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ロンドン野郎

カナダのオンタリオ州ロンドン市で4年半暮らしたロンドン野郎。 この度本家大英帝国ロンドン市(近郊)へ参上。

ある日のToronto中華街

2008-09-15 23:15:53 | グルメ情報

トロントのダウンタウン。 東西を通るQueen St. WestCollege St.の間を南北を通るSpadina Ave.沿を中心に大規模な中華街 China Townが広がっています。 この中華街は1997年の香港返還以降突然のように開けた北のハイテク中華タウン(ロンドン野郎の仲間が命名)とは違ってまさに伝統的な中華街。 

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場所的にすぐ裏に謎の無国籍タウンケンジントン・マーケットがあることもあって、妙にインターナショナルな一角です。 道行く人々も東洋人系、白人系を含め、多種多様なのも特徴です。

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逆に香港人が形成した新しい北のハイテク中華タウンの方がある意味よっぽど現代の中華的なの場所かも知れません。 でも、やっぱりこの雑多な訳の分からなさが中華街の真骨頂。 ニューヨークの中華街なんかにも規模や質で引けを取らないんじゃないかと思います。

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これもちょっと訳の分からない赤門。 何か中華街のシンボル的なモニュメントです。 まあそうは言いながらもきっとオメデタイものなんでしょう。

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ここはちょうど路面電車の駅なんです。 こういう人と車と路面電車が行きかう雑多な雰囲気がまた街っぽくていいんですよね。

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トロントの中華街は殆どが香港、台湾系で占められていることもあって、看板には普通の漢字が使われています。 大陸の共産党政権が進めてきた妙な略字ではないので、日本人にとっても大体意味は分かります。 時々漢字と英語の店名が全く脈絡なかったりして笑えますけどね。 話す言葉は広東語が席巻しているそうです。

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ブタやトリの丸焼がこれでもかって言うほど店先にぶら下がっています。 これを買って持って帰れば、北京ダックなんてお手軽に家庭でも楽しめそうです。

ロンドン野郎はトロントでは中華のレストランにもかなりの行きましたが、まだまだ奥が深過ぎて、人さまに指南できるようなものはありません。 ただ、今日本に帰ってきて中華を食べると、あまりにもあっさりし過ぎていて、物足りなく感じてしまうようになってしまったのは明らかに後遺症です。


朝がゆ飲茶朝食セット

2008-09-14 02:22:05 | グルメ情報

カナダ最大の都市トロントの北側に位置する衛星都市のRichmond Hill。 この辺一帯も、1997年の香港返還に伴って逃げてきた香港人の新しい中華タウンが広がっています。 地域の中には大小の中華プラザやモールが点在しています。

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ここTIMES SQUAREもその一つ。 ちなみに中国語に訳すと時代廣場。 そのまんまです。

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このTIMES SQUAREは中規模の中華プラザです。 このプラザの中には日本食レストランもあったりしますが、大半のお客さんは中国系の皆様。 こういう場所で兎に角目につくのは、漢字と高級車です。

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そして、TIMES SQUAREのメインの建物の中にあるレストランRichmond Court 南園餐廳。 このお店は結構早い時間から朝食セットをやっています。 この日ロンドン野郎はフラリと朝飯を食べにやってきました。 カジュアルな中華食堂です。

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注文したのが、朝がゆ飲茶朝食セット。 まず出てくるのがお粥と”コーヒー”。 中華にコーヒーが合うかっていえば合うはずも無いのですが、これはさすがに香港人。 結構ベーコンエッグなんかを食べる人も多いので、なんとなく朝飯にコーヒーが習慣になっている人も多いんでしょうね。 このお店でも洋風の朝食メニューもあるので注意しましょう。

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そしてこのお粥。 ホントに、ホントに美味しかったんです。 ダシもしっかり出ていて、中にはほぐした鶏肉とピータンがたっぷり、ドドンと入っています。 今まで食べたことの無いくらいパーフェクトなお粥でした。

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そして飲茶の点心。 いくつかのメニューの中から二つをチョイスします。 ロンドン野郎が選んだのはもち米の粽と海老の点心。 これもとっても美味でした。 朝食というよりはブランチくらいのノリですが、超お勧めです。

