どうも。ご無沙汰しております。
クリスマスも終わり、今年も残すところあと僅か。
来年は一体どんな一年になるのでしょうか…
ということで、こんなタイミングでなんて企画ぶち上げるんだと思う方も多いでしょうが、
今日からしばらくは今シーズンデータから来シーズンの展望を予想するシリーズ始めたいと思います。
まずは、タイトルからもわかる通り、投手事情からスタートです。
今シーズン開始前には岸くんがまさかのFAでイーグルスへ移籍したことから
開幕前のライオンズの下馬評は決して高いものではありませんでした。
どの評論家も、そしてライオンズファンの間ですら
「3位争いできれば御の字」
という予想が多かったです。
ちなみに僕もそのうちの一人でしたww
が、結果的に79勝61敗3分の2位という成績に。
まぁ首位から13ゲーム以上も離れての2位なのであまり胸張って2位と言いにくいですが、
それでも終盤に粘りながらなんとかイーグルスを突き放して2位になったのは自信をもってよいと思います。
ただ、ライオンズがこのように貯金を稼げたのも、
ホークスがぶっちぎりで優勝してしまったのも理由があります。
なんといっても今年のパ・リーグはファイターズとマリーンズが歴史的と言ってもよいぐらい負けすぎました。
この2チームが借金丸被りしてくれたおかげで上位と下位の差がくっきりついたどころか、
上位チーム同士でも勝っても勝っても差が縮まらない現象が起きてしまいます。
来シーズン、ファイターズは大谷が抜けますし、増井、大野と主力がごっそり抜けるので、
しばらく低迷期に入りそうです。昨シーズンのチャンピオンなので
おそらくまた5年後ぐらいに優勝争いするチームになって帰ってくることでしょう。
マリーンズもなぁ…
井口新監督といえど、まずは涌井の去就がどうなるかで結構変わってきそうです。
大隣獲得のニュースか?のニュースが流れてきましたが、彼の出来も左右しそうです。
ただ、今シーズン、若手の二木やルーキーの佐々木と、若いピッチャーが出てきたので、
来シーズンはきっと復活するであろう石川五右衛門筆頭に、チェンもいますし、
なかなか投手は揃っているので侮れないチームですね。
あとは今シーズンのパラデス、ダフィーのような外れ助っ人でなければそこそこやってくれそう。
それでも、3~4位争いですかね…
で、ちょっと今日のブログのレールから外れかけているのでここで戻しますww
今回は今シーズンのAクラスチームのホークス、ライオンズ、イーグルスの投手陣の成績を振り返りたいと思います。
なんとなく3チームの数字を見比べれば何かしら来シーズンのヒントになるかなと思いまして。
今日はプロ野球データフリークさんよりデータ拝借。
いつもありがとうございます。
まずはホークスの投手陣の主な成績がこちら。
先発ピッチャーで100~150イニング投げた選手ゴロゴロいるだろうなと思ってましたが、
意外と、東浜160回、バンデンハーク153回、千賀143回と100イニング以上投げたのはこの3投手のみ。
まぁそれでも本来なら和田や武田が100イニング以上投げてくれなければいけないところを
石川だけでなくその他のリリーフでやりくりしてぶっちぎり優勝したのはさすがです。
この表見て、やはりエグイのがサファテの66イニング。が、年齢もありますし、
来シーズン辺りからぶっ壊れ始めると、ホークスの戦力は大幅ダウンかなと思います。
サファテにしても、五十嵐にしても8・9回任せられるピッチャーが高齢化してきているので、
ここはホークスの泣き所なのかなと思います。
和田だってフルシーズン戦うのは厳しいですしね。
なんやかんや強いぞともてはやされているホークスですが、案外、この辺のピッチャー事情から
がたっと崩れそうな気もします。
逆に、この辺のベテラン陣を追い込むぐらいの若手がどんどん出てきたら
それこそ向こう10年はホークスの黄金時代がまだまだ続きそうです。
続きましてイーグルス。
ここは先発投手が踏ん張ってますね。
