らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

病気と作品

2015年06月15日 23時59分59秒 | 音楽
 色々な検査の結果、私の体は異常が見つからなかったのですが・・・・。

 入院生活約1週間して、朝6時(実際は何時間も前に起きることもありました)、夜21時に就寝。昼間は寝かされほとんど運動もせず、3食すべてお粥に味の薄い野菜系の煮物やお味噌汁の生活をして、だいぶ狂っていた体のリズムを取り戻すことが出来ました。もう少し大げさに言うと、体も心もきれいな方向~本来あるべき姿にされてしまったのでした。

 退院して、家に帰ったら好きな音楽をたくさん聴こうとしていました(病院では一人部屋だったのですが音楽を聴く設備はありませんし、TVも一切見ませんでしたから・・・)。

 あ~練習も出来なかったし、今後やる作品のCDでも聴いて、早く音楽家の勘を取り戻さなくては!!

 だったのですが、きれいな体にL.v.ベートーヴェンもJ.ブラームスもB.バルトークもちょいときついんですよ。あんなに好きな作曲家達だったのにほぼ受け付けないんです。

 弱ったからだ~きれいになった体にはJ.S.バッハ、W.A.モーツァルト、F.J.ハイドンが心地良いんです。耳にも心にも。普段バッハは演奏する機会も少ないのであまり聴くこともないのですが、家にあるCDを片っ端から聴きました。

 もしかしたら、ラーメン食べたり、マックでポテト食べて(誤解があったらごめんなさい)、珈琲飲んだり少しでも俗世間的な体に戻して、汚れないとロマン派以降の作曲家のワガママは受け入れられないのかもしれないと思いました。

 毎日少しずつ体力回復に努めていて、少しずつそういう事はなくなり色んな音楽を聴き始めましたが、今回体験したことは、ちょいと興味深い面白い体験でした。
コメント (2)
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