今シーズン2回目のJA8遠征、初日はサッポロテイネから。
朝一の伊丹発新千歳行きJAL便に乗ったが、08j発のためどうしても滑走開始は午後からになってしまう。今シーズンのテイネの時間券は3時間券がなく、最短は5時間券だったので、13jにスタートしてもラストは18jでナイター突撃となるため、車はオリンピアに駐車し、まずは聖火台コース(1972年の札幌オリンピックの聖火台)などをちょっと滑ってからゴンドラでハイランドに上がった。
今年のJA8は積雪が例年に比べて少なく、直近1週間ほども全く積もっていない様子で、雪質こそパウダーだが、ツリーランに入ってもノートラック部分は皆無な状況だった。
旧男子大回転コースに向かう道中も、今年は木の枝が十分に雪に埋まっておらず難儀したが、木の枝に板が絡まってコケ、急斜面で板が外れて困っているところに、パトロールがやってきて、「ただいま救助活動中なので、早くこの場を立ち去って下さい」と言われてしまう有様で、「おいおい、こっちだって難儀しているんだ、脱出を手伝って欲しいわ」、と言いたいような状況だった。とは言ってもそこは自己責任エリア(立入禁止区域ではない)で救助は当然有料。ヘルプを要請すれば対価が発生するので、命に関わるような状況でない限り自力で脱出するのがベターである。
それでも、まあ雪質は良いのでそれになり楽しめ、16j頃にハイランドのリフトが終了した後はオリンピアに降りて、数本滑って打ち止めとした。
数日前にグランスノー奥伊吹の名物コースHeavenly46がオープンしたとHPで発表されていたので、今日は奥伊吹に行くつもりにしていた。しかし、昨日再度HPを見るとHeavenly46はクローズになっていたため、今朝自宅を出発する前の09jに奥伊吹に電話で照会してみた。
すると、はじめに電話に出た交換手?の社員は言葉遣いも丁寧で好感が持てたが、電話を変わったゲレンデ担当者?の社員が電話に出るなり、「お客の電話に出ろと言われたので代わりました」と別にこちらに伝える必要は全くない文句を言ってくるなど、お客をバカにしている様な対応で、問い合わせのHeavenly46はオープンしますか、の答えは「わからない」。ではいつ頃わかるんですかと聞くと「それもわからない」というやる気のない返答。
このまま突撃してもHeavenly46はクローズの可能性が極めて高く、しかもリフトはどーせ激混みだし、同社の社員はやる気がないし、ということで行き先を余呉高原に変更した。
0920jに自宅を出発し、余呉高原の駐車場に1230j着。午後着なので、午前中にガッツリ滑って帰った客の駐車スペースに誘導され、幸いにもゲレンデに一番近い駐車場に止めることができた。
天気は終日ピーカン。シニアの午後券を3kで購入して1255j滑走スタート。リフトも空いていおり、待ちはほぼゼロ。待っても1分程度で非常に快適だった。リフトは1630jまでの運行だったが、休み無しで滑ったため流石に疲れて1600jに打ち止めとした。

パークは例年通りのウェーブ、(リップのない)キッカー、ボックス2個(ワイド、ナロー各1個)、塩ビ、それに今年は新しくヒップが作ってあった。なお、ボックスはパラに設置してあるので、どちらか一方しかこすれないし、塩ビは初心者用で、半分雪に埋まっていることと長さが3m位しかないのでいま一つだが、あるだけマシ。(奥伊吹に塩ビはない)
しかし、今日はずっと雲一つない晴天で風もなく、まさにスキー日和で、さらにリフト待ち無しなので、とても楽しかった。3時間の滑走で大満足だった。
今回はファミリースキーで、前日の12/29もスキー場近傍まで行ったもののゴン降りのため、このコンディションで突撃しても面白くないだろうと判断して滑らずに引き返した。
というわけで地道で帰ることにし、2ndの強力なすすめで帰路の関市にある、地元で有名といううなぎ屋で昼飯を食って帰ってきた。うなぎ屋は11時開店のところ、11時前に到着したらもう行列ができており、これなら間違いないだろうと期待して食したところ、皮はパリパリで身はふわふわ、抜群にうまかったのは言うまでも無い。

