ロンドン野郎

カナダのオンタリオ州ロンドン市で4年半暮らしたロンドン野郎。 この度本家大英帝国ロンドン市(近郊)へ参上。

大戦機集結 in ナイアガラ

2010-11-01 22:16:08 | 歴史②

この日のナイアガラ近くでのイベントには、本当に多くの大戦機が集結しました。 その一部をもう少しご紹介!

                 Img_1781

あ、これ、管制塔。 この会場は、民間の愛好家が集う飛行場(別名”野原”)なので。  なかなか楽しい雰囲気です。 屋根の上の風見鶏を見てください!

Img_1944

米海軍の雷撃機アベンジャー。 日本的には憎っくきグラマンです。

Img_1858

ビーチクラフトC-45。 地味な機体ですけど、連絡用に大量に使われたようです。

Img_1892

これも同じC-45。 ちなみに映画の『硫黄島からの手紙』で、栗原中将が硫黄島に赴任する場面の飛行機は陸軍一式貨物輸送機に似せたC-45でした。 一式貨物輸送機は元々ロッキード・スーパー・エレクトラのライセンス生産版なので、映画撮影用に二重に仮装してしまった訳です。 確かに両方ともよく似た機体です。

Img_2079

そしてロンドン野郎の飛行機搭乗初体験のダグラスDC-3。 ただしこれは、そのアメリカの軍用番C-47です。

Img_2063

ちゃんと飛びます。 この飛行機は傑作機中の傑作機。 今でも世界中でまだまだ現役で活躍しています。 DC-3のことは別の記事で紹介した事があるので、よかったらクリックしてみてください⇒ダグラスDC-3のお話

Img_1809

こんな第一次大戦中の複葉戦闘機まで登場です。 こういった複葉機も運動性が非常に良いので、驚くような飛び方をするんです。

Img_2111

ハミルトンのカナダ軍用機博物館からも英国のランカスター爆撃機が飛来。 世界で飛行可能な二機のうちの一機。 本当に貴重な機体です。

Img_1935

前回も出てきたコスプレお姉さんたち。 ちゃーんと許可を取って撮影させてもらいましたよ。

北米ではこんな、歴史を振り返る催しがよく行われます。 こういう場面では、かつての敵味方の区別なく、ある意味和解の場でもあったりするんです。