L's room.

Lions blog!! 2019

2017.1.24. 春野行きのみなさん。

2017-01-24 12:26:37 | 日記

昨日に引き続いてキャンプの割振りについて。




ライオンズオフィシャルサイトより拝借



きょうはB班見てみます。

まずは投手陣。
正直ね、「こんなとこでキャンプしてる場合じゃないだろう!」と言いたいのが
豊田なんですよ。
正直、2016ルーキー組がA班に抜擢されたことによりはじきだされてしまった感じですが、
彼が今シーズン1軍でイニングこなせるようになってくれないとリリーフは苦しくなります。
昨日も言いましたが藤原、オカヨーは今年だめだとガチで危ないです。
岩尾も今オフはクビの最有力候補でしたからね…
朋巳は今シーズンもだめでしょう。
来シーズンに向けてがんばれとしか言えない。
また来シーズン頑張ってオフにユニクロ爆買い出来るようにしてください。

玉村はなぁ…
調子いいときと悪い時の差が激しいんだよなぁ…

誠はもう今シーズン1軍で1勝出来ないと今後は見限られて2軍のまま解雇を待つ運命になりそう。
がんばれ。房総のダルビッシュ!


捕手は3人。
上本はほぼバッテリーコーチ扱いで
駒月と藤澤て、ほんとに未だになんで捕手補強しなかったのか謎です。

内野手。
直人もほぼコーチみたいな役回りでしょうが
大きな怪我が無い限り開幕1軍当確でしょう。
鬼ちゃんは源田の出来次第で開幕1軍かどうかが決まりそう。
山田と金子は今シーズンはファームで打率3割越えないとあかんです。
いつまでたっても1軍にあがれません。
キムショーはまずはリハビリ頑張って支配下復帰を目標に。


外野。
チャキさんは今年も2軍スタート。
チャキさんも若手へのアドバイス役みたいになってきてますな…
今シーズンが最後かなぁ…
もう一花咲かせてほしいが。

鈴木はとにかく身体づくりで!
1年目でファームで打率.250クリアしたら上出来です。
.300超えると昨シーズンの呉のように1軍昇格も見えてきます。

愛斗はもういろいろとヤバイというのは本人が1番わかっているはず。
昨シーズンのイースタンの西武ドームでのファイターズ戦で打ったホームランは生で
現地観戦していたので、個人的にものすごく期待している選手なので
腐らずに野球で結果を出してくれと言いたい。

たぶん、今回のキャンプの割振りで一番悔しい思いをしているのが斉藤かなと。
とにかく打力だよな。ちょっと昨シーズンは使われ方がかわいそうで
完全に守備固め扱いでたまに打席入るもんだから打てないわけで…
まぁそういう数少ない打席でしっかり結果残せない本人も悪いんですが。

このまま守備固め要因だけでプロ野球の世界に生き残れるはずもなく。
とにかく打つ方でインパクト残さないといかんですね。

坂田はなんだかんだで開幕1軍入りは近い気がします。
ポジションがどうなるかですがね。
坂田と山川は使いたいがポジションが空いていないという哀しい状態が今シーズンも続くのか。
そう考えると金子はやはりショートで頑張ってほしかったが。
うーん。
悩ましい。


早くこいこい!
球春!!


2017.1.23. 南郷行きの切符を掴んだみなさま。

2017-01-23 12:28:16 | 日記

「今日のブログは2017春季キャンプの南郷行きメンバーでも予想するかな」
と思い、一旦ポチポチ打ちこんでましたが、
「ん?そろそろメンバー発表するんじゃないか?」
と、睨んでいたら、やっぱり本日発表がありました。

 

ライオンズオフィシャルサイトより借用


例年よりピッチャーが3人程多いそうな。

まぁそりゃあエースが抜けて一人でも多く1軍で使えそうなピッチャーが欲しいわけですから
こうなるのも納得です。
まずピッチャーについてですが、助っ人4人はA班帯同は既定路線なので、
とにかくここで失格の烙印を押されないように頑張ってほしい。
そして事前の報道通り、ルーキーの今井、平井、田村が入りました。
開幕1軍に残れるのは誰か…
まずは怪我の無いようにいろんなこと吸収してほしいです。

