今 日 の 出 来 事

今日あった出来事、感じた事を綴ります…

アスワン大移動

2006年04月10日 | 旅行・レジャー・ドライブ
エジプトは連日気温30度で、朝晩は少々肌寒い。滞在3日目ともなると、身体もそんな気候に慣れてきたようだ。なにより有難いのは、日本のジメッとした暑さと違って、カラッとしているため殆ど汗をかかないで済む事だ。さすがに王家の谷では汗をかいたけど・・・。早朝、姿見に映してボーッと物思いに耽る…
「焼けたなぁ…」日サロ通いのせいもあるけど、これは紛れもなく「王家の谷焼け」だ。だけど、汗をかかない分、ギッシュになって何気にキモイ(笑)

さて、今日のスケジュールはよりハードになって、起床が5時で朝食が5時半!昨日と同じく朝食バイキングで快調なスタートだ!
いよいよこのリゾート・ホテル「ソフィテル」ともお別れ、熱かったルクソールともお別れである。
一行が出揃って6時半、ホテルを後にした。これからアスワン方面に向けて南下、長距離大移動である。

エジプトでは、観光バスが長距離移動する際は、コンヴォイ(車列)を組んで各車両に武装警官が同乗するという決まりになっている。テロ対策のために義務付けているそうだが、塊だと返って狙われやすいんじゃないかねぇ?…
コンヴォイ運行時間はツアー会社に関係なく、警察の定めた運行規定に準拠する。出発時間が早かったのはそのためだったのだ。
各ホテルからの観光バスが警察に集結するのに時間を食ったが、安全のためだから仕方ない…。

10台近くは集結しただろうか? 動き出したコンヴォイはかなりのスピードで単調な道を突っ走る。
朝9時頃、エドフという町に到着。ここでちょっと寄り道をしてホルス神殿を見学。数あるエジプト遺跡の中で、最も保存状態が良い遺跡とされる。高さ40m近い巨大な塔門に、プトレマイオス王朝の見事なレリーフが非常に美しい。中でもホルス神の石像が何とも可愛らしく、記念撮影の的に賑わいを見せていた。



10時半頃、現地を出発。
エジプトでは、蛇口の水はアブナイので、道中行く先々でミネラル・ウォーターを買わなければならない。うっかり買い忘れたりすると後が大変!喉がカラカラに渇き、疲労度も倍増してしまう。ホテルや商店などで売られている水でよく見かけるのが、バラカという名の水で、エヴィアンに似たような味。僕にはちょっと苦手だった。一方ダサニはヴォルヴィックに似て、喉越しは良いのだが、これがあまり見かけない。だからついついラージサイズのペットボトルを買うハメになるのだが、これが結構荷物になって厄介だ。
11時過ぎ、コム・オンボという町に入る。ここでも見学タイム。コム・オンボ神殿を少々足早に見て周った。これもプトレマイオス王朝期のものだが、他の遺跡と違う点は、二神を同時に祀るため、遺跡全体が二重構造をしているのだ。



バスはコンヴォイが解除され、14時過ぎにやっとアスワンの町に入った。
今日の昼食はナイルの島にあるレストランだ。入口から玄関までのアプローチが船での移動という、ちょっとオシャレなスタイル。ここのモロヘイヤ・スープが事の外美味だった。
一行は陸に上がり、アスワン最初の観光地へ。広大な石切り場で、ここには古代の切りかけのオベリスクがそのまんま残されている。しかしここ、ただの石切り場なのに、セキュリティが厳重なのにはウケた(笑)入口で荷物検査に金属探知機で身体チェックがあるし、敷地内のあちこちに警官が立って監視してる…何だかよくわからんな?
続いて、ナイルを遡り、アスワン旧ダムを経て、有名なアスワン・ハイ・ダムを見学。世界一大きい人造湖、ナセル湖を抱える巨大さにしばし圧倒。視界に全部納まらない程だった。
帰り際に手作りガラス瓶と香水調合の店に案内された。あんまり興味ナイのでここはスルー…



18時前、今晩の宿となるイシス・アイランド・ホテルに到着。これも、ナイルに浮かぶ島全体がホテルという洒落た構造。勿論アプローチは送迎船だ。しかしここでスグに部屋に入る事なく、トンボ返りにレストランへ出向いた。しかしまあ忙しないツアーだこと(笑)体裁は違えど、ここもバイキングスタイルだ。もう何回バイキングやってんだ?エジプト太りしそうだね(笑)
20時半、渡し船でようやくホテルにチェックイン。ここもかなり洒落た高級ホテルだ。館内を探検したい所だが、明日はもっと大変な事になるため、くつろぐ間もなく21時半に消灯…
コメント
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