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CDM-1・ピックアップについて(1)(再掲載3)

2021年09月01日 | ピックアップ

代理の「思うところ」・・・受け付け再開日を告示してから・・・ (4)

より、改題しています。

 

 

昨夜 憧れのAudioに

 受け付け再開(2月12日0時より)にあたり

を掲載してきたのですが、

実は問い合わせのあったメールに再開告知の報告をしましょうと

読み直しているうちに、

スチューダやルボックスへの問い合わせがあり

そういえば、ピックアップが手に入れられないことを思い出し

急遽、掲載したものです。

このピックアップについては、

最近、レンズだけを交換するキットというものが売られていて

それを使えば、対応できるかもしれませんが

あえて、精度の問題で繰り延べをしています。

 

と、言うのも、

実は高橋、WADIA6のピックアップがこの先入手困難になると踏んで

WADIA21のピックアップをWADIA6のピックアップアッシーに移植するという

改造?を試作したことがあります。

ところが、最終段階、レンズの調光・高さ・位置などの精度をだせないということで

断念しています。

それよりも、もっと確実な方法で、

WADIA6のピックアップをよみがえらせることができるようになっています。

同じ方法がCDM-1などに通じるわけではないので

レンズキットの使用を考えたのですが

先日、WADIA6のピックアップのレンズ交換版とおもわれるものが

持ち込まれました。

オーナー自ら入手したピックアップであったため

それを使用していたのですが、

音がおかしい・・・www

そのおかしさというのは、あくまでも同じ機器が2台あって

同じように当方でメンテナンスなどをしているもので

同じ音にならないのが、理屈にあわないということで持ち込まれたものです。

おそらく、1台だけできけば、

けして、おかしいわけではなく、ちゃんと、音がでていて

一聴では、

「別におかしくないやんwww」

と、いうものなのですが、

当方のWADIA6LTDと比べると

微妙に、音がにごるのです。

そのことで、高橋は当然、ピックアップの波形や、電圧、エトセトラとしらべるわけですが、

これが、正常値、むしろ、良いほうで、ピックアップが原因とはおもえない状態なのです。

仕方がないので、

消去法として、別のピックアップをつけて

同じ濁りがでれば、ピックアップではないと決定して

他の原因の特定に移れるし、それでもだめなら

もうエージング不足しか考えられない。

と、いうことで、ピックアップの交換を押してみたところ

結局、ピックアップだったわけです。

このことから、考えられるのは

ピックアップが海賊版?ロット落ち?発光ダイオード交換品?ということで、

可能性として発光ダイオード交換もありえるため

機械的に計ったデータでは、でてこない

人間の耳にわかる微妙な精度の違いがあるということを思うのです。

と、なれば、

簡単に(簡単ではないかもしれませんがwww)レンズキットで

ピックアップを直しても、

きちんとした、精度がでるか、どうか?

数値的にはよさげでも、人間の耳を通したとき

良い音をだしきれない可能性があるもののために

精度をだす装着を試行している場合ではないほど

多くのお客様からの問い合わせがあり

精度を出し切れるかどうかも未知数のものですが、

精度をだすための試行に関わっている時間がとれません。

このことがあって、

今回、お客様にて、入手という方法で対処させていただくことにしました。

一つ、心配なのは、

こういうレンズキットにより発光ダイオードを装着されたピックアップをお客様が入手する可能性があり

つくられたピックアップを入手してしまい

上手につくっていれば、精度不足でないものを入手できる可能性もありながら

一方では精度不足であることにきがつかない(正常値をしめすもの)ものを入手する可能性もあるのです。

当方もWADIA6のピックアップに対してこの不安はあったのですが、

ある方法にて、海賊版を区別できるようになっています。

ところが、CDM-1・CDM-3はある方法があてはまらないため

まだ見分け方がわかりません。

こういう風に、あるピックアップで

精度がでていない海賊版やらアフターマーケットの製品になかされたこともあり

おかげで、本物の見分け方が身についたということもあるのですが、

CDM-1・CDM-3については、

不本意ながら怪しいピックアップがでまわって、それを入手する確率がふえているのは

ピックアップが劣化したばかりでなく

精度がでていないものやら、しばらくは持つというレベルのものが、市場にながれているせいかもしれません。

きちんと精度を出すことができる技術者の登場、

あの人のものならまちがいがないというのが定評になるほどの

技術者がピックアップ販売を確保できるようになるまで

もうすこし時間が必要なのかもしれません。

 

このあたりのことも考えていただいて

今、ピックアップを入手するか、しないか

きちんとピックアップをレンズキットで治せる方を探されるか

と、いうことになってしまいます。

当方では精度をだせるかどうかの問題もありつつ

機械的検査で精度が出ていても、

同型機を聞き比べなければ気が付かない程度のわずかな精度不足がありえるとおもうと

試行もしておりませんが、

精度を出し切れるといいきれません。

 

 

 


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