単純にイニング数だけで見ても、100イニング以上投げた選手が4人。
則本、岸くん、美馬、辛島と先発の軸が4人出来ました。
古き良き時代のプロ野球のチームって感じですね。
こう考えると、やはり岸くん獲得したのはイーグルスにとっては大きかった。
美馬や辛島が今シーズンばりの活躍できるか未知数ですが、来シーズンも引き続きの活躍されると厄介です。
ここに今シーズン、少しづつ結果を残してきた安楽も入ってくると先発がさらに充実します。
リリーフはなんといっても高梨が文句なしの活躍でしたね。
なにが苦しいってうちの秋山がまったくもってタイミングも合って無いので、
来シーズンも怖い存在です。
抑えの松井、さらには福山も相変わらずの健在ぶり。
今シーズンルーキーの藤平が2年目の来シーズン、さらなる飛躍を見せるとすると、
投手陣はさらに充実しますね。
イーグルスの投手とライオンズの野手何人かでトレード出来ないもんですかね?w
イーグルスはとにかく日本人の大砲を育てられていないので、
誰か駒に先発投手を引っ張ってこれると思うのですが…
最後にライオンズがこちら。
実はイーグルスばりに100イニング以上投げた投手が4人いました。
が、周知のとおり、144回なげた野上はジャイアンツへFA。
2年連続で150回投げるピッチャーを失う異常事態です。
毎年これじゃあ育成追いつきませんよww
来シーズンも雄星におんぶにだっこ状態になってしまいそうですが、
なんとか雄星で200イニングは投げてほしいところ。
そして、その次に軸にならなければならないのがFA権がかかって気合の入る十亀でしょう。
十亀が150~180イニング投げてくれると、そこそこ戦えると思います。
多和田も今シーズンは96.2回と100回届かず。
来シーズンは最低でも150回はイニングイートしてくれないとこれまた厳しい。
そして光成も今シーズンたったの39.1回はドラ1の名が泣きます。
なんとか100回は投げれるようにしましょう。
ウルフも今シーズン頑張ってくれましたが、来シーズンは100イニング投げてくれれば御の字かなと。
あとは新加入の高木と斎藤がどこまでイニング食えるかですかね。
リリーフは63.2回投げたシュリさんと62.2回投げた牧田の穴を埋めなければならない。
先発以上に苦しいのがこの二人の穴を埋めること。
ちなみに、本日時点でまだ牧田の去就は決まっておらず、年明けまでにずれ込みますが、
日本時間の1月11日までに動きなければ牧田残留なので、ライオンズファンはそれまで祈りましょうww
この二人合わせて120イニング以上を穴埋めしなければならないのは本当につらいところで、
これを解消するには
①先発ピッチャーががんばってイニングイートする
②シュリさん、牧田に変わるリリーフピッチャーが出てきてくる
の2パターンしかありません。
①についてはかなり無茶なオーダーですが、まぁこれが今のところ現実的なのかなと思います。
②については、武隈、平井については今シーズンとトントンぐらいで投げてくれれば御の字どころか
ありがたすぎますので、この二人のイニング上積みは厳しいと思います。
必然的に他のピッチャーで穴埋めしなければなりませんが、
まずは野田でしょう。今シーズン36.1回でしたので、彼もなんとか50イニングは投げてほしいところ。
大石も怪我の離脱が多すぎた。19.1回はさみしいので、
なんとか50イニングは消化してくれよと。
ここに中塚も30~40回消化できるようになると、希望が見えてきます。
そしてともみがどこまで復活するか。
いきなり60イニング投げてもらうのは苦しいので、なんとか40回消化してくれれば、
シュリさん、牧田の穴は埋まりそう。
なんとか先発投手が頑張ってほしいところで、
雄星、十亀を軸に勝ち星をどれだけ稼げるかが重要な2018シーズンになるのかなと思います。
果たしてどうなることやらです。
ご無沙汰でしたがポチポチっとお願いしますね!!