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今 日 の 出 来 事

今日あった出来事、感じた事を綴ります…

トリノ・エジプト展

2009年10月01日 | 博物館・美術館
以前から優君と「トリノ・エジプト展」に行こうなんて話していたのだが、スケジュールがなかなか空かず、とうとう今日にズレ込んでしまった。東京での開催は10月4日までなのでギリギリセーフだぜ♪
朝10時に優君と合流していざ上野の東京都美術館へ向かった。
10月1日といえば「都民の日」。給与所得者にはあんまりカンケーないけど、世間様はどうやらお休みのようで、上野駅に降り立った瞬間、その人の多さで実感したのだ。で、嫌~な予感がしたけどやっぱりアタリだった(笑)
東京都美術館に着いた途端、入場券売り場の長~い行列が目に入って軽く引いた…。んでもって展示室入口には更にテンコ盛の大渋滞!4列に並んでも入場待ち15分、いや、見てる間に係員持つ案内プラカードは待ち20分に更新される程の盛況ぶりだった。
しかし我々はとある事情によりVIP待遇なので、入館料1500円はダーターな上に、長蛇の列を尻目に待ち時間0分ですんなりゲートインできたのだ♪



「トリノ・エジプト展」は何かと言うと、イタリアのトリノで1824年に創設された歴史ある「トリノ・エジプト博物館」収蔵品の中から、選りすぐりの119点を全5章の構成で展示公開する、日本では全て初公開という有難~い企画展なのであ~る。
入場待ちの鬼門を難なく突破しても、さすがに展示フロアの人の多さには太刀打ちできなかった。とにかく凄い人人人!なかなか展示物に辿り着けず、まるで人の後頭部を見に来たみたいだ(笑)
展示品のオーラはどれも強力で素晴らしい。よくもこんな綺麗な形で残っていたものだと、毎度ながら感心してしまう。パピルス文書や見事な彫像・石碑、埋葬物や棺桶、ミイラに至るまで、これでもかと楽しませてくれるのだ♪
まぁ詳しくはHPを検索して頂くか、美術館まで足を運んで頂くとして、頂けなかったのはマナーの悪い子供だ!係員も悪戯を堪り兼ねて注意していたが、「こんな所にエジプトに興味もねぇガキ連れて来んなよ!」と2人してボヤく始末だった(苦)
仕上げに豪華な装丁の公式図録(2300円)を購入して無事撤収となった。

今日はうす曇で少々涼しい陽気だったけど、美術館を出る頃には陽も差して汗ばむ陽気になっていた。さて、少し遅めの昼食を摂るためアメ横に移動、いつものマイウ~なハンバーグ専門店に入って、ダブルハンバーグのライス大盛で空腹を満たしたのだった。



本日のお次の目的は優君の市場調査のお付き合いだ。先日コンチョを買った「Albuquerque」で心行くまでウォーレットを品定めした。店長さんが気さくで親切なのでついつい長話で居座ってしまったが、思わぬ発見があったりして結構楽しいお買い物TIMEだった。ここではレザーのケアにMustang Pasteを購入。100mlで2980円と結構イイ値段だけど、実に有意義で価値ある買い物が出来てご満悦だったなり♪
仕上げに、毎度定番のカットフルーツをオカワリして上野を後にした。

池袋に戻り、Loftや東急ハンズを覗いたが、其々お目当てのブツにはタメ息をついただけの冷やかしに終わった。いやいや、我慢する事もたまには必要だね(笑)
本日の締めに「珈琲茶房」で一服、色々ネタで談笑して無事解散となった。
優君お疲れ様でした!