佐野がなにげに2年続けてA班入りしているので結構期待されていますね。
佐野と野田で悩んだんでしょうが…野田は落選だったか。
まぁまだまだ開幕1軍のチャンスはあると思うのでがんばってほしいです。
結構顔ぶれとしては順調かなというメンバー。
本田と國場はうれしい初南郷入り。
逆に去年A班スタートでしたが、今年はB班スタートとなった誠、佐藤勇、藤原、オカヨーらは
発奮材料にしてほしいです。
誠は去年の春キャンプで無理して怪我したからまぁB班スタートが妥当です。
藤原とオカヨーは危機感持ってほしいですな。

大石は今年が大事な年なのでほんとに頑張ってほしい!
今年の頑張り次第ではタオルなどの大石グッズが販売になるかもしれないですし。

捕手はまぁこんなもんですわ。
「上本はどうしたんじゃい!?」
と、思うなかれ。
彼は直人と一緒で2軍での教育担当で、シーズン開幕したら代打枠でベンチで
おかわりらと楽しく談笑してることでしょう。
ただね、中田にしても岡田にしても今年はしんどいだろうなぁ。
誰か怪我でもしない限り「銀仁朗-森」の二人体制で捕手は回していくと思うので。
腐らずに頑張るしかないです。


内野手。
山川きたね。
水口は悔しい落選。
水口がダメと言うよりか、まずは投手をたくさん見たいということなんでしょう。
水口の開幕1軍は全然可能性としては残っていると思います。

ここはなんといっても、永江、呉、外崎に源田を加えたガチンコショート争いか。
どうなることやら。
ここは本当に楽しみ。
ただ、外崎はおかわりのバックアップでサード猛特訓で良い気もしますがね。
「ショート争いに負けたからサードにコンバート」
ではなくて、初日からサード特訓させないと、また昨シーズンのように
おかわりが怪我したときにサード事情がバタバタしそうです。

あと、1番気になるのがメヒアがきちんとした状態でキャンプインしてくれることを祈っております。
一応インスタ上ではでーんと太った感じはしないのですが。
前科があるだけに不安です。


田代は辻監督に気に入られているみたいですね。
これはチャンスだと思います。最後の。
いや、もう田代も大卒ということを考えればそろそろ危ないです。
このチャンスをものにするのか。
カルロスとくましーが入ったのもちょっと驚きました。
この二人もそろそろ危ないっす。
逆に、坂田がなぜいないんだ!!と個人的には感じました。
まぁなんだかんだいって開幕ロースターに入ってくれると信じています。



去年はキャンプイン前日に清原逮捕のショッキングなニュースがありましたが、
今年は平穏無事にキャンプスタートしてくれますように…


2017.1.20. 2017シーズンCS出場ラインを考える。

2017-01-20 19:34:45 | 日記

まずはライオンズ情報。

なんといってもトップニュースは田邉前監督の韓国ハンファ臨時コーチ就任の一報ww

個人的には今井ら4名の春季キャンプA班抜擢のニュースよりも
心に刺さりましたww
またファームの打撃コーチに帰ってきてほしいですね。


で、ほんとはこっちがメインです。
2016ドラフト組の今井、源田、平井、田村の4名が南郷キャンプ入りだそうで。
今井だけかと思ったら4名どんと来ましたか。
それだけ期待が高いんでしょうね。
もう今は特にピッチャー陣については火の車に近い状態ですので
猫の手も借りたい…もとい、ルーキーの手も借りたい状態なのでしょう。
まぁとりあえず1軍の空気に慣れてもらうという意味合いが強いのかな。
特に今井については。
源田、平井、田村の社会人、大卒組についてはどちらかというと
本気で戦力として出てきてほしいので1軍首脳陣が直々に視察したいというのもあるんでしょう。
ショートだってぶっちゃけ空位ですからね。リリーフも何人いたって困らないので。
まずは怪我の無いようにキャンプを乗り切ってほしいです。


さて、昨日は2017シーズンの優勝ラインを考えてみましたが、
どうしたって苦しいどんぶり勘定してまして、自分でもブログ書いてて
「こんなん絶対無理ゲー」
と思いながら眺めてました。

