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会社にケンカを売った社員たち~リーガル・リテラシー~

人気メルマガ『会社にケンカを売った社員たち』の公式ブログ。会社と社員のWin-Winな関係作りの答えが満載。

3万人以上の社員の意見を聞く目安箱!?本当に聞く気あるのかな?

2005年07月17日 14時56分24秒 | 隣の会社でおきた事件
JR西日本が社員から社長への目安箱を作った。
社内の所定の書式で提出をさせ
職場長が取りまとめ社長へ随時報告されるものだという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050717-00000013-san-bus_all
なぜ
アナログな方法なのか、大きな疑問を感じる。
職場の改善、特に大きな事故を招いた後だけに「うみ」は大量にあるであろう。そしてその意見を職場長が「フィルタリング」する。
3万人以上の社員を抱えるJR西の重大事故を引き起こした会社の現場の問題点をすべて社長が見ること自体無理だとおもうのだが。
この制度そのものが、社員のためにあるのではなく、社会への体質改善へのアピールとしか思えない。(TK)
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やっと辞退した

2005年05月07日 22時51分32秒 | 隣の会社でおきた事件

JR西日本の会長が遂に経団連副会長を辞退しました。>>>

事故発生から決定まで、ずいぶんと時間がかかりますね。
マスコミは、個々の社員の行動を面白おかしくたたくのではなく、もっと本質を報道してほしいものです。これは事件であり、興味本位の報道であってはならないのですから。
マスコミが副会長就任予定を非難し続ければ、関西経団連から断ってくるはず。
報道機関はぜんぜん報道していませんが、災害時の報道のあり方、ヘリコプターを使った報道について救助の邪魔になっていることをたくさんの人が指摘しています。
その中でジャーナリストとしての本質をついた視点でのすばらしいブログがここ>>>


これからは
JRの事故から離れ、労務屋の視点から、本来の目的の隣の会社で起きている3面記事探してきます

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JR西日本の恐怖経営

2005年05月06日 09時47分48秒 | 隣の会社でおきた事件
尼崎の電車脱線事故により、JR西日本の企業体質が問題となっています。
労務屋の視点から、企業体質を物語る過去の自殺事件を2つ。
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1.JR西運転士自殺:父親の損害賠償請求を棄却--大阪地裁 /大阪
JR西日本の運転士だった長男(当時44歳)が自殺したのは、いじめに等しい社員教育が原因だとして、父親が同社と上司3人に計1億1000万円の損害賠償を求めた訴訟で、大阪地裁(二本松利忠裁判長)は21日、請求を棄却した。
 判決によると、長男は01年8月31日に京都駅の出発時刻が所定より約1分遅れたため、「日勤教育」と呼ばれる研修を受講。同年9月6日に自宅で自殺した。父親は「自殺は上司から暴言を浴びるなどし、うつ状態になったため」と主張したが、二本松裁判長は「日勤教育は3日間に過ぎなかった」などと退けた。
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2.人身事故後に運転士自殺 労働基準監督署が労災認定 JR西日本の対応
兵庫県明石市内で快速電車を運転中に線路内の女性をはね、その後自殺したJR西日本の運転士(当時54歳)について、大阪・茨木労働基準監督署が労災認定していたことが11日、分かった。人身事故へのショックに加え、JR側の運転士への事故後のフォローが十分でなかったことが重なって自殺につながったと判断した。
 JRなどによると、事故は00年3月18日未明に発生。同日朝、線路脇で女性の遺体が見つかり、車体に付いていた痕跡から同運転士の快速がはねたと判明した。運転士は同20日に兵庫県警の事情聴取を受ける予定だったが出頭せず、21日、首つり自殺しているのが見つかった。
 遺族側は「上司から(はねたのを)気づかないはずはないと追及されたことなども一因」として01年12月、労災を申請。同署は今年2月、JR側の対応も含め総合的な評価の結果、業務に起因する自殺と認定した。
◆JR西日本広報室の話 労災適用と企業責任は別次元の問題。叱責(しっせき)した事実はなく、事故と自殺の因果関係ははっきりしない。

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人が死んでもなんとも思わないとはまさにこのこと。
いくら社員数が多いからといって、同じ原因で社員が自殺をすれば何らかの見直しをするものです。
鉄道業界という公共性の高い企業の
「何があったもつぶれない!」という慢心が
業務の改善なのどの働きやすさがサービスの向上につながるという考えを欠落させているのかもしれません。
それにしても
JR西日本の会長は関西経団連の副会長に本当になるのですかね。
事故現場に居合わせても出勤を命じたり、事故当日にボーリングしたりする体質は、実はこの会長の行動とまったく同じだと思います。
トップがこれでは以下社員も同じ思考回路で同じ行動しますよ。(TK)

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