goo blog サービス終了のお知らせ 

らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

さてどうするか?

2012年10月27日 23時59分28秒 | 山形交響楽団
 この秋の山形響は旅続きで、団員の約60%が何らかの風邪状態(私の推定です。なんの調査も無し)で、休みは無い上に、芸術の秋は過酷なプログラムが次から次へと予定されています。

 まず来月の頭の方のオペラガラコンサート、通常はモーツァルトやヴェルディ、プッチーニあたりのアリアを幕の内弁当的に並べて行うのですが、今回はなんと言ってもE.Humperdinckのオペラ「ヘンゼルとグレーテル」から・・・・・。あのお菓子の家が出てくる男の子と女の子が魔女から逃げる有名なおとぎ話のオペラです。内容のわかりやすさとは反比例し、オーケストラの奏でる音楽は完全にワグナーフェチの複雑な音楽で(歌はそうでもありません)、転調に次ぐ転調で、かなり難し・・・・。

 そして、創立40周年の記念定期演奏会の一環で、R.ワグナーの「さまよえるオランダ人」全曲・演奏会形式というのもあります。これは話は分かりやすいのですが、オーケストラの音楽は難しいです。ヴィオラのパート譜で言えば、有名なカールフレッシュの音階教本の半音階のページが、何十ページに渡って書いてある感じです。これまた転調を含みますから、どこが全音なのか覚えておかなければ演奏出来なさそうです。そして、オペラにありがちで休み無く、体調(私の場合は腰)に多大に影響を与えそうです。ピットなら足下だらしなくても良いのですが、舞台上だと・・・。かなり辛そうです。

 こんなの出来なぁ~~いと言うのは簡単ですが、そろそろ何とかしないと数日の練習日程の中では、本番に載せるだけの形になりません。時間を見つけて練習しないとね。

 そして、山形Qの次回定期演奏会・次回庄内定期演奏会の曲も難しい曲ばかり・・・・。こういう時は、どれから手をつけていって良いか?なんて考えないようにして、毎日確実に数ページ練習してゆかないといけませんね。これが仕事ですから頑張りますよ。泣き言など言ってられない。

 今年の秋は時間と体調管理との戦いです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする