YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

キャブレター再考

2018年01月08日 | YB&YBR関係雑記

 本ブログのリンク集でも分かるように、キャブレターいじりで
さんざん苦労して楽しんだから、今のYB号ではできるだけキャブ
レターをいじらないようにしている。

純正のBS25型は中低速がトルクフルで使いやすい反面、中間再
加速では少し瞬発力が欠けている印象もある。
そして、手元に部品があるとどうしても試してみたくなるのが
俺の悪い癖だ。w
そこでキャブレター換装の机上調査や他のYBR乗りが実行しいて
る例を再考してみた。

スロットルバルブを直接開閉させるタイプのキャブレター。
強制可変ベンチュリー型とも言われる構造で、手の動きが
直接混合気量を制御するので、操作の仕方しだいで低燃費に
なったりココぞの時の加速反応が良い。

中国ミクニのVM24は国内ではミニモトが扱っており、寸法的に
もポン付け可能なのがありがたい。
またキタコが扱っている国産VM26も同型の形状。
VM24は125㏄~150ccと相性が良いがVM26だとかなり大型に
なるので少しセッティングが繊細になる。
できれば抜けの良いマフラーやボアアップ車に使いたいところ。

中国のGS125用も似たような形。

125cc用だからセッティングも出しやすいはずだけど、これは
入出力径が少し太いので微妙。
前後がゴムなのでどうにか付くとは思う。(人柱求む)
「CG125化油器」で検索

さて、一番大切なのはスロットルのケーブル。

これは以前、ポン付け可能でこれら直引きキャブに使える物を
見つけて入手しているから問題ない。
欲しかったスロットルケーブルを手に入れた 参照
入手したのは「JYM125-8 劲傲125」用のスロットルケーブルで
1本が5元(1元20円と仮定し、100円!)   
検索用id=554746040922 検索用語「劲傲125油门线」
注文時には写真などで両端の形状を注視・注意してください。
国内では入手困難なので、代替品はホンダ系ミニ用のケーブルを
使って「セルフタッピング」の要領でスロットルボックス穴を
9mmに広げてから装着すればヨシ。過去にこれで運用していた。

中国(台湾)ケーヒンのPZ27。

元々は中国ホンダの150ccモデル用なので、125ccに使うとビッ
グキャブ化できてなかなか面白かったし、加速も登坂性能も
向上した。「化油器PZ27」で検索。
他に中国ミクニのVM26相当のPZ30があるけど、むやみやたらに
大型化するとかえって不調の原因になるので、125~150ccでは
PZ26やPZ27あたりが使いやすいと思うよ。

問題は今のYBのBS25型キャブ車だと前後の取付部品が合わない事。

旧型YBRではほぼポン付け可能だけど、今の仕様では出来ない。
まず、エアークリーナーボックスとのコネクティングチューブが
違う。

これがBS25型用のコネクティングチューブ。

これが旧型YBR用の物。

エアークリーナーボックスの取付穴寸法は同じなんだが、穴形や
長さ、口径が違う。これを入手しなければならない。
まあ、既に手元にあるんだけどね。
「天剑125空滤接口」で検索して「欧2」や「国2」を選ぶ。
形が同じで表示に2DOまたは5VLがある物。

インテークがまるで違う。

このアルミ製のインテークを用意すればフランジ形状固定の直引
きキャブが使える。旧型YBRのVM22もこのインテークが標準で
付いている。
購入は「天剑125化油器接口」で検索してアルミ製を選ぶ。
これにする利点はエンジン熱が少しキャブに伝わるので、キャブ
ヒーターを必要としない。キャブヒーター穴が無いキャレターで
も真冬は快適だし、実際YBRの時に恩恵を受けている。

考え方によってはこの2つの部品とスロットルケーブルさえ用意
すればブランジ構造のキャブはポン付けできるわけなので、簡単
と言えば簡単。手元にPZ27が死蔵してあるし、今すぐにでも実
行可能。
でもYBRで既に遊んだから同じ事をやっても面白くないのだ。w

そこで目を付けたのが建設摩托车製JS125用のキャブ。

旧型YBR純正のVM22に酷似しているが、TK(テーケー)型。
これならポン付けしてもそのままセッティングは出るはず。
ただし内部のジェット類の国内入手の可能性が不明なのでボツ。

やはり使い慣れてて内部も分かってる中国ケーヒンのPZ系
(日本名はPD系)の方が扱いやすいと思ってた所、通販の
ア〇ゾンで手ごろな値段のPZ26を見つけてしまったのだ。

「キャブレター PZ26」などで検索してみると、PZ26、PZ27、
PZ30など各種がいつの間にか売られるようになってたよ。

 2月8日から中国・春節の長期休暇期間に入るので、タオバオ
から代理店経由でPZ26を発注しても、最悪3月まで発送されな
い危険があるし、アマ林なら直接中国の販売店から発送するので
好都合。
送料無料で手数料も無いから販売価格が2000円台でも結果的に
総額が安くなるね。

アマ〇ンマーケットプレイス販売品の品質も見たいので、発注して
今は到着待ちなのだ。

くそ寒い季節だからすぐに搭載しないけれど、今後もネタとして
何か書く予定だよ。



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