YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

富士山五合目ツーリング

2022年09月19日 | YB125SPツーリング

 敬老に日を含む3連休は台風14号の影響で遠出ができな
かった人が多いだろう。

 まだ台風の影響が出ていない先週の16日金曜日の朝、御
殿場のライブカメラを見たら富士山に雲はほとんどかかってい
なかった。

よし!五合目までYB号で上りに行くぞ!
速攻で支度をして御殿場を目指して出発した。

 富士山スカイラインを上りはじめて自衛隊駐屯地や
演習場を過ぎてから気温が徐々に下がりはじめた。

21℃なんか久しぶりな快適気温。

 ところが水ヶ塚に着く頃には空が曇ってて肌寒い。

どう見ても富士ちゃんは雲の中。

 上り口まで行ってみる。

ここって標高1460mもあるんだ。
今のところYB号のエンジンは調子良く、キャブレターの
セッティングは正解みたいだ。

どんどん標高が上がるにつれて寒くなってきた。

標高1900mの七曲り駐車場に着く頃にはエンジンの吹け
具合が緩慢になってきて3速でもダルい。
ここで昔から考えてた事を実行する事にしたよ。

 エアーフィルターボックスの蓋を外す。


 二重構造のフィルターの表側にあるスポンジフィルター
をめくって外す。

これで下がった気圧とエアー量を補正して、混合比を少し
でも海抜に合わせられれば吹け上がりも改善するだろう。

 フィルターボックスのカバーを元に戻す。

蛇腹のペーパーフィルターのみの仕様になった。
ついでに持参した防寒着を着込んで出発した。

スポンジフィルターを外した効果はすぐに体感できた。
3速の吹け上がりが良くなって登坂常用域に戻った。 
トルクは少し下がったけれど快適に登れる。
標高2000mくらいからキャブレターのセッティングは
高地用に再調整するのが適切な感じだ。

 どんどん上って雲を抜けた。

空の色が青い!

 そして眼下に雲海が広がる。

すごい!
きれいだ!

 ついに五合目エリアまで上ってきたのだ。

このへんが森林限界でもある。

 富士山の頂上付近の建物も目視できる。

御殿場側から上る富士山スカイラインは天候さえ良ければ
125ccでも十分楽しめる登坂道だよ。

 人生で初めて富士山の五合目・標高2400mまで上がった瞬間だ。

YB号もよく頑張った!

 駐車場エリアを一周して下り始める。

下界の景色が見られない代わりに広がる雲海が
見れたのは幸運だ。
へたすると全部霧の中で何も見えない事もある。

 下る途中にある高鉢駐車場で休憩。

ここで買っておいたお弁当で昼食にした。
防寒着も一枚脱いで下界の気温に備える。
そして昼食後にエアフィルターのスポンジも元通りに装備
する。

帰りは帰宅ラッシュの渋滞があったくらいで快適な行程で
あった。

 今回の燃費は計算で約43.5km/L。

標高2400mまで上ってきての燃費ならまずまずである。

以上、3度目の富士山スカイライン走行でやっと五合目に
到達したツーリングでした。