ネタが無い無いと言う割に探せば出てくるから不思議w
YBR125の電装系を一手に引き受ける安全ヒューズの話。
YBRに限らずどんなバイクでもノーマル状態で特になにもしてなければ廃車までヒューズなんか
切れる事はめったにない。
ところが不幸にして切れちゃう場合もあるんだよね。
例えば・・・
・電装系の改造をしようと配線をいじってたら接続を間違えた
・冬に調子に乗って後付グリップヒーターフルパワー+55/60wH4ハロゲンライト+ウィンカー
出しながらブレーキランプ点けて長時間信号待ち+スマホ充電なう!を同時にやる
・単に運悪く切れた
などなどで限界まで電流が流れて切れる場合も考えられる。
そんな時の症状は全ての電球類が点灯せず、セルも回らずエンジンもかからない。
渦電流の原因を特定して直してからでないとまた起きる。
さて、ヒューズの位置はみなさんご存知、左サイドカバー内、バッテリー右横にある赤い部分。
ここはセルモーター用のリレーに抱き合わせたヒューズホルダーだ。
リレーを手前に少し引き出して指でロックつまみを摘んで解除しながらグリグリと手前に引っ張る。
これがけっこう固いんだよw
無事にコネクタが外れると電流15Aのヒューズが見える。
平型ヒューズで手前に引きぬくと外れる。
外したヒューズの中を観察して端子間の∩字型の細い線が切れていたらビンゴ。
ヒューズ切れであります。
これからが本日のネタ。
知る人ぞ知る予備ヒューズの在り処。
このままリレーを裏返すとなんとそこには予備ヒューズが!
これを抜いて切れたヒューズの代わりに挿してコネクタをリレーに戻せば復帰できる。
予備を使ってしまうと後が無いので、同じ15Aの平型ヒューズを早めに入手して予備ヒューズホルダーに
刺しておくと良い。
ホムセンや自動車用品店、自動車修理工場、ガソリンスタンド、バイク屋で切れたヒューズを見せれば
きっと見つかるだろう。
この平型ヒューズは四輪でも使われている規格の物だ。
ヒューズを入れ替えてもすぐに切れるようなら根本的に電装系の故障や配線ショート、配線間違いなので
原因を突き止めて直さないといけない。
たいてい切れる直前にやった改造や作業、動作が原因だ。
ええ、私は気づかずに財布の中に予備ヒューズを入れてましたとも(;´Д`)
パーツカタログをDLして眺めてたらヒューズが裏表にあったので気づいた感じ。w
ガレージ作業についでにバルブ交換をしていたらローのみ点灯確認していたら、ハイビームがショート回路になっている不良品バルブに当たってしまい、絵に描いたような流れでヒューズが飛んでしまいました。明日すぐ車でいかないとなどとブツブツ言っておったのですが、こちらの記事で予備に交換できて助かりました
早めに予備ヒューズを入手しておくと良いと思います。
しかし、この仕様を親切ですね。
昨今の複雑な複数ヒューズ仕様バイクだと予備は設置していないのがほとんどなので、
単純なYBR系電装のありがたみを感じます。