という事で、今日はほぼ一日立ちっ放し(勃起ではない)だったので、アラフィフにはかなり悲鳴だったけど、エジプト文化とインディアン文化に触れる事が出来て実に有意義過ぎる一日だった♪
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上野の美術館へ…

2009年07月03日 | 博物館・美術館
連日溜まった疲れが身体から抜けきれないまんま、昨晩はパソコンに向かったまま気絶していたらしい…。
今朝、起床というより蘇生って感じでヌボーッと蠢きだした。
トーストを焼いて1斤消化し、何だか気がついたら山手線に乗って、上野の駅に降り立っていた。
東京都美術館で開催されている「日本の美術館名品展」を見ようかどうしようか迷っていたが、結局来ちゃった♪
梅雨の真っ只中で、このところグズついた天気が続いているが、今日は今のところ傘の出番は無さそうだ。若干湿度はあるけど、涼しくて心地よい。

まぁ、そんな凌ぎ易い天気なのか、東京都美術館は平日にも関わらずケッコウな人出で入場整理をするほど賑わっていた。会期が今月5日までなので駆け込み需要ってのもあるようで…。
「日本の美術館名品展」…要するに、日本各地の美術館に収蔵されているご自慢のお宝をいっぺんに集めてご覧に入れます!みたいな企画展なのだ♪
内容はホント素晴らしい。ミレーやピカソ、モネなどのビッグネームから、知らない作品でも教科書やカレンダー等どっかで見た事がある絵画・彫刻など、フロア3階分所狭しと展示されていた。
新旧和洋、中世の絵画から日本画の掛け軸に至るまで種々雑多、220点の作品をたっぷり堪能できて、入館料1400円(一般)はある意味オトクだと感じた。



詳しい作品の感想をココでダラダラ綴るのは、面倒臭いしシラケる(笑)ので控えるが、横山大観、棟方志功、東郷青児などの大御所のホンモノが間近でガン見できたのはゴイスーな事なのであった♪
散々見に行ってる山梨県立美術館蔵のミレー作「種をまく人」や「落穂拾い」等のメインディッシュが拝めなかったのはチト残念だったが、充分目の保養になったのは確かである。
しかし目の保養は出来ても、身体の保養はちっとも出来てないので、その後のアメ横徘徊は次回延期って事にして、美術館を後に早々上野から撤収…。
池袋でいつもの伯爵に入り、コーヒーブレイクして帰ったとさ…

夜、久々にカレーが食いたくなったので、光熱費を払いついでにCoCo壱番屋へ行った。またいつものようにライス600コース秒殺…。こーゆー便利な店を近くで見っけちゃうからイカンのよ(苦)
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忘れえぬロシア

2009年04月19日 | 博物館・美術館
今日は休みだから、思いっきり寝たいだけ寝た。まあ昨晩夜更かししたって事もあるけど…。
午後、電車に乗って久しぶりに渋谷へ移動した。数年ぶりに降り立った駅前、しかも日曜日の昼間のその光景は予想以上に活気に溢れていて、アラフィフには少々息切れするのであった(笑)
以前、西さんから「美術館展の招待券が手に入ったから行かないか?」とお誘いがあって、今日やっとスケジュールを合わせて実現となった次第だ。もうタダガン見できるなんてホント嬉しい限りなのである♪

という事で、今bunkamuraで開催されている「国立トレチャコフ美術館展~忘れえぬロシア~」をじっくり堪能したのだ。
そういえば遠い昔、「トレチャコフ・プーシキン美術館展」が開催されたのを記憶しているが、今回はトレチャコフのみの単館展示会って形だ。正直言ってロシアの画家は馴染みが薄く、ロシアの作品に触れるのはロシア・アヴァンギャルドのステンベルク兄弟以来で、レーピンやニコ・ピロスマニぐらいしか知らない自分は、期待と好奇心でチン…じゃない胸が膨らんだのだった。

展示フロアは日曜日にしてはかなり空いている方だった。とにかく作品一点一点が強烈なインパクトで迫ってくる。これでもかってぐらい写実的なリアリズムは、2~3m離れて鑑賞するとカラー写真と間違えてしまうほど素晴らしい。
「こんな絵が描けたらイイだろうなぁ…」と、お互い同じ事を呟いて撤収…

事前に別件で動いていたうるちんが我々と合流する事になったので、一足先に西さんが美術鑑賞を切り上げて彼と合流したのだが、自分は気づかずすっかりロシア画壇に酔いしれていた(笑)…誠にすいまめ~ん(汗)
しかし、展示フロア全体がケータイ圏外になっていて使用できなくしてるのはヌカリないな…と思った。多分どこかに強力なジャマーを設置しているに違いない。

