らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

山形Q練習34-vol.5

2009年12月14日 23時49分41秒 | 山形弦楽四重奏団
 写真は大江町の神通峡です。

 一日中寒かったですね。とうとう気温が1桁台に推移するようになってきました。庄内では雪が少し降ったようですね。練習の帰り道に大江町に近づくにつれ、少しずつ雪が交じってきていました。明日から雪だそうです。

 さてさて、本日は山形Q第34回定期演奏会に向けての5回目の練習でした。

 H.Wolfから練習が始まりました。初めて時間をかけてこの曲と対峙しました。少しずつですが曲とお友達になれた気がします。演奏している時は本当に楽しいのですが、転調時の音程力が今ひとつしっくりきません。もう少しで自分達の物になりそうなので、あとひとふんばり!

 音程と言えば、次に練習した林光氏の「LAMENT」~悲曲です。H.Wolfの曲もそうですが、やればやるだけ良い曲に思えてきます。曲の感じもだいぶ明解になってきましたし、曲も普通に通るようになりました。お互い難しい重音があり曲頭からして7の和音がなってきます。個人~が出す音への責任が、とても重い曲です。重音のどちらか1つの音程をはずせば全体がハモって聞こえないのです。無調ながら全体はきれいな和音が進行してゆきますので、全体の響きに常に注意をする事が、重要なのです。

 音程の問題は練習を多くやるのも大切ですが、まず音を出す前にその出るはずの和音の響き・音色のイメージが出来ている事!そして例えぶつかった音(短2度や7度など)があっても、きれいに協和すると自分を騙すこと・・。汗。

 もちろん曲によっては、クラスターのようにぶつけてゆく場合もありますが、この曲に関しては必要ないと私は思っているので、あくまでもハモってゆく感じで・・・・。だいぶ良くなってきたので、音符の裏にあるものや行間をよむ作業が出来たらと思ってます。そこまで何とかゆきたいですね。この曲は。

 最後また余った時間で、S.Prokofievを第1楽章~第2楽章冒頭とやりました。今回のプログラムの良いところは、メインのProkofievで伸び伸び演奏できそうな所です。だいぶ曲になってきました。後はみんなの足引っ張ってる部分を調整します。

 練習するに従って今回のプログラムはますます楽しくなってくる不思議な要素があるようです。

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