クァルテット・エクセルシオがついに!!幸松肇氏による「弦楽四重奏のための4つの日本民謡」の第1集から第4集まで、全16曲の録音をしてくれました。
クァルテット・エクセルシオは、確か2010年のファーストアルバムに「さんさ時雨」と「ソーラン節」だけを録音していたのですが、第1集〜第3集の録音はYAMATO Qに先を越されていましたので、本当に心から待っていた録音になりました。
私達、山形Qも第1集から第3集の12曲は頻繁に演奏していましたし、定期演奏会にも幸松肇氏が駆けつけてくれて、「最上川舟歌」を作ってくれたりしました。
しかしながら、第4集の楽譜は未出版で、クァルテット・エクセルシオの地方公演のために作曲されたとのこと。さすが、長年演奏し続けて、ひろくこの曲集の知名度を上げていた団体だけのことはあります。(実際、エクセルシオのファーストアルバムでその存在を知り、楽譜を手に入れて私達も演奏するようになっていきましたから・・・・)。
録音された16曲をあらためて聴くと、当たり前のことですが、YAMATO Qとも山形Qとも解釈は違っていて(そこが音楽の面白いところです!!)、他の団体の演奏の演奏解釈の多様性にウキウキしてきます。
幸松肇氏の日本民謡の全容を知りたいのなら、このCD超おすすめです!!
民謡をクァルテットで演奏??という考えはちょいと古いです。海外の団体も頻繁に取り上げていますので、是非聴いてみて下さい!