そんな訳で、表通りに待機していたうるちんカーに遅れて搭乗して、派手ケバてんこ盛りの渋谷雑踏を後にした。
明治通りは何故か予想以上に空いていて、新宿近辺で滞った以外はラクに移動できた。
で、目的地のファミレスはパーキング満車で長蛇の列でやがる…。日曜日の車稼動はこういうリスクがあるから嫌なんだよねぇ…。その後車は若干迷走したが、なんとかDenny'sに腰を下ろす事ができた。
軽くランチをを取りながら、○○話や××話で夕方まで抱腹絶倒の懇談会となった。しかし彼の45バズーカにはホント!クリビツテンギョーだったね…

うるちんに池袋まで送ってもらって(感謝至極)彼とは流れ解散、その後西さんとはまだ話足りないので、いつも行きつけの茶店に入って懇談会第2ラウンドとなった…。西さん今日はケッコウな文化ネタを誠に有難うございました。うるちんも来てくれて久々楽しかった。例のデカ筒は正直自分もスイッチ入りそうで恐い(笑)

帰宅後しぽぽと電話会談した。エスカーダの絶版トロピカルパンチの件で情報交換したけど、この件はコチラでばっちりサポしてるので問題ナシだぜ♪
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平城京に思いを寄せる

2009年04月07日 | 博物館・美術館
よく晴れた桜満開の今日、朝9時から優君と待ち合わせて、上野の東京国立博物館へ行った。
3月31日から、ココの平成館で開催されている、「興福寺創建1300年記念・国宝・阿修羅展」を拝観したのだ。

事前にHPで博物館の混雑状況をチェックしていたので、現場では然程クリビツもせず20分ほどで入館できたが、それでも予想を上回る見物客の多さに、辟易と共に人気の高さをヒシヒシと感じたのであった。まあその前に満開の上野公園は、花見客でゴッタ返して物凄い事になってたけど(笑)…

切手の図案や教科書など、何処かで必ず見たであろう、あの腕がいっぱいあって顔が3つある粋な奴、国宝・阿修羅像の実物とご対面できるとあっては、期待で胸も下天狗も膨らむッてモンだ。公開は、奈良興福寺の創建当時、中金堂の再建にまつわる貴重な国宝・重要文化財が3部構成で展示され、実に内容の濃い素晴らしい展示会だった。

第1章・興福寺創建と中金堂鎮壇具
鎮壇具(ちんだんぐ)とは、地鎮等の法会で伽藍や須弥壇の地下に埋めた武具や器の事。どれも小振りな展示物で、銀器や鏡、小さい物では直径数ミリの水晶玉に至るまで全て国宝ってのが凄い!8世紀の遺物が、それもこんなに小っちゃい物がキレイな形で残っているっていうのは、ある意味圧巻である。でも展示物が細か過ぎて少々退屈かな(笑)…まあこのブースはお通しって所だろうか…

第2章・国宝阿修羅とその世界
いよいよメインディッシュの阿修羅像とご対面だ。とその前に八部衆像と十大弟子像がずらりと並ぶ展示室にまず圧倒される。どの立像も個性豊かな表情をしていて実に面白い。空想の像だったり、どっかで見かけそうな面立ちだったり…。畢婆迦羅立像…会社にこんなヤツいたな(笑)。迦楼羅立像…お馴染み、頭部が鳥のインド神。この造形美は素晴らしい。鳩槃荼立像…なんかビヨンセの物まねするヤツに似ている(笑)。あまりふざけた短感してるとバチが当たりそうなので次の展示室へ…。
いよいよ阿修羅像が眼前に!…しかしココに来るまで展示フロアは人でゴッタ返し、展示物より前の人の後頭部を拝観しに来てるような有様だった。そしてメインの阿修羅像は更に大勢の見物客で取り囲まれて慢性渋滞を起こしていた。
あれれ!?阿修羅像、思ったより小さいぞ!恐らく自分の背丈より低い。もっと3mぐらいある巨像だと思い込んでいたから、些か拍子抜けしてしまったが、目前の像は本物のオーラをブッ放してとても大きく感じた。展示は像をぐるりと360度見れるように配置されていて、今までに見た事がない裏側もジックリ拝観できたのは凄い収穫だったと思う。

