映画や舞台を観ました。

映画や舞台を観た記録です。

アメリカン・ハッスル

2014-02-18 22:48:15 | 舞台



『アメリカン・ハッスル』を観て、帰ってきて飲みながらの更新。
ちょっと失敗したなあと思うのが、この映画、アカデミー賞の候補っていわれてたじゃん。
だから結構構えて観てしまったなと。

本来ならバカバカしい笑える映画だったんじゃないかなと。

う~む、でもなんでこの映画がアカデミー候補なんだろ?
確かにおっぱいとおしりは魅力的だったけどさ。ヒュー・ジャクソンざまぁみろって感じなのかな?

私はどちらかというと『キャプテン・フィリップス』かな。
でも『アメリカン・ハッスル』も最後まで展開が読めなくてドキドキでしたよ。

アルゴリズム、虎よ!

2014-02-05 23:35:48 | 舞台
大阪から帰ってきて、早速舞台を観に行ってきました。

大阪はかなり暖かくて、コートもいらないくらいだったのですが、やっぱり関東は寒いねぇ。
西日暮里駅を降りて、北風に立ち向かいながら戸野廣浩司記念劇場に向かいます。






劇場に着いたのは10分前で、その時点で座席はほとんどぎゅうぎゅう詰めに埋まってましたね。
年明けに、私はたまたま寝ながらANNを聴いていて、そこでこれに出演する藤江れいなさんが「今なら券がまだ少しあります」って言ってて、もそもそベッドから起きだして眠い目をこすりながら取ったんだったかな。

だからお勧めしたいのだけど、チケットもうないと思う笑。

それでね、舞台のサイトの説明で

「とある組織を舞台に、一人の娘によって暗号を解く鍵・アルゴリズムが変わってしまい、
 話がおかしな方向に進んでいってしまうコメディ。」

って書いてあって、安堂ロイドみたいなすごいSFチックなものを想像するじゃん。
でも、それは全然違って群馬の山の中の話でしたよ笑。

ある種密室ミステリー的でもあり、ちょっとおかしな兄弟と、すごく胡散臭い業界人みたいな3人の計5人だけで繰り広げられる物語。

ほんとにムゴイいじめの話だけだと、日テレのドラマみたいに引いてしまうけど、この舞台はそうではないし、重厚なストーリーの中にも、常に楽天的な雰囲気が漂っているというかさ。

そして主役のれいなさんはというと、初めてあんなに近くで観たけれど、すごっく色白で、すっごく色白だから血の赤がすごく似合うんだなあ、これが。
それに、トランスの表情といい、ちょっとヤバかった。

すっごくセクシーでしたとさ笑。
いや、セクシーな役柄ではないんですけどね。
そこはかと・・・というか笑。

早く次の舞台が観たいものです。

愛の唄を歌おう

2014-01-30 17:12:54 | 舞台



さっきオリックス劇場で観てきました。
鉄は熱いうちにということでさっそく感想を。

出演者が男ばっかだった(T_T)

というのは置いておいて笑、いまスタバで席を見つけてググってみたけど、あの歌がうまいのはケミストリーの人かと。
いやあ、あのね、最終的に良かったから言えることなのだけど、エンディング前まで、宮本亜門さんって、こんな地味な演出をする人なのかと思いながら観てて・・・

エンディングがすごく良かったじゃん。
なんであれをはじめから出来ないのかと。

川畑さんて、喉が悪くてフルでは1曲しか歌えないとかじゃないんじゃん?
すごくもったいないなあと思って。

エンディング前まではすごく一般的なよくある舞台みたいに進んでいって、ちょっとがっかりしかけてました。

だってさあ、はじめから川畑さんとかバンバン歌わせて、山口さんの時はじゃんじゃんダンサー出して踊らせればさあ、息をもつかせぬ展開になったと思うんだけどなあ。
素人考えなのでしょうか?

キスマイの人の相手の香織さんだって歌うまいし、そこを二人でいろいろ歌えば良かったと思ったし、そしてミュージカルって、歌った後にボーカルがドヤ顔出来るような、そんな曲も必要だと思うんだよね。

あっ、あとローリーさんは面白かったです。
やっぱモノホンは違うなというようなキレがあって、でも欲を言えば台本になくてもギターソロとか、ぐぃんぐぃんいわせて欲しかったなあ。
ローリーさんってそういう人だと思う。
ローリーさんは、24時間テレビの時に、みんなが寝てるステージ裏の席で寝ているところをよく見かけて、それ以来親近感を憶えています笑。

それからトイレのところでも、小錦さんのウクレレのパートとか、あるのかなって思たんだけどなあ。

そうそう、そんなことを思いながらステージを眺めていたらエンディングが始まって、岸野さんが出てきて・・・

一人だけダンスのキレが全然違くなかった?
いや、ほんともうキレキレでさ。
それがすごく感動した。

上枝さんとかもこの舞台観てたんでしょう。
どうなんだろ?これは私がひいき目に観てるからそう思ったんだろうか?

