蜜蜂と遠雷
2021年3月28日 14時~ KAAT
【原作・作詞】恩田陸
(直木賞・本屋大賞受賞「蜜蜂と遠雷」幻冬舎文庫)
【音楽監督】千住 明
【出演】 中山優馬
ヒグチアイ 奥村颯太(関西ジャニーズJr.) 大東立樹(ジャニーズJr.)
パーマ大佐 黒田こらん 木村優一
冨岡弘 石井智也 優志 小坂正道 柳橋さやか 城あすか
湖月わたる
池畑慎之介
【指揮】千住明
【ピアノ演奏】川田健太郎
【管弦楽】Grand Philharmonic TOKYO
【脚本・演出】モトイキシゲキ 藤澤浩一
【企画協力】幻冬舎
魔女の宅急便を観る予定で開けていたのですが、チケット入手できないとあきらめて、さやかちゃんも出演しているこちらを観てきました。友達から、良い話だよということも聞いていたので気になっていました。
観ていて思ったのは、ストーリーが「ピアノの森」に似てたってこと。ピアノの森はNHKで観ただけですが。話は似ていましたが楽しめました。
というか、この作品めちゃ豪華なんです。フルオケがバックにいて、さらに指揮者が千住さん、ピアノ演奏がプロ。
しかも、決勝戦は4名中2名の分を一人でフルオケバックに弾いちゃうのがすごいです。
4名のピアニストは、年齢的にも最後の挑戦の彼(パーマ大佐)ホフマンに見いだされて恵まれた環境ではなくピアノを習っていない風間(優馬君)
昔ピアノをやっていたが、母の死で遠ざかっていたアヤ(ヒグチ)、天才のマサル(奥村)。
パーマ大佐と、ヒグチアイさん、さらに優馬君も生でピアノ弾いていました。
さらに、指揮者の千住さんは決勝戦前の音合わせで結構セリフもあるんですよ。役者ではないのですが、なかなか頑張っていてそれがキュート!
ヒグチアイさんは、はじめましての方でしたが、弾き語りをされているとのことで、ピアノもなかなかでした。
ただ、歌やセリフはこれからかな・・・。
天才役のピアニスト役の奥村颯太くんもはじめましてでしたが、ちっちゃくって加藤諒くんみたい。彼もこれからかな?
ジャニーズだそうですが、最近もうジュニアはわからなくなってました。
大東くんは主催者の知り合いのお子さんで、農業をしながらシンフォニーを書くことを夢見ていたお父さんの子でコンクールを見て音楽を目指そうとする学生役。
パーマ大佐も、芸でピアノ弾かれてたけどこれがこちらに役立っているんですね。
そうそう、木村優一という方もコンクールの主催側で登場するのですが、この方も、米良さんなみの高音ですごいです。
さらっと歌っているのが、もう女性のよう。湖月さんのほうが声低いよなぁなんて思いながら感動しました。
しゃべる声が高い訳ではないのに、歌うとすごいんです。
さやかちゃんは、パーマ大佐の後輩で記者役で重くなりがちな舞台に笑いを入れてくれてオアシスのような役でした。
フルオケで千住さんの指揮に、豪華な出演者で見ごたえありました。
でも、やっぱりKAATは遠い・・・><