第3章・中金堂再建と仏像
ここの展示フロアには国宝はなく全て重文だが、四天王や薬王菩薩立像など、躍動的な立像のオンパレードで見応えタップリである。
最後に大スクリーンでCGのバーチャル映像を上映していたが、ここも黒山の人だかりで落ち着いて鑑賞できなかった…
とにかく人気の高さはハンパないね。平日からしてこんな有様だから、これが土日だったらどんな惨状になるだろう???
仕上げにスーヴェニアショップで公式図録を買って、本日のスケジュール終了!
出口から外に出た途端唖然とした。入口にはこれから拝観する長蛇の列が!ウチらが並んだ列の長さの4倍ぐらいに伸びていたぞ!
故に、行くなら午前中早めに行った方が良いね。ちなみに本展は6月7日まで公開しているので、感心を持たれた方は是非足を運んで下さいまし!(※なお、展示物の中で、畢婆迦羅立像等3体の立像は4月19日までの公開なので注意)

折角だから、モーレツに桜が満開する中を人ゴミに混ざってプチ花見をしつつ、アメ横に向かった。お昼にロータリーシースーを所望、皿の数を気にしながら舌鼓を打ち、その後デザートにアメ横名物のカットフルーツを堪能した。優君の用事でドコモショップに立ち寄り、いつものミリタリーショップで消耗品を購入。いい加減歩き回って疲れたので、喫茶店で喉を潤した。この後はコレといって用事もないので、池袋に戻り、家電量販店で買物に付き合い、ついでにもうじき無くなってしまう池袋三越も寄ってみた。全フロアで4月27日まで「閉店セール」をやっていて、全館閉店は5月6日だそうだ。ここも特に用がナイので冷やかしどまり(笑)
その後はまたまたフラフラ~ッと東急ハンズを冷やかした。いつも行動パターンがマンネリなので、そろそろ何か開拓しなければね(笑)
仕上げにタカセの甘味で疲れを癒し、本日の活動コレにて終了!
いやいや実に有意義な一日だった。お疲れ様でした!
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平城に想いを寄せて…

2008年04月29日 | 博物館・美術館
今日は休みなので、家で寝てようかと思ったが、TVでやってた薬師寺の事が気になって仕方ないので家を出る事にした。元ボクサーの事ではなく、奈良の薬師寺の事である(笑)

午前中に支度して上野に向かった。
今、上野公園の東京国立博物館で開催されている平城遷都1300年記念・国宝薬師寺展てヤツだ! みうらじゅん氏ほどではないが、仏教美術に軽く萌え~な自分としては、やはり日本仏教彫刻の最高傑作と聞いては黙ってスルー出来ないのだ。何たって世界遺産である!
ハイライトの国宝「日光・月光菩薩立像」を是非目撃せんと意気揚々上野の公園口に降り立った。…が、世間はゴールデンウークだった…。何だこの人の数は!

先が思いやられる…と思ったが、案の定博物館も凄い客足!…読みが甘かった。もっと空いてると思っていたのに。入口で入館券1500円を払って中に入ったら、会場の平成館の前には既に物凄い長蛇の列!
列の最後尾に係員が「入館まで60分待ち」と書かれたプラカードを持って立っていた(笑)
こんなに人気あったとは…ここで初めて後悔(笑)。この薬師寺展は6月8日までやってるんだから、何も焦らず空いてる平日に来ればよかったな…

来場者数が凄まじいので入場制限をしているからこんなに待たされるらしい。やっとの思いで入館したが、思惑通り館内も凄い人・人・人!…落ち着いて鑑賞できやしない(笑)
しかし普段見る事ができない至宝の数々が、電車に乗って見に行けるのだから有難い。
一番の見所「日光・月光菩薩」は圧巻だった。通常は光背があって絶対見る事が出来ない立像の背面も見る事ができるように展示されているので、360度ぐるぐる回ってジックリ脳裏に焼き付けてきた。当然写真撮影禁止だからね…。立像は思ったよりデカくて迫力あったぞ!
この国宝立像が薬師寺金堂から外に出たのは今回が初めてだそうで、巡回展ではないのでこの展示会期が終わったら、もう見るチャンスは無いと思う。なので、興味ある方は是非この機会に行ってみる事を強くオススメするのだ!

