どうにか道路の雪も溶けたようなのでキャブレターPZ26の
燃調を昨日、行ってみたよ。
前回、仮決定したセッティング。
・パイロットジェット:35番
・メインジェット:98番
・ジェットニードルクリップ:上から3段目
・パイロットスクリュー:1回転開け
ちょっと全体的に薄い印象もしたので同型キャブレター搭載の
CG125のセッティングデーターを色々調べた結果、数種類の
中で共通するのがパイロットジェット#38だったので、入れ替
えてメインジェットも変更。
・パイロットジェット:38番
・メインジェット:95番
・ジェットニードルクリップ:上から3段目
・パイロットスクリュー:1回転開け
結果、全体的にトルク向上はしたものの少し吹け上りが悪い。
CG125データーの中にはメインジェット#88もあるので、
変更してみたいんだが手持ちにこの大きさは無いのだ。
追加で買う事も検討しつつ、ついでに死蔵のPZ27を使ってみる
事にした。
PZ27はPZ26からそのままポン付け交換できるから便利。
元々CG150やCG200用などひと回り大きな排気量用なので、
125ccに使えば簡単にビッグキャブ化できる。
・パイロットジェット:38番
・メインジェット:102番
・ジェットニードルクリップ:上から3段目
・パイロットスクリュー:1・1/2回転開け
YBR125に搭載して燃調を出し切ったジェット類なので、一発
始動の安定動作だったよ。
パイロットスクリューだけは再調整。
これで少し走り回った結果、軽やかな吹け上りと共にトルクも
やんわりと向上し、各ギアでの瞬発力が大変良い。
ちょいビッグキャブ化は神経質な燃調にならないのでお勧め。
でももう少し煮詰めてみたいなあ。
さて中途半端に燃調出ししたPZ26をどうするか?w
パイロットジェット#38のまま、付属の無印メインジェットに
交換してみたい。
と、思って本日PZ26の宿題とPZ27の燃調追い込みを行う予定に
していたけれど、天気が悪くなってきた。
作業予定時刻に小雪が舞ってきたので中止。
ネタが無いので今日はこんな具合で途中経過報告になってしまった。
たぶんキャブネタはつづく・・・
追記:ジェットニードルホルダーの寸法
質問を受けたのでPZ26/27のジェットニードルホルダの
寸法を採寸したので掲載します。
国産ケーヒンの品番PD22/PD24と同寸なので社外品や
ケーヒンを採用した実績が多いホンダの旧車から部品番
号を探して購入する手が考えらます。
中国製ケーヒンのコピーキャブレターで形が少し違うと
かメインジェットと一体型の時に、流用資料として活用
してください。