で、本日は朝からリベンジ。幸いにも降雪はなく、終日曇り時々晴れといった天気で09jから滑走スタート15jに終了とした。しかし、鷲もピアも、前日のどか雪でアイテムを掘り出すのに時間がかかり、パークのオープン予定時間には当然ながら間に合わず、ピアに至っては昼前にジブが1つだけかろうじてオープンし、全4ジブアイテムがオープンしたのは14時頃というありさまだった。
しかも、鷲もピアも、ディガーがジブに付着した雪を完全に取り去ってくれないので、コーピングに片足をかけると、コーピングに付着した氷雪などで摩擦が大きく、かかりすぎてすぐに落下してしまった。また2イン2アウトを打っても、ポリカの上の残雪で板が引っかかり回転が強制ストップするだけでなく、転倒させられるしで、素抜けかサイドスライドくらしかできず、ジブは全くつまらなかった。(天気が晴れないので、ジブにこびりついた氷雪が溶けない)
それでもキッカーの方は、アプローチとリップさえちゃんと作ってくれれば、アイテムの雪を落とす必要は無いのでまあまあ楽しめたものの、パーク全般としては消化不良だった。
これにて2024年内の滑走は終了。
今日は宿から車で15分のサホロ。4時間券を買って09-13jまで滑って新千歳に向かおうというわけだ。サホロは近年値上げが激しい加森観光の経営だが、シニア4時間券を500円クーポンを掲示して購入したところ、4780円で入手できた。
日曜日なのに幸いにも空いており、ゴンドラ待ちもほぼゼロで長くても3-4分程度だった。パウダーをたっぷり味わって13jに打ち止め、飯を食って新千歳に向かったが、意外にも時間がかかり、行きつけの「千歳乃湯えん 」に行く予定だったところ時間的にちょっと厳しくなったため、先にレンタカーを返却して空港内にある「新千歳空港温泉」に向かうことにした。
しかしだ、久しぶりに新千歳空港温泉に行ったところ、1年ほど前に入場料が値上げされており、日帰り入湯がなんと2600円。しかも30分くらいしか浸かれない。さすがに入湯は断念し、余った時間でラーメン(1200円)食って帰ってきた。

今日は宿に近いサホロにするか車で45分のトマムにするか朝まで検討したが、オープンしているコースのより多いトマムにした。今シリーズは昨日のレースイもトマムもサホロもまだパークが造成されていないため、パウダー板を持ってきており、逆にプロテクターは持ってきていない。
0900 宿出発
0945 トマム着
1000 滑走開始
1600 滑走終了
1700 宿着、即温泉へ
トマムについて着替えていたら、メットがない。宿に忘れてきてしまった。しかし今シリーズはパークをやらないので肋骨などを折る可能性はほぼゼロで、プロテクターも持ってきておらず、まあメットなしでも問題ないわ、と1本目を滑ったところ、あまりの寒さ(氷点下18度)で耳が限界となり、売店に駆け込んでニット帽を買うしかなかった。リゾート地で買う道具は、それなりのお値段なので流石に痛かったが、耳が凍傷にならずにすんだので良しとしよう。
パウダーの方はバッチリで何も言う事なし。前の晩は積雪がなかったので、非圧雪コースはほぼ食い尽くされていたが、ツリーランはノートラックの部分が多々残っており大変楽しめた。やっぱJA8のパウダーは最高。そりゃ外国人が殺到するハズだ。というわけでリフトが止まる16jまで、滑りまくらせてもらった。

なお、スロープスタイルパークは積雪不足で事前情報どおりオープンしていなかったのだが、なんと別のところにこっそりとジブが設置してあり、しかも6連で、塩ビ→角レール(サイドイン)→丸レール(サイドイン)→塩ビ→ナローBOX→ワイドBOXだった。
それに対し我が方はノーヘル、プロテクターなし、重くて長いパウダー板、と来ている。失敗して転倒する可能性のある、角レールと丸レールは回避して他のアイテムを適当に擦らせてもらった。しかし板が言うことを聞かずしっくり来なかったのは言うまでもない。
今シーズンは膝痛でボーゲン中心の滑走を考えていたが、深雪ノートラックのパウダー滑走はエッジングを伴わないので膝への負担が少なく、特に問題はなさそうだ。