関東地方の一部は午前中からみぞれや雪になってる。
うちの周辺もみぞれ交じりで、予定していたフロント
ブレーキパッド交換が出来ない。
余りにも暇なので小ネタを書いてみるよ。
バイクのドライブスプロケットの交換や周辺の掃除の
時に、スプロケットとドライブシャフトの接合部分を見
る機会があるだろう。
ここが錆びていたり乾いているときは、ちょっとした
手間をかけると「ドライブシャフト」の延命ができる。
この部分にグリスを塗付することでドライブシャフトの
スプライン(溝)の摩耗を軽減できて長寿命になるのだ。
見ての通りドライブシャフトはエンジン内へ繋がってる部
品だから、スプラインが摩耗して要交換になった時には
エンジンを完全分解しないと交換できない。
安いバイク、高価なバイク、希少車でも皆同じで交換工賃
はそれこそ10万円は下らない。
マルチ車だとウン十万円の出費になってしまう。
そんな事にならないために、掃除やスプロケット交換の
の時にはドライブシャフトのスプラインを良く掃除して、
溝の部分に硬めのグリスを塗ってからスプロケットを付ける
事をお勧めしますよん。
極圧用グリスがさらに良い。
俺は粘り気が強いブレーキパッドグリスを愛用している。
詳しい話は「ドライブスプロケット スプライン 摩耗」で
WEB検索すると故障例や整備例が見つかる。
車検整備の追加のお仕事発見。。。(一国オートさんの例)
ドライブスプロケットの摩耗はカバーを外さないと確認でき
ないから忘れがちで、意外と摩耗が進行している箇所なのだ。
スプロケット自体の摩耗確認ついでに周辺の掃除とドライブ
シャフトの掃除・グリスアップをお勧めします。
むしろスプラインの摩耗を促進させてるんじゃないか?と疑っているんですよね…雷太様はどうお考えですか?
回転する場所ですが摺動はしない場所なので、軽い防水作用としもグリス塗付は有効だと思います。
むしろ無塗付で雨水によるサビで金属の地肌が食われる方がイヤと感じています。
メーカーが特にグリス塗付を指定していない事情は、想像ですが寿命設計的に他が先に壊れて乗り変え
るだろうという事でしょうね。
私は暇つぶしで3か月に一回くらいはスプロケカバーを外して周辺を掃除するので、そのついでにスプ
ラインの掃除とグリス塗付をしていますが、特にサビや摩耗は見つかりません。
スプロケ交換時に掃除と防錆油を少し塗る程度でも構わないと思いますよ。
スプロケ交換しない掃除程度なら、スプライン部に極圧・水置換・防錆油を少し吹くだけでも
良いでしょう。
実は昔、ツーリング先でスプライン部摩耗でスプロケットの位置が不安定になって立往生したライダー
に出会った事があるので、それを思いだしてネタにしました。w
あまり神経質にならなくても良さそうですね。幸いAZロングライフの余りがあるので今度清掃ついでに潤滑してみようと思います。