毎晩暑くてまいりますね。窓を開ければ虫の声がする・・・。
夏と言えばホラー映画。
私は邦画の「呪怨」シリーズが好きでよく観ていましたが、
こう暑いとホラー映画でも観たい気分になります。
偶然ですが、今日は最近出ました「霊幻道士3・キョンシーの七不思議」のDVDを1000円で購入。このシリーズはどれもDVDを持ってなくて(昔のポニーのビデオしか無かった!)先日書いた記事のオーボーもまた見てみたくなり1000円と比較的安いですし帰りに買ってしまいました。(でも、この映画なかなか面白いんですよね。ホントに。)
そして今回の記事は邵氏の『鬼話連篇』Fearful Interlude という75年のホラー映画です。これは「蛇姦」などでも有名な桂治洪が作った3話構成のオムニバスとなっていて、山ほどある邵氏の映画だとたまにオムニバスに出会うこともありますね。
ホラーのオムニバスってのもいいものです。
その第1話が『鬼屋』。
怪しい洋館で繰り広げられるサスペンスタッチのお話。
(クモの巣だらけでまるでホーンテッドマンションみたい)
王鍾ら3名が古い館に入ります。
なんかいいですねー
この絵が劇中何度も映し出される重要な絵です。
おまえはキョンシーなのか?
手がのびる。ビヨーン
ホラー映画によくあるような、出るか出ないかハラハラドキドキさせる
焦らしテクを使った(私個人はこんなシチュエーションがあればすごく楽しめます)
約20分の短編ながらなかなか良く出来ていると思います。
2話は簡単に言うと、現代に近い時代設定で一人青年の母親が墓に入ったり
出たりする話・・。これはちょっとキツイ。
3話はちょっと昔に戻って『聊斎志異』チックなお話。
サブタイトルがそれぞれ付けられてますがこの3話が『古之色狼』という題名です。
要約すると、さんまちゃんみたいな出っ歯の男が出てくるお話です。
(…というか完全にものまねの原口の方だね(笑)
豚小屋に入れられたり、蛇が出てきたりします。。。
王清河爺がゾンビの牙から救われたアイテムとは・・・!?
なぜか女ゾンビだちはキョンシーみたいにピョンピョン飛び跳ねてました。
爪がささって取れない[赤β]履仁…(爆
ということで今回は邵氏の鬼才・桂治洪によるホラー作品でした。
次回はまたまた続きますが桂治洪の『無法無天飛車黨』を書いてみる予定です。
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