2008年10月25日に公開された日本映画。映倫PG12指定。
出演者は以下の通り。
綾瀬はるか、柏幸奈 木村彩由実(子供時代)(市)、大沢たかお、千葉一磨(子供時代)(藤平十馬)、中村獅童 (万鬼)、窪塚洋介(虎次)、柄本明(長兵衛)、竹内力(伊蔵)、利重剛(喜八)、佐田真由美(美津)、島綾佑(小太郎)、杉本哲太(盲目の男)、横山めぐみ(藤平十馬の母)、渡辺えり(お浜)、並樹史朗(片岡)、虎牙光揮(邪光)、河野うさぎ(市の母)、沖原一生(丑寅)、斎藤歩、山下徹大、増本庄一郎、土屋久美子、佐野泰臣、中野裕斗
音楽 リサ・ジェラルド、マイケル・エドワーズ
原作者は子母沢寛。勝新太郎の代表作の『座頭市』のリメイク版で、市の役が女性になっています。どうしても勝新太郎のイメージが強いので、リメイクするには相当な覚悟が必要で、今回は女優の綾瀬はるかさんを起用することで、新しさを吹き込もうとしたのでしょう。フィルムの時代で映画全盛時代の映像から比べると、なかなか細かいリアリティまでは(もともと盲目で居合いの達人という設定事態が不自然なのですが)表現が難しいようです。殺陣は、高速カメラの映像で血しぶきなどが飛び散るシーンなどは、かっこいいのですが・・・・・。
ただ人気女優を起用して、有名な話をリメイクしただけの映画と思って見始めましたが、2時間があっという間に過ぎましたので、きっと面白かったのでしょう。これも現代の時代劇の一つの方向性ですかね。