そこで、一応の今シーズンの現実的な目標としてAクラス入りの為には
どのぐらいの数字を目指せばいいのかという視点で今日は見て行きたいとおもいます。






こちら、昨日とほとんど似たような表ですが、
2010年シーズンからの3位チームの成績を拾ってみました。
まず、ざっとみて気づいたのがマリーンズの3位の多さ。
過去7シーズンで4回3位に食い込んでいます。
あの戦力でよくやっていると言えば聞こえがいいですが、
こんなに現場が頑張っているんだからそろそろフロントは本気で
FA補強するなり、助っ人補強するなりしてあげないと
選手も監督もへそ曲げてみんな出ていきそうです。
どうがんばっても今のマリーンズはこの「3位」というのがいっぱいいっぱいな
チーム編成だと思います。
圧倒的に選手層が薄すぎるので、2016シーズンも序盤は首位争いに顔出しておりましたが、
夏場にかけてガス欠の選手が続出で3位宙ぶらりん状態でした。
マリーンズの哀しい所はファンがある程度この成績で納得してしまっているところですかね。
私の周りは結構マリーンズファンが多いのですが、ほとんどの意見が
「この戦力でよくやってる方だよ」
と、半ば優勝諦めているようなコメントが目立っていたのが印象的でした笑

まて、本題に入ります。

この表見てもやっぱり2010年と2011年の数字がガラッと変わっているのは
昨日のブログでもお伝えした通り。
ボール1個でこんなに成績が変わるわけで、選手個人の成績というのは
生活していくための年俸に密接に関わっているので、
もうボールをあれこれするのは無しにしてほしいですね。

で、昨日の優勝ラインに比べると当たりまえですがぐっとハードルの下がるCS争い。
年間通してだいたい72~74勝当たりが当確ライン。
貯金もたったの5ぐらいあれば滑り込めますよといった状態。
まぁそれでも2016シーズンのライオンズの成績からすると、
勝ち星で言えば10は上積みしなければいけませんので大変です。

打率と得点については昨日もお伝えした通り、優勝したチームにも引けを取らないので
ここでは割愛。

ここでもやっぱり問題なのが防御率、失点などの守備的要因。
防御率4点台だとCS進出に黄色信号です。
2013年と2015年のマリーンズが4点台でCS出てますが
2013年は4位ホークスと1ゲーム差
2015年は4位ライオンズと2ゲーム差と
ギリギリでのCS出場になります。
やはり防御率3点台後半ぐらいでまとめないと危ない。

先発防御率もリリーフの防御率もやっぱり悪いです。
この繰り返しじゃあいつまで経ってもCSすら行けません。

得失点差もね…
やはり2013年と2015年のマリーンズが得失点マイナスで3位に滑り込んではいますが、
もうこんな成績で万が一CS勝ち上がって、日本一まで行ってしまったら
世間は許さないでしょうね。

うーん。
なんかCSラインを見てみても苦しい戦いしか想像できないぞ!
ライオンズ!

良い夢見させてほしいですね
今シーズンこそは…

それではみなさん、良い週末を~

 


20.17.1.19. 2017シーズン優勝ラインを考えてみる。

2017-01-19 17:52:59 | 日記

年俸のこととか年金のこととかお金の話ばっかりしていたので
しばらくはお金関係の話は後回しにして、
純粋に今シーズンのペナントレースの展望を考えてみたいと思います。

直近10年でのセパ両リーグの優勝チームがご覧の通り。


NPB公式サイトより借用


一応、ここ10年で両リーグでそれぞれ4チームがリーグ制覇をしているわけですが、
セリーグはなんだかんだいってジャイアンツです。
ここ10年で6度のリーグ制覇に2度の日本一。
が、00年代に主力だった選手にだいぶ衰えが見えてきたので
2010年代後半となる向こう数年は結構厳しい戦いが予想されます。
まぁセリーグの話は今日はこの辺で。


問題はパリーグです。

一応4チーム優勝してますが、なんだかんだ言って2000年代に入ってからは
ホークスとファイターズの2強時代が続いている気がします

予算面、チーム編成面で全く両極端のチームが優勝を争っているというのは
逆にロマンがあっていいと言えば聞こえがいいですが、ちょっと他のパリーグの球団が情けない。

 

