憧れのAudio☆お知らせブログ☆

メインブログアドレス⇔http://longingforaudio.blog.fc2.com/

CDM-1・ピックアップについて(4) (再掲載3)

2021年09月01日 | ピックアップ

ところが・・・・

その交換キットで載せ替えられたピックアップが付いている機器がやってきました。

 

それも、当方のテスト用CDでは、普通に認識するし、

不思議なことにパルスも出ていて、きれいなアイパターンを形成し

電圧も新品に近い状態でした。

OHや音質改善などおこなって

念の為にCDRで確認してみたところ

不具合が発生し

少し認識の悪いCDでのせてみると、鳴る・・・

CDRがいけないのかとちょっと不思議に思いつつ

他の場所の不具合を確認し

手当てし

しらみつぶしにしらべ、おかしな場所、些細な場所も全部なおしたのですが・・・

ちょっと悪いCDの場合、不具合がでます。

おかしいとおもいあぐねていた高橋に

もしかしたら、発光ダイオード載せ替えピックアップじゃないの?とたずね

確認しなおすと

(これも、細かい作業で通常ではわからない部分です)

なんと、

発光ダイオード交換ピックアップだと判ったのです。

 

恐ろしいピックアップです。

 

正常値を示しながら

不具合が出る。

 

それも、CDによりけりという・・・

 

WADIA6のピックアップのようにきちんと音をだして

2台並べなければわからないという

かいあたりもあるかなという生易しい物ではありません。

 

WADIA6のピックアップなら

いや、ほかのピックアップでも認識するちょっと悪いCDが認識できない・・

 

なぜ、発光ダイオード交換ピックアップがチョイ悪CDを認識できないか

この原因もわかったのですが、

この原因ゆえに

この発光ダイオード交換ピックアップでは精度がだせないと言えます。

 

高橋が予想した通りだったわけですが

こうやって、当方に機器に乗せられてくるということは

かなりの数のものが市場に出回っているということでしょう。

 

たまたま、技術のない人が作ってしまったものかもと思われそうですが

原因部分をなおそうと試みた結果

よほどちゃんとした機器がそろっていないと

精度がでない・・・そうです。

 

ましてや、アイパターンなどみれない修理屋さんだと

絶対、不可能だそうで

それ以上にいろんな器具・機械がないと精度をだせない・・

 

つまり、簡単に装着できますというのは

事実ですが

精度が出るように装着できるのは

不可能に近いということでしょう。

 

ロット落ちWADIA6を退治したときに感じた不安。

おかしなピックアップなのに通常より数値が良い状態ででる。

こんな状態がCDM-1発光ダイオード載せ替えピックアップにでてきはしないだろうか?

と・・・

それが、まさにあたりというか予感的中で

なぜ、数値がまともにでるか、わからないのですが、

CDM-1については

発光ダイオード交換ピックアップで対応されないようにお願いしたいところですが、

すでに多く出回っていると考えられます。

 

アイパターンや電圧が正常にでても

もっと、細かな精度がでていないため

特定のCDしか認識できず

そのCDしかきけないという状態になり

とても、つまらないことになります。

むろん、特定のCDなら、音質改善などしているととくに

音がよくなっているのでききごたえはありますが

これも、正常なオリジナルピックアップとくらべたら

きちんと音を抽出できていないとかんがえられます。

 

精度が出るか確認している暇がないなどといっていたのに

蓋をあけてみれば

発光ダイオード交換ピックアップの検証という結果になりました。

 

この結果、どうしても、

オリジナルのピックアップが必要であるということです。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« CDM-1・ピックアップに... | トップ | CDM-1・ピックアップに... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ピックアップ」カテゴリの最新記事