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Lions blog!! 2019

20.17.1.19. 2017シーズン優勝ラインを考えてみる。

2017-01-19 17:52:59 | 日記

年俸のこととか年金のこととかお金の話ばっかりしていたので
しばらくはお金関係の話は後回しにして、
純粋に今シーズンのペナントレースの展望を考えてみたいと思います。

直近10年でのセパ両リーグの優勝チームがご覧の通り。


NPB公式サイトより借用


一応、ここ10年で両リーグでそれぞれ4チームがリーグ制覇をしているわけですが、
セリーグはなんだかんだいってジャイアンツです。
ここ10年で6度のリーグ制覇に2度の日本一。
が、00年代に主力だった選手にだいぶ衰えが見えてきたので
2010年代後半となる向こう数年は結構厳しい戦いが予想されます。
まぁセリーグの話は今日はこの辺で。


問題はパリーグです。

一応4チーム優勝してますが、なんだかんだ言って2000年代に入ってからは
ホークスとファイターズの2強時代が続いている気がします

予算面、チーム編成面で全く両極端のチームが優勝を争っているというのは
逆にロマンがあっていいと言えば聞こえがいいですが、ちょっと他のパリーグの球団が情けない。

 

で、こちらの表は2010年から2016年までの歴代パリーグ優勝チームの主な成績をまとめてみました。
正直、2010年の数字は統一球前の数字で明らかに「打高投低」な時代の数字ですので
あまり参考になりませんが、改めてこの2010年と2011年シーズンのリーグの平均得点や
防御率などの数字を見てみると「違う国のリーグですか?」というぐらいに数字が変わってきます。
一応ボールの問題を考慮するならば2014年シーズン以降の成績が現状の統一球とほぼ同じ係数の
ボールを使用しているはずなので、この辺の数字と比べてみると素直に比較が出来そうですが、
そんなこと言ってたらキリがないのでひとまず「2011年~2016年」で比較してみた方が
良いかもですね。

それぞれの項目で必要ラインというのを見て行きたいのですが…

正直、チーム打率、得点については上位チームに負けていないので良いと言えば良いのですが…
結局、1.5軍ピッチャーに大量得点して、苦手ピッチャーの前では
借りてきた猫みたいな打線になるので、「詐欺打線」っぽいとこがあるといえばあるのですが…
ここまで突っついてるとなにも誇れるものがないので、
ここの数字は素直に評価したいと思います。

で、勝ち星のラインを見てみると
2010年から2016年までの優勝チームの勝ち星を単純に年数で割るとだいたい「82」
ということで、2010年代以降のパリーグにおいておよそ80勝ぐらいが優勝ラインだと言えます。
ちなみにライオンズが最後にリーグ制覇した2008年。この年も結構勝ってた印象あったのですが、
それでも76勝64敗4分。

ちなみに直近2年の
2015年 ホークス 90勝
2016年 ファイターズ 87勝

というのははっきりいって異常です。他のパリーグ球団は恥ずかしいと思った方がいいです。
こういう状況が続いてしまうとリーグがとてもつまらなくなるので、
正直、岸くんのイーグルス移籍は痛いですが、その結果イーグルスの戦力が増して
リーグの星取が均衡するのであればリーグとしてはおもしろくなると思うので、
もうそのように考えるしかないですね。

で、この「82勝」を目標にするとして
今シーズンどないしましょー?ということで
ちょっとシミレーションしてみました。

雄星 13勝5敗…メジャーとか言うなら最低限このぐらいの数字残せや。
十亀 11勝5敗…このぐらい勝たないとあかんよ
野上 9勝7敗…なんだかんだ言ってこのぐらいに落ち着くと思います。
光成 10勝6敗…これだけやったら御の字です
多和田 11勝6敗…なんだかんだいってこのぐらいかな
本田 5勝7敗…このぐらいだと思います。正直。
ウルフ 8勝5敗…おじいちゃんなのでこれで勘弁してください。

牧田 8勝2敗…リリーフでこのぐらい残してくれたらもうメジャーいってらっしゃいです。
シュリッダー、ガルセス、キャンデラリオの新助っ人3兄弟や
今井などその他のピッチャーで力を併せて  15勝

これで82勝。
もう大甘に展望してこのぐらいやってくれたら御の字です。
もうこれ以上は無理です。優勝ラインが85~90勝になってしまうと
現状のライオンズにはそこまでの力は残念ながら無いと思うのでもう優勝は諦めましょう。

防御率3.85もやっぱり駄目ですね。
歴代優勝チームを見てもやっぱり3点台前半ぐらいで抑えないと苦しいところ。
失点618もお話にならない。
ざっとみてもあと100点はマイナスしないと厳しい。
西武ドームのマウンド改修でこの辺が改善されるといいのですが…
得点も半減しそう怖いですな。

で、やっぱり気になるのが先発の防御率4.10という数字。
いくら重量打線があるといはいえ、先発ピッチャーが序盤に点を取られると
相手はリードを守るために良いピッチャーをどんどん投入してくるわけですから、
ひっくり返すのが難しくなるのは当たり前。
ここもやっぱり3点台前半に持ってこないと優勝は夢のまた夢。

今シーズンがんばっていたリリーフ陣でもやはり歴代優勝チームと比べると
3.42では苦しい。先発以上に得点を許さないことが求められるので
2点台のリリーフ陣を構成しないとやっぱり苦しいよなぁ…

先発のイニング数も今シーズンは先発陣で800回を食うのがやっとこさ。
しわ寄せがリリーフ陣にいって、469回も投げさせられれば
層の薄いリリーフ陣なのでパンクしてしまうのは当たり前。
先発陣は850回ぐらいイニングイートしてくれないと夏場に
リリーフ陣がガス欠になりますね。



うーん、ライオンズファンのみなさんを勇気づけるために
歴代チームとの比較をしてみましたが、逆にいろいろ凹みます…泣

なんとかAクラスには帰り咲いてほしいけどな。


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