で、こちらの表は2010年から2016年までの歴代パリーグ優勝チームの主な成績をまとめてみました。
正直、2010年の数字は統一球前の数字で明らかに「打高投低」な時代の数字ですので
あまり参考になりませんが、改めてこの2010年と2011年シーズンのリーグの平均得点や
防御率などの数字を見てみると「違う国のリーグですか?」というぐらいに数字が変わってきます。
一応ボールの問題を考慮するならば2014年シーズン以降の成績が現状の統一球とほぼ同じ係数の
ボールを使用しているはずなので、この辺の数字と比べてみると素直に比較が出来そうですが、
そんなこと言ってたらキリがないのでひとまず「2011年~2016年」で比較してみた方が
良いかもですね。

それぞれの項目で必要ラインというのを見て行きたいのですが…

正直、チーム打率、得点については上位チームに負けていないので良いと言えば良いのですが…
結局、1.5軍ピッチャーに大量得点して、苦手ピッチャーの前では
借りてきた猫みたいな打線になるので、「詐欺打線」っぽいとこがあるといえばあるのですが…
ここまで突っついてるとなにも誇れるものがないので、
ここの数字は素直に評価したいと思います。

で、勝ち星のラインを見てみると
2010年から2016年までの優勝チームの勝ち星を単純に年数で割るとだいたい「82」
ということで、2010年代以降のパリーグにおいておよそ80勝ぐらいが優勝ラインだと言えます。
ちなみにライオンズが最後にリーグ制覇した2008年。この年も結構勝ってた印象あったのですが、
それでも76勝64敗4分。

ちなみに直近2年の
2015年 ホークス 90勝
2016年 ファイターズ 87勝

というのははっきりいって異常です。他のパリーグ球団は恥ずかしいと思った方がいいです。
こういう状況が続いてしまうとリーグがとてもつまらなくなるので、
正直、岸くんのイーグルス移籍は痛いですが、その結果イーグルスの戦力が増して
リーグの星取が均衡するのであればリーグとしてはおもしろくなると思うので、
もうそのように考えるしかないですね。

で、この「82勝」を目標にするとして
今シーズンどないしましょー?ということで
ちょっとシミレーションしてみました。

雄星 13勝5敗…メジャーとか言うなら最低限このぐらいの数字残せや。
十亀 11勝5敗…このぐらい勝たないとあかんよ
野上 9勝7敗…なんだかんだ言ってこのぐらいに落ち着くと思います。
光成 10勝6敗…これだけやったら御の字です
多和田 11勝6敗…なんだかんだいってこのぐらいかな
本田 5勝7敗…このぐらいだと思います。正直。
ウルフ 8勝5敗…おじいちゃんなのでこれで勘弁してください。

牧田 8勝2敗…リリーフでこのぐらい残してくれたらもうメジャーいってらっしゃいです。
シュリッダー、ガルセス、キャンデラリオの新助っ人3兄弟や
今井などその他のピッチャーで力を併せて  15勝

これで82勝。
もう大甘に展望してこのぐらいやってくれたら御の字です。
もうこれ以上は無理です。優勝ラインが85~90勝になってしまうと
現状のライオンズにはそこまでの力は残念ながら無いと思うのでもう優勝は諦めましょう。

防御率3.85もやっぱり駄目ですね。
歴代優勝チームを見てもやっぱり3点台前半ぐらいで抑えないと苦しいところ。
失点618もお話にならない。
ざっとみてもあと100点はマイナスしないと厳しい。
西武ドームのマウンド改修でこの辺が改善されるといいのですが…
得点も半減しそう怖いですな。

で、やっぱり気になるのが先発の防御率4.10という数字。
いくら重量打線があるといはいえ、先発ピッチャーが序盤に点を取られると
相手はリードを守るために良いピッチャーをどんどん投入してくるわけですから、
ひっくり返すのが難しくなるのは当たり前。
ここもやっぱり3点台前半に持ってこないと優勝は夢のまた夢。

今シーズンがんばっていたリリーフ陣でもやはり歴代優勝チームと比べると
3.42では苦しい。先発以上に得点を許さないことが求められるので
2点台のリリーフ陣を構成しないとやっぱり苦しいよなぁ…

先発のイニング数も今シーズンは先発陣で800回を食うのがやっとこさ。
しわ寄せがリリーフ陣にいって、469回も投げさせられれば
層の薄いリリーフ陣なのでパンクしてしまうのは当たり前。
先発陣は850回ぐらいイニングイートしてくれないと夏場に
リリーフ陣がガス欠になりますね。