そういえば今朝、ヨチから「会おう」と連絡があったので、博物館を切り上げつつ連絡をとって一旦帰宅した。
再度時間を取って、夕方ヨチの家にお邪魔したら、居た居た!初お披露目の新家族アルバちゃん(赤ちゃんダックス)だ。まだ人慣れしてないのであんまり懐いてくれない。ヨチの後ばかり短足でヒョコヒョコついて回ってる(笑)タレ君も一緒になってはしゃいでいた。
しばらくして奥から瑞樹ちゃんがモソモソッと起きてきたので、ちょっとまったりした後4人で久々ドンキに行った。買い物を済ませ、施設内の定食屋で夕飯を取って軽く伊豆の話なんかをした…。
その後予定していたカラオケは時間がないとの理由で、次回延期って事になった。まあタレ君の事もあるし今日は早めに解散だ。で、その後今度は雄太君の家にお邪魔した。彼がちょうど仕事に出かける所でゆっくりできなかったのでちと残念だった。



て事で、今日の出来事・後半はヨチん家のパソコンを借りて打ってます(笑)
人ン家で日記更新したのは初めてだなぁ~。今後ろでヨチがアルバとじゃれあってる(笑)

という訳で、今日は滅多に拝めない国宝の菩薩を前に心身共に洗われるようなアカデミックな時間を過ごしたが、後半はナマ菩薩だったので、なんか現実に引きずり下ろされちゃった気がした一日であった(笑)
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鉄道博物館に行く

2007年10月17日 | 博物館・美術館
亀田語では散髪の事を切腹と言うらしい?(笑)…謝罪会見なのに無言かよ?
まあそれはいいとして、今日はこないだ14日にオープンした大宮の鉄道博物館を覗きに行ったのだ。

大宮から埼玉新都市交通ニューシャトルに乗り換えて一駅とアクセスは良い。実際ニューシャトルという乗り物には初めて乗るのだが、鉄道ではなくゴムタイヤで走る連結バスみたいなヤツだった。区間案内を見てると、聞いた事もない駅名ばかりなので、ぶらり旅なんかしたら面白いかもしれない…。という事で最寄駅「大成」は開館と同時に「鉄道博物館駅」と改名され、駅施設も近未来風なデザインになって博物館と直結していた。
今日は平日なので、押すな押すなの大混雑ではなくて助かったのだが、それでも結構家族連れで賑わっていた。

入館にはSuicaみたいなカードを1000円で購入し、改札みたいな所でタッチして中に入るという凝ったシステム。
中はとにかく広い。まず吹き抜けの1階ヒストリーゾーンには、所狭しと往年活躍した在来線の名車の実物がズラリと展示されていて、鉄ちゃんならずとも圧巻の光景だった。展示された車両は御料車などの一部を除き、内部に入る事ができるのだが、俺が入った時は家族連れで占領されていてじっくり観察できなかった。中には駅弁を買ってきて、車内で雰囲気作って盛り上がってる客もいた。

吹き抜けの2階に上がると全長75mの「鉄道歴史年表」がある。これは日本の鉄道の歴史を写真や模型・実物の展示物で紹介したコーナーで、これは分かり易くて結構楽しかった。なんかこうしてダラダラ見てるうち、館内の人員がどんどん増えてきてるような気がする(笑)
さて、日本最大の鉄道模型ジオラマってどんなもんかと思って行ってみたら入り口は長蛇の列…。んもう面倒臭いからスルーだ(笑)
続いて鉄道シミュレータ。これも人気あって何分待ちだろう?…よってスルー。鉄道の仕組みなどを体験学習できるラーニングホールにも行ってみたが、ここはガキに占領されてたんでスルー。外にある「ミニ運転列車」は実際に小さい電車を運転できるアトラクションで、一番人気を予想したら見事的中(笑)。凄い列が出来ていたので当然スルー…。

