2019シーズンも早いもので各チームだいたい43試合ぐらいは消化したのでちょうど残り100試合ほどです。
パ・リーグはホークスが怪我人続出で出遅れてくれてるおかげで、かなり団子レース状態です。
プロ野球データFreakさんより
この時期でまだ首位から最下位までたったの6ゲーム差です。ここ数年のパ・リーグでは有り得なかった展開です。結構ネット上ではちょっと3連敗ぐらいしようものなら「今シーズンはもう終わりだ」的な悲観論が多いこと多いこと。正直、まだまだ最下位にいるバファローズだってAクラス入りも十分に狙えますからね。
で、これだけ団子状態だと、今シーズンの優勝ラインの白星も例年に比べてかなり下がってきそうです。
ここ、数年はだいたい80勝から85勝辺りが優勝ラインでしたが、現時点で首位のホークスですら24勝ですから、ここからだいたい勝率6割でシーズン突っ走るのはかなり難易度高いです。いいとこ5割だと考えると、今シーズンの優勝ラインは70勝から75勝ぐらいだと思います。ただ、このラインになると、もう今シーズンは最後の最後まで首位争い、CS進出争いもわからない展開になると予想されます。
これから季節が夏に移っていくなかで、どのチームも投手がへばってくる中で、いかに投打が噛み合うかがポイントですね。
で、ここまでのライオンズの戦いですが、正直、勝率5割で踏ん張ってるのは評価しますが、どうも「ライオンズが頑張って勝率5割」と言うよりかは、「他チームがコケてくれてて勝率5割で踏ん張ってる」という印象が強いです。
昨日、一昨日のホークス戦なんかもそうなのですが、ここまで勝った試合のほとんどが相手ピッチャーの自滅であるとか、野手のエラーによる自滅であるとか、そんなこんなで拾った白星が多いからだと思います。
投打に圧倒して勝った試合って、思い付くのは今井が完投、完封勝ちした試合ぐらいです。
去年も破竹の勢いでスタートダッシュ決めておきながら、5月に一旦、失速。6月に入って苦手な交流戦でなんとか貯金キープのまま乗り切ったことで、チームも再び上昇気流に乗ったとこを見ると、やはりポイントはもうすぐ始まる交流戦にありそうです。
最後に個人成績。
開幕から絶不調だった秋山があれよあれよという間に打率.300台に乗せてきました。今シーズンは正直ダメかと思いましたが、そこはさすがの秋山でした。NPB最終シーズン?はどんな成績でフィニッシュするのか見物です。
山川は物凄いペースでホームラン量産してますね。この人は夏から調子が上がってくタイプなので、この時期に20発打ってるのはヤバいです。怪我さえなければ…と、思いますが、一旦、調子が崩れるとしばらくはとんでもないクソボールでもぶんぶん振り回す扇風機にもなりやすいので、いかに好不調の波を少なく出きるかですね。
森も開幕からほぼフルでスタメンマスクで打撃でも得点圏で勝負強さも発揮してますが、先日のホークス戦でポロポロこぼしてたように、明らかに疲れ溜まってます。岡田もちゃんと使ってあげてほしいですね。彼も今のところ打撃好調ですから。
金子は開幕から1番張ってましたが、やはり失格の烙印押されました。我慢強い辻監督もついに…ということなので、やはり9番でコツコツ結果出すしかないですが、それでもチャンスで初球打ちポップフライのシーンが目立つのでヤレヤレという感じです。
正直、投手陣は平井と増田を除いてみんな落第点と言いますか、安定感がなかったですね…
今井と光成が復調気味なので、なんとかここが軸になってくれるといいのですが。
去年もあれだけ勝ち星上げておきながらなんとなくモヤモヤしたまま優勝しましたが、今シーズンは去年以上にモヤモヤした感じだなという印象です。