今 日 の 出 来 事

今日あった出来事、感じた事を綴ります…

心霊スポット有名物件

2018年04月19日 | 日記
朝、まさかの腰痛勃発で今日の予定が頓挫してしまった。痛みで背筋が伸ばせないので終日リハビリの一日になりそうだ。
結局買い物で外出するのは明日に回して足腰を休める事にした。
ヒキコモリで静養した結果、夜にはだいぶ快復したので気晴らしに散歩しようとようやく外に出る。せっかくだからと給油ついでに車を出して軽く街中ドライブに切り替えた。

チョイ乗りには丁度いい距離感の所に「打越橋」という名前の橋が架かっている。これが意外と名の知れた心霊スポット物件なのだ。普段は用事等で何度かこの界隈を通っていたが、心霊スポットという目線で訪れるのは初めてだろう。もう夜も遅いので人や車の往来も疎らだ。特にライトアップなんかしてないのでその存在は不気味に闇に溶け込んでいた。

かつてこのエリアに交通手段を確保するために丘を切り崩して横浜市電を通したが、切通しで上の道路が分断されたために架けられたのがこの打越橋である。1928年竣功と歴史は古く市の歴史的建造物に認定され、神奈川の橋100選にも選ばれた由緒ある土木遺産なのだ。

その反面飛び降り自殺が後を絶たない自殺の名所としても知られているのだ。そんな背景から「最凶の心霊スポット」という有り難くない肩書までついてしまったようで、見える方にはホントに見えてしまうらしい。

丘の上に出て橋を渡ってみた。かなりの高低差があり、落ちたら痛いだろうなぁと足が竦んでしまう高さである。昔は設置されていなかった自殺防止フェンスが欄干に設けられていて、その異様な光景に自殺名所がネタではないぞという痛烈なアピールに戦慄を覚える。
起伏の激しい土地柄というのもあるが、本来の架橋のきっかけとなった市電は1971年に廃止されてバス路線に切り替わり、住宅街にしてはミスマッチともいえる存在感のこの橋だけが独り歩きしている感がある。

防止フェンスの隙間から手を出してデジカメで撮ってみた。遠くにランドマークが見えるイイ景色なのだが、真下を見るとホントに怖い。高さは約13mあるそうだ。
橋の欄干の中央に古めかしい金属プレートがあった。橋の銘板かと思ったら何やら文章が刻まれている。
『すべての重荷を負うて 苦労している者は わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。イエス・キリストは云われた』
わたしのもとって何処よ?

全く持って謎だ。怖いと言ったらこっちのプレートの方かもしれない。この場所に掲げる意味は何だろうか。まさか自殺者はこのプレートに導かれて・・・なんて連想するとゾッとする。
という事で謎に包まれたまま帰宅してデジカメをチェックしたが、特に怪しいモノは写っていなかった。
コメント (2)
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