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Lions blog!! 2019

2017.1.31. 踏ん張れるかリリーフ陣その②

2017-01-31 12:57:33 | 日記

ほんとは別のこと書こうと思ってましたが
助っ人3人衆の入団会見を見て予定変更。


リリーフ陣の展望をもう少し見てみたいと思います。


まずは助っ人3兄弟についてこれまでの球団関係者のコメントを踏まえると

シュリッター セットアッパーまたはクローザー
キャンデラリオ 先発候補?
ガルセス 先発またはセットアッパー?

みたいです。


シュリッターがクローザーやりたいって言っているようなので
もうそしたら「どうぞ、どうぞ」って感じです。
そのかわりコーディエみたいに炎上繰り返したら許さないぞ…

日本が9か国目でのプレーというキャンディさん。
あのナベQが「まだ伸びシロがある!」って言ってるんだからこれは不安しかないぞ…ww
34歳で伸びシロがあるって言われると、全国の34歳の方に勇気を与えるコメントです!ww
写真見た感じは…
うーん。あ、メガネキャラなの?
夏の西武ドームとか暑くて湿度マックスでメガネが曇ってコントロールが乱れないか、そこだけが不安になりました。
もう、この辺のクラスは当たれば儲けものですわ。

ガルセスはこの3兄弟の中では一番若くてしかも貴重な左腕。
左腕の先発から見事なクローザーになったグラマンみたいに化けてほしいですがね。
彼も…まぁ当たれば儲けものです。

ただ、NPBでの経験豊富なウルフが居るので、ここは間違いなくプラスになると思います。
ウルフがうまくこの3兄弟をまとめてくれればひょっとすればひょっとするかもしれません。
(でもなぁ、去年はポーリーノがだめだったからなぁ…ひょっとしないかもww)

と言う感じで、生粋のライオンズファンですら
ピッチャーの助っ人補強に関しては絶望感しか湧かないので
もう仕方ないですよね…
これは。


さて、リリーフ陣で間違いなく軸になるのが
牧田、増田、武隈、になります。
小石大石の「石コンビ」にももちろん期待なのですが、
二人とも昨シーズンだけ活躍しただけに過ぎないので
いろいろと期待するのは酷というもの。
もちろん、この二人もやってもらわないとリリーフ陣は火の車なのですが、
過去の実績から言ってやはり牧田、増田、武隈の3人が軸になって引っ張っていかないといけないですね。


牧田は少し前のブログで特集したので、今回は増田と武隈について。

まずはセットアッパーもクローザーも出来る増田から。
ハズレ1位でプロ入りしましたが、ハズレと言えど、さすがドラ1ということで
入団以来、しっかりと1軍の戦力となっております。

2013年 42試合 52.2回 5勝3敗5H WHIP1.50
2014年 44試合 44.2回 3勝4敗22H WHIP1.07
2015年 72試合 74回   2勝4敗40H3S WHIP1.07
2016年 53試合 54.1回 3勝5敗5H28S WHIP1.21

WHIPは1イニング当たり、何人の走者を出したかを表す数値で
特にリリーフピッチャーの実力を見るのに適しているセイバーと言われてますが、
だいたいの評価基準が

1.00以下…めちゃくちゃ優秀
1.20前後…まぁ及第点
1.30前後…普通かね
1.40前後…あ、危ない
1.50以上…俺達入り

という感じで、「俺達入り」というのはもう、ライオンズファンなら悟って頂けると助かりますww


で、増田のルーキーイヤーからの成績を見てみますと
初年度から結構投げてますね。
WHIPこそちょっと悪いですが
2014~2015年とWHIP1.00付近で非常に優秀なピッチャーであることがわかります。
とくにタイトルを獲得した2015年はセットアッパーとして素晴らしい成績を残しました。
増田がリリーフで力を発揮し始めてからライオンズの先発陣とリリーフ陣の防御率が逆転し出したのは
偶然ではないと思います。
で、2016シーズンは朋巳がトミージョン手術を受けるために離脱したために急遽クローザーへ。
最終的に28セーブを挙げて守護神としてよく頑張ってくれました。
ただ、WHIPがちょっと悪化しているので、ここは今シーズンまた踏ん張ってほしいですね。

シュリッターことシュリさんが「クローザーが俺の仕事場だぜ!」と言っているらしいので
クローザーは彼に任せられるようでしたら増田がセットアッパーに入ってくれると
7回牧田
8回増田
9回シュリさん
の勝利の方程式が生まれそう。

2016シーズンは幸か不幸か増田がクローザーに回ったことで2015シーズンのような
登板過多を避けることが出来ました
リリーフで72回投げるのってやっぱりしんどいと思うので(ほぼ2試合に1試合の登板ペース)
なんとか55~60試合ぐらいの登板に抑えて投げてくれれば
勤続疲労もそこまで蓄積せずに長くブルペンを支えてくれそう。
増田、がんばってほしいですな。



続きまして半袖で自主トレ頑張っていた武隈先生。

武隈見てるとよくここまで成長してくれたな…というのが正直な感想。
とくに直近3年間での1軍での貢献度は素晴らしいですね。
高卒生え抜きのリリーフ陣として本当によく頑張っています。

2014年 47試合 48.2回 0勝1敗8H WHIP1.25
2015年 67試合 57.1回 6勝1敗11H1S WHIP1.59
2016年 64試合 61回 5勝3敗14H WHIP1.28

増田もそうだったのですが、2015シーズンはリリーフ陣がだいぶ酷使されてましたね。
武隈も67試合登板てもうヘロヘロですわ。
WHIPでいうとまぁまずまずの数値といったとこでしょうか。
2015シーズンは明らかに疲れたとこをガツンと打たれて数字が悪化したと思われ、
60試合ぐらいの登板にしてあげればWHIP1.20~1.29ぐらいの数値を残せるピッチャーと見ていいでしょう。
2016シーズンもヘロヘロになった時期がありました。
やはりリリーフで70試合弱の登板というのは相当しんどいと思います。

増田と武隈の負担をどれだけ減らせるかは
小石と大石のがんばりにかかっていると思いますので、
この「石コンビ」には今シーズン、注目していきましょう。