「あー今日は調子悪い、最近スランプなんだよね。」プロの現場でも日常的に聞こえてきそうなセリフです。
しかし、プロは言い訳を言ってしまったら、そこで自分のレヴェルの低さを露呈させるようなものです。
学生の時、先生によく言われたのは、超一流以外の人にはスランプなんてないという教えです。
まぁ私自身言い訳をよく言ってしまうような抵レヴェルの学生でしたから、先生は私に言ったのだろうと思います。
先生の言葉の本当の意味は、自分の演奏がうまく行かなかったり、気に食わなかった時は、成長するチャンスを迎えている時期で大変貴重だと。自分の奏法や解釈を見直して足掻くわけですから、乗り切った後には成長している自分があると。
最近調子良いなぁと思っている時は、むしろ独りよがりな演奏をしているかもしれないので、注意が必要では?
いくつになっても学びは多いです。