Richimond Court (南園餐廳
328 Hwy 7
Richmond Hill, ON L4B 1A6
905-886-7066


お箸の館 - Chopstick House

2008-08-26 22:57:52 | グルメ情報

オンタリオ州ロンドン市で、ロンドン野郎が夕飯をよく買いに行ったのがこのお店。 お箸の館じゃ何だか訳分かりませんが、簡単に言えば中華のお持ち帰り専門店Chopstick Houseです。

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こんな感じのロゴがどうも北米人にとっては漢字のアルファベット版らしいんですね。 いつも店番は東南アジア系のお姉ちゃんやお兄ちゃんが多かったのですが、あんまり頻繁に通っていたもんで、名前どころか”いつものメニュー”までしっかり覚えられてしまいました。

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名前までっていうのは、お店で注文主を間違いないように伝票にニックネームを入れる仕組みになっているんですよね。 見ていると本当にひっきりなしに注文の電話が掛ってきます。 お客さんはどちらかというと東洋系よりもカナダ人の方が多かったような気がします。 基本的にはカナディアン中華です。

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それでも、超おススメのメニューがいくつか。 まず、Spicy Beaf Chow mein(牛肉辛焼きそば)。 これは本当に美味しい! 麺だけでも一人で食べるにはちょっと量が多いのですが、ご飯がおまけで付いてきます。 まず麺を食べて、それで残ったご飯は自家製チャーハンの材料です。 それに、もう一つChikin Wing。 この店のChikin Wingは日本で言う唐揚げ風味。 ちょっと懐かしいお味なんですよ。

Chopstick House
734 Adelaide Street North
London, ON N5Y 2L5
519-432-1124   


オシャレなAroma Restaurant

2008-08-22 06:12:03 | グルメ情報

今回はオンタリオ州ロンドン市のダウンタウンにある少しオシャレ系のレストランアロマ さんです。 正確にはAroma Mediteranean Restaurant & Cooking Studioっていうらしいんですけど、どうも料理学校も併設されているらしいですね。

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場所はRichmond StreetPiccadilly Streetの交差点です。 一応、地中海料理ってのが売りらしいですが、地中海料理っていったい何なんでしょう?

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一見すると中の様子がよく分からないのですが、実はメインフロアが半地下になっているんですね。 店内には緑がふんだんに取り入れてあって、リゾートっぽい良い雰囲気です。

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今気が付きましたが、写真の横っちょにトロンボーンが写っていますね。 ライブ演奏なんかもやるんでしょうか。

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料理の写真は撮り忘れてしまいましたが、内容はフレンチ系。 ちょっとヌーベル系の新しい感覚のメニューだったと思います。 ロンドン市在住中は結局この夜一回しか行くことができませんでしたけど、もう一度行ってみたいロンドンのお店の一つです

Aroma Restaurant
215 Piccadilly St
London, ON N6A 1S2

519-435-0616


Fu Kee 富記粥麺の中華食堂

2008-08-19 23:19:20 | グルメ情報

オンタリオ州ロンドン市を東西に斜めに横切るHamilton Road沿いにあるこの中華レストランFu Kee富記粥麺 さんは、知る人ぞ知る中華の名店です。 見かけは少々うらぶれ系。 実際のお店も本当にうらぶれ系なのですが、料理が妙に美味しい。

ロンドン野郎はいつもの通勤路沿いだったので、ときたま持ち帰りで寄ってみたのですが、ある日たまたまレストランの席で酢豚を注文してみたら、注文してから材料を買いに行くという信じられない状況でかなり心配になりました。 そんなんで料理が出てくるまでに恐ろしく時間がかかったのですが、食べてみたらびっくりするくらい美味しかったんです。 他のメニューも明らかに水準を超えています。

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ちょっと不思議なおばさんが一人で仕切っていて、見るからに怪しさいっぱいなのですが、香港出身のご主人の作る広東料理は本格的。 ロンドン市で最高の中華料理という評価もあるくらいなんです。 でも、ひとつだけご注意を。 冬場はフロアが異常に寒いので、是非厚着をして出かけて下さいね。

Fu Kee Chinese Cuisine 富記粥麺
601 Hamilton Road
London, ON N5Z 1S8