前から気になっていたスターターモーターリレーの端子保護用の
ゴム製端子カバー。
見ての通り、ヒビ割れが酷い。
YBRの時もこんな感じに劣化して割れていたが、めったに触る
場所では無いから放置していた。
なぜか左のモーター側は大丈夫で、右のバッテリー側だけ痛みが
激しい。
電線アッシーの下請け会社が左右で違うんだと想像している。w
以前、一度だけこの手の絶縁保護カバーを探してみたんだけど、
業者向けの大量販売だったり中国製の怪しい物しか見つけられず、
1個だけ入手は難しいと思って放置していたのだ。
ところが先日、読者様がブログで端子カバーの部品番号を写真で
公開してくれているのを発見!!
ホンダ純正部品が代替品として入手可能だと分かって、大助かり
だよ。
レストアのベテランたちの何気ない情報公開は大いに役立つね。
今回入手できた端子カバー。
32411-253-000 カバー、スターターモーターターミナル
(税込み 約300也) 安心の日本製
これで勝てる!
最初にバッテリーから配線を外す。
そして端子カバーをずらして端子ナットを露出させる。
ナットとワッシャーを外す。
10mmの工具で可能。
外した端子ワイヤーから劣化した絶縁カバーを外す。
外してる時にポロポロと崩壊したよ。w
ホンダ純正部品のカバーを入れる。
内側に軽くシリコーンオイルを吹いておくと入れやすい。
元通りにワッシャーとナットで固定する。
最後にバッテリー側を固定して完了。
このスターターモーターリレーは太陽の紫外線や風雨を避ける
場所に設置されているので、ゴム製カバーは劣化しにくいはずな
んだけど、なぜか中国ヤマハ車の物は短期間にヒビ割れを起こす。
左側は大丈夫なので、実に不思議な品質差なのだ。
車体の中で一番高い電流が流れ、ヒューズを介さない位置にある
配線端子の絶縁や保護を考えると、修理用代替品を入手できるよう
になったのは嬉しい。
作業中、ついでにバッテリーを外して電解液の液面確認補水と
充電器で満充電させたおかげか、エンジン始動時のスターターモー
ターの勢いも強い。
短距離走行が多い真冬の走行充電程度では満充電になりにくいので、
丁度良い機会だったよ。
今日は一年で最も昼間が短い冬至。
明るいうちに作業を完了できて良かった。