そろそろ小腹も空いてきたので、中にあるレストラン日本食堂に行ったが、ナントここも長蛇の列だ(苦)
楽しみにしていたけど、待つのもウザいので次の「コレクションゾーン」に行ってみた。
ここは恐らく、かつて神田の交通博物館で展示されていた数々の展示物を公開している室だね。暫く眺めていて思ったのだが、ここの展示物の陳列の仕方、もうちょっと何とかならないもんだろうか? 「場所ないからココに放り込んどきました」的な雰囲気が漂う。こんだけ館内広いんだから、もっと広いスペースでゆっくり観察できるような気配りが欲しいものだ。
「交通博物館が復活した!」って観点で、昔を懐かしんで見に来る客は決して少なくない筈だ。
入り口の銘版に「是非見ていただきたいコレクション…云々」と書いてあったが、ならもっと展示の仕方を工夫すべきである。
この「コレクションゾーン」は俺的には大いに改善の余地アリという判断をさせて頂く。
で、隣の企画展では『新幹線の挑戦~より速く、より快適に~』なんてのをやっていた。新幹線の歴史・未来、技術開発の事を写真や資料、映像で紹介していたが、ここは写真ビデオ撮影禁止ってのがイマイチ分からない。何か知られちゃマズイ内容でもあるんだろうか?

とまあ駆け足で混雑を避けて見学してきたが、総評は「結構楽しめるからいいんじゃないの」である(笑)…まあ損はないって所かな…。
去っていった交通博物館と明らかに違う点は、オシャレに垢抜け過ぎちゃってなんか物足りないって所だろうか。なんかあの博物館特有のゴチャゴチャ感というか、奥行きの掴めないミステリアス感がここには無いのである。まあこれは歴史の積み重ねが成せる技なんだろうけど、この鉄道博物館も歴史を重ねてどのように味が出てくるのか見物である。

ところで最近、若い女性にも鉄道オタクが増えているらしいね。それがいいのかどうか知らないけど、デートスポットには最適かも♪
今度ギャル口説いてみっかな(笑)…ねえねえ電車に乗れるよぉ♪…絶対ムリだっつーの(笑)…痴漢の思い出愚痴られるのが関の山でしょ?

シャトルで大宮に戻り、もういい加減腹が唸っているので駅前周辺を徘徊した。無性にラーメンが食いたい。それも行列が出来る流行系のそれじゃなくて、町中の普通の中華料理屋の普通のラーメン…。
10分も歩いたらイイ雰囲気の店があったので、久々に普通のラーメンをじっくり堪能できた。それじゃ足りないので餃子とチャーハンも追加してギザ満足ッス♪♪…しかもお会計1000円チョイってリーズナブル度に「ハジメタワカチャ、ビッキリシタアルヨ~」

と…日記を書き終えた所で日本圧勝♪♪♪エジプト残念だったね。でもなんか複雑…
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見納めの交通博物館

2006年02月09日 | 博物館・美術館
多分御存知の方も多いと思うが、神田に在る交通博物館が移転に伴い、今年の5月で長い歴史に幕を閉じる。
隠れ鉄ちゃんとしては、是非とも「去り行く昭和」をこの目に焼き付けておかねばなるまい!と、今日やっとスケジュールを調整して見学に行った。
元々、神田生まれの私としては、小さい頃ここは聖地みたいな場所だった。三十数年ぶりに訪れる「地元」、親孝行とはおこがましいが、実家から母も呼び寄せ、久しぶりの親子見学となった。
入館からもう童心に還った気分だ♪。さすがに交通の発展と共に展示物も様変わりしたが、館内の雰囲気は昔のままだった。これが無くなってしまうなんて…少々胸が締め付けられながらも、懐かしく館内を見て回った。

