ろくでなし啄木1/8 18時～ 東京芸術劇場
作・演出… 三谷幸喜
出演… 藤原竜也 、 中村勘太郎 with 吹石一恵
昨日は、小栗君、今日は藤原君と今をときめくイケメン観劇週間
という、わけでもないのですが、今日は藤原君のろくでなし啄木を見てきました。
会場のマナーの案内は三谷さんと、この劇場の芸術監督の野田さんのトーク。
これも笑えるので、開演前に聞けるところで楽しんでくださいね。
三谷さんの作品なので、かなり楽しいし、舞台の手法が結構凝っていて楽しいです。
藤原くんが、啄木。勘太郎さんがテツ、吹石さんがトミ。
啄木の記念碑か何かのイベントで昔彼（啄木）に翻弄されたトミとテツ。
二人の前から突然消えてしまったそのことを、トミの立場から、そしてテツの立場から
最後に啄木の立場から見た様子が描かれます。
そこは、ひなびた仙台のほうの温泉宿
なので、同じシーンが3回も出てくるような感じ。
勘太郎さんは、本当に芸達者で、お調子者の感じが歌舞伎で培った演技で見事にあらわれていました。
お父様に声が似ているような。。。
藤原君頭が良くて、ずるがしこいけど憎めない啄木の役を見事に演じてました。
若いからといって、寝ていてすぐに手をつかずに起き上がるところなんかやっぱり若い！！
吹石さんは初めてでしたが、そんな二人に助けられながらうまくトミを演じていたように思います。
この作品を見てから啄木の本を読んだりするとイメージ変わるんでしょうね。
ローマ字の日記も興味が出てきました。
三谷さんのエッセンスがきいて楽しい作品です。ぜひ、みてくださいね！
