
2020-03-27 01:16:35
ご連絡有りがとうございます。
いつか、野菜や米を作ってみたいと思っています。
どういうふうに作るのか判らないどころか、
なにが作れるのか判らない者ですが、
夢だけもっていて、このあたり(広島・岡山)で、茗荷ってつくれる?梨は植えられるのだろうか?と、取らぬ狸を楽しんでいる所に貴ブログに遭遇しました。このあたりは、猪がでるので、柵もつくらなきゃいけないんだなとか、考えてみたりしていたのですが、(もぐらの話を読んで)
もぐらは想定外でした。確かにもぐら、居ます。取らぬもぐらも策をたてねば・・・と思いました。やはり、実地に作ってる方ならではのお話、参考に成ります。
めずらしい野菜もあって、これも、夢畑に植える候補に成りました。
いつか、野菜や米や果樹を無農薬で育てて、自給自足できるようになりたいものです。
返信する

コメントを投稿

エージング」カテゴリの最新記事