昨日から「91歳の巨匠 村川千秋のシベリウス」コンサートリハーサルが始まっています。
花笠祭り最終日を避けて、天童市市民文化会館で昨日と本日リハーサルが行われました。
初日は今回の演奏会の副指揮者〜粟辻聡氏が入念に村川先生と打ち合わせをした上でのリハーサル。
そして本日から村川千秋御大の登場となりました。彼が60歳そこそこの時からお付き合いがありますが、その時の先生の年齢に自分が近づいています。
91歳で指揮台に立って指揮する姿は、昔とほぼ変わらないような気がします。若い頃のような情熱がタクトのアクションを超えてしまうようなこねくり方はしなくなり、無駄な事は排除してむしろ自然に音楽を流してゆく印象です。
90歳を超えた人が普通に大勢の前で指示を与えたり、若い団員さんたちと一緒に笑ったりするのは見ていて気持ちいいくらいです。
詳細
やまぎん県民ホールシリーズVol.3「91歳の巨匠 村川千秋のシベリウス」
2024年8月10日(土)15時開演(14時開場)
会場:やまぎん県民ホール
指揮:村川千秋・ヴァイオリン:周芳亮介*副指揮:粟辻聡
・J.シベリウス アンダンテ・フェスティーヴォ JS 34
・J.シベリウス ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47
・J.シベリウス 交響曲第2番 ニ長調 Op.43
山形交響楽団を創設した村川千秋先生の渾身の演奏会に是非お越しください。91歳で指揮台に立つのも奇跡なら、聴き逃すと次はありません。次の機会にと思っている方がもしいらっしゃったら、結局「あぁ〜あの時聴きにに行っていれば」と後悔するものです。私も何度も経験した事があります。本当に心から是非是非!!!