うーん、ライオンズファンのみなさんを勇気づけるために
歴代チームとの比較をしてみましたが、逆にいろいろ凹みます…泣

なんとかAクラスには帰り咲いてほしいけどな。


2017.1.18. そりゃあ魅力ですよ。

2017-01-18 10:22:05 | 日記

ドラフト新入団組の合同自主トレが続いておりますが、
2016ドラフト入団組はみんな受け答えがしっかりしてますね。
特に今井と鈴木は高卒組にも関わらず、大卒の中塚よりしっかりしてると思いましたww
中塚はもうあーゆーキャラなので仕方ない。
まずは体力つけてくれと…

ドラ1の今井が春季キャンプを1軍スタートさせるとかさせないとか…
今回のドラフトは6人と少数精鋭なので6人全員で2軍でじっくりでいいのになと思いますが。
果たしてどうなることやら。


浅村の背番号3がついに解禁されました。
2017年のユニフォーム売れ筋ランキング1位になること間違いなしですね。
個人的に浅村に期待したいのはまずは最低限打率3割越えで出塁率は.400前後は欲しい。
ホームランは30本…と言いたいとこですが、浅村は1本気持ちいいホームラン打ってしまうと
その後不振に陥るという「あさむー病」なるものがあるので、
1発についてはおかわりはメヒアにまかせて、コツコツヒットを重ねるつなぎの意識で
打席に向かってほしいと思います。
1発は捨てていいですが打点にはこだわってほしい。
ということでなんとか100打点越えはお願いしたいところ。

打率.310 出塁率 .390、ホームラン25本、打点100

このぐらいやってくれればありがたいですね。


秋山と牧田がWBC参加のためチームを離れるのは痛いのですが、
逆にこの2名の徴兵だけで済んだのはラッキーだったと思います。
ホークスは小久保が古巣びいきでホークスからたくさん徴兵してましたけど、
これでWBCも優勝逃し、ホークスも優勝逃したらいよいよ小久保が袋叩きにあいそうです。
(今でもネットで散々叩かれてますが…ww)

さて、各球団の年俸を見てきたついでにもうひとつお金の話。

それは選手引退後の年金制度についてです。

以前はプロ野球選手独自の年金制度がありました。
こんな感じで…

・10年以上の選手登録で受給資格を得る
・2軍選手でも受け取れる
・年金支給期間は55歳から死亡するまで
・受給額は月に10万円程度

「月に10万円程度」

まぁ、普通の厚生年金でも2か月に1回の支給で25万円ぐらいというのが
平均受給額だったりもしますので、こんなもんなのかなと思いますが…
それでも年俸数千万円と稼いでいた選手にとっては不安しかないですよね。

ちなみに、この制度は2011年に廃止されてしまったので今では
プロ野球選手でも国民年金制度を利用しているようです。
それにしたって現在の国民年金は満額でも年間で78万円ほどなので
月に換算すると6.5万円ですか。
さらに厳しいですね…これ。

プロ野球選手のセカンドキャリア。
この辺もしっかりとした道筋がないとプロ野球選手を目指そうとする人が
どんどん減ってしまうかもしれないです。


ちなみに、メジャーリーグだとみなさんご存じだと思いますが、桁が違います。
MLBですとマイナー登録ですと受給資格を満たさないので
かなりシビアなのですが、MLBの年金受給資格はご覧の通り。

・メジャーの選手登録が5年以上あれば受給資格が得られる
・満額得るためにはメジャー登録10年必要
(5年の場合は満額の50%、9年なら満額の90%といった具合)
・60歳から死亡するまでが支給期間
・受給額は年、約2000万円

「年額2000万円」
素晴らしい制度ですよね…これ。
このように引退後の保障もしっかりしているのがアメリカらしいです。
まぁそれでもメジャーで活躍したほんの一握りの選手だけが得られる恩恵ですが。

ちなみにこれまで数多くの日本人選手がMLB挑戦しましたが
満額受け取れる資格を満たしているのは現状ですと

・野茂英雄
・松井秀喜
・イチロー
・大家友和

と、たったの4名だそうな。

もう少しがんばればこの条件に達成しそうなのが田沢純一ですかね。
それでも中継ぎは過酷なポジションなのでなんとか怪我のないように頑張ってほしいです。


NPBもいろいろを改革してほしいんですが…
こういった組織はもういろんなしがらみだらけなので
1度、ぶっこわれないと早々大きな変化はなさそうですね