この閉館に伴って、もうひとつ目玉がある。旧万世橋駅遺構特別公開だ。
東京からJR中央線に乗った事のある方なら、一度は目にした事があると思うが、神田駅に向かう途中で不自然な盛り土がある。ここが廃駅となった万世橋のホームで、その下の階段や構内の遺構は当時のまま残されているのだ。今回それが特別に一般公開(要予約)されるとあっては、やはり見ておかなくては!と思い、事前に予約を入れておいたのだった。

一旦、普通に交通博物館の切符を買って入館、館内で見学者(1回につき定員20名)を集めて、展示室の隅にある、普通なら見過ごしてしまいそうな「従業員通用口」のドアを開け(なんか導入部からミステリアス!)、いよいよ遺構に入る。暖房の効いた館内からは一転してヒンヤリして薄暗く、空気まで当時のまんまっていう雰囲気だった。
案内スタッフの説明と簡単な映写会をすませ、ホームへの階段を登っていく。どうもここがハイライトらしい、さっきの盛り土のホームで日の目を見るのだが、ちゃんと見学用にアクリルのフードで保護されていた。
見学は20分で終わる簡単なものだったが(呆気ないって感じ)、壁のタイルや構内のレンガ積み…当時の建築様式そのものが全く手付かずで残されているので、とても良い体験をさせてもらった。関心のある方は是非この機会に見ておく事をお勧めします。
特別公開は4月28日までやってるので、またマルベー君誘って行くかな…
見学を終え、昔から馴染みの肉の万世で昼食をとって、母とは解散した。

夕方、渋谷で新アヤと会う。青山の輸入ファニチャーを見に行こうと誘われたので、引越したての私は金もないくせに興味津々飛びついた(笑)
案の定渋滞でスケジュール通りに行かなかったけど、新アヤのガバ開き胸元同様、輸入家具のデザインと価格は非常に目の保養になった。
高そうなデザイン家具が意外と手が届きそうな位安かったり…。これは部屋の模様替えの時の参考にしよう。
暮の喧嘩が嘘のようにレギュラーフォーマットに戻り(笑)、都内ドライブがてらぶらり小石川に立ち寄って、またもや同系列店を…以下同文。
文京グリーンコートなんてショッピングモールがあるなんて今回初めて知ったよ。
やっぱり出不精ヒキコモリは損だな…外に出て見聞広めなきゃ…と思った。
腹も空いたので、同施設内の信州そば屋で喉越しの良い山菜蕎麦を戴く。
新アヤ、キャバクラに来る、ストーカー紛いのしつこい客に目を付けられ、すごいストレスだと終始グチッていた。新アヤも大変だな…客もご苦労なこった(笑)
という訳で、一触即発のブチ切れ(僕が)で自分に辟易する事もなく、凸凹デート(?)は無事終了…

帰宅後、西川さんから入電。これからの予定はどうするか深夜まで話した…

結論出ず…
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ルーヴル美術館展へ…

2005年04月20日 | 博物館・美術館
春に三日の晴れ無しとはよく言ったもので、今日は鬱陶しい雨…。
横浜滞在のもうひとつの目的、「ルーブル美術館展」を鑑賞しに、雨の中横浜美術館を訪れた。
今回は孝行の意味も含めて母親も誘った。母も油絵を趣味としているので喜んでいたようだった。
内容は濃い!広告に出たアングルの「トルコ風呂」を筆頭に19世紀のフランス絵画をたっぷり堪能する事が出来た。
中でも心を奪われたのが、フランソワ・エドゥワール・ピコ作の「アモールとプシュケ」!コレにはやられた(笑)!どうしたらこんなに写実的にしかも繊細に描けるのか!?…しばらくこの絵画の前で足が止まってしまった。
考えたら閉館6時なのに家を出たのが遅かったので、鑑賞も足早に済ませなくてはならなかった。
他にも目を見張る素晴しい初公開作品が、教科書や何処かで一度は目にした事がある作品が、目の前50㎝まで迫ってくる!それも全部本物!(当たり前だけど)
このテの絵画が好きな方には堪らない展覧会なので、是非行ってみて下さい。
ちなみに会期は7月18日までやってるので、もう一度ジックリ鑑賞してみたいと思う。
今日みたいに1時間で全部鑑賞するなんて無理だわ(`Д´)
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