すごかったよね。
でもさ、あれ、君らの仲間なんだぜ。
すごいことだよね。

もしかしたら岸野さんのダンス観なかったら、こんなにたくさん思わなかったのかもしれない。
これだけ興奮気味に書き込んでいるということは、それだけ『愛の唄を歌おう』に衝撃を受けた証でもあります。
だから今日は正直に書いてみました。

確かに槙原さんの曲って、槙原さんが歌うと一番うまく聞こえるように出来てるんだよね。
そして私たちは槙原さんが歌うのをずっと聴いて育ってきたわけだし。

ちなみに私の横に座った女性は、後半以降ずっと鼻をすすりながら観ていました。
至る所から、そういう音が聞こえてきました。
でもそんなことはステージから観ていたらわかるのかな。
終わり良ければすべて良しっていう、そんな舞台だったのかもしれないですね。

日本のミュージカルがもっと発展しますように。
願いを込めて。




ルパン3世VS名探偵コナンTHE MOVIE

2014-01-29 11:47:43 | 舞台



さて、今回も無事にTOHO映画の会員サービスである一ヶ月無料パスポートをなんとか獲得することが出来ました。

映画の長さ1分を1マイルに見立てて、6000マイル、つまりは6000分=100時間分の映画を観ると、一ヶ月間の無料パスポートと交換してくれるんです。

今回マイレージを使用したのが、期限ギリギリの12月31日で、大晦日だったこともあってかなりバタバタしてたことを憶えてる。
それで、映画館のカウンターで、すぐに観られる映画を選んで、その映画がこの『ルパン3世VS名探偵コナンTHE MOVIE』だったのかな。

ルパン3世とコナンなので日本テレビ制作だから、事前に前作の『ルパン対コナン』を観ることが出来ていたのも幸いだった。

せっかく無料パスポートなんだからアニメとかも観たいよなって思っていたけど、結局アニメはこの1本で終わっちゃいそうな感じだなあ。
私としてはコナンよりもルパン世代なので、もっとコナンをギャフンと言わせて欲しかったけどさ。

でも、ちゃんとファンの期待を裏切らない出来上がりになっていました。
こういうのはずっと続いてくれればいいのだけど。
まだまだ続きが観たい映画です。

黎明

2014-01-11 17:15:27 | 舞台



今年しょっぱなの舞台は、エムキチビートの『黎明』を観に吉祥寺シアターまで行ってきました。

去年観た『独りぼっちの地球人』の田名部生来さんが出演ということで、楽しみにしてたんです。
さて、田名部生来さんといえば、言わずと知れたAKB48のアイドル。
彼女たちが出演していた舞台、去年はけっこう観ましたよ。

そして観る前に抱いていた印象と実際に観た彼女たちでは、それぞれかなり違いがありました。
去年更新できなかった分も含めてちょっと思い出してみましょう、まずは中塚智美さん。

彼女は、ものすごくきれいな子なんだけど、たいめいけんのロケとかみると引っ込み思案で、ちょっとムズカシイお年頃の女の子なのかなあという印象でした。

でもね、実際の舞台で観た彼女は天真爛漫に明るくて、ほんとに屈託がなく楽しそうに話す女の子。
こんな子がいつもそばにいてくれたら、毎日が楽しいんだろうなあと思ってしまいました。

仁藤萌乃さんは、足を怪我していたはずなんだけど、舞台に何十年も立ち続けているような俳優さんたちに混じって、誰よりも彼女が貫禄がありました。
なんかうれしかったですね。

舞台って生ものだと思うから、いつもより拍手が多ければ演者さんもノってくるし、逆にいつも笑いが取れるところでシーンとしてたりすると、どんなベテランの人でも声が高くなったりツッコミの力が強くなったりするじゃないですか。
でもね、舞台の上の彼女は気高いというか、気品があるというか、まるで何かが降りてきているかのようにステージの上で凛としていました。
もしかしたら、怪我したことで逆にスイッチが入ったっていうのもあるのかもしれないけど、私はこういう子好きです笑。

そして、そんな仁藤さんとは真逆だったのが田名部生来さん。

いつもブログとかぐぐたすで見る彼女の印象とは全く違って、ステージ上の彼女はとても繊細で、ともすればポキッと折れてしまいそうなほど華奢な女の子。
何このギャップは!!って思った瞬間から、彼女から目が離せなくなった。
あれは演技で醸し出しているのだろうか?
もうね、両手をぎゅっとしっかり合わせているのにもかかわらず、指の隙間からかよわさがもれでてくるというか・・・

峯岸さんはパルコ劇場でやった舞台「もしも君が。」で明るく演じることで、逆に彼女の絶望感とかを表現していたけど、田名部さんは不安な中にも、なんとか頼れるものを離さないようにしようとする女の子の可憐な気持ちを、率直に演じていました。

今年初めての舞台が『黎明』でよかった。

次の舞台は・・・


・・・たぶんブロードウェイ。
また素敵な舞台と出会えれば良いな。

ローンレンジャー

2014-01-01 15:20:50 | 舞台



2013年に観た映画をTOHOのサイトでログインして見てみると、そうそう、『ローンレンジャー』も観ました。
この映画は予告編の「キモサベ」っていう台詞がとても印象的でしたね。
そしてジョニー・デップとパイレーツオブカリビアンの制作/監督のコンビで送る超大作という感じでしたが、案外興行収入は伸び悩んだようです。

でも、私はそれは単純にアメリカ人の観客が、白人入植者がインディアンを騙すという内容になっていたのが、気に入らなかっただけなんじゃないかと思うけどさ。
私は面白かったですよ。
前年の『ラムダイヤリー』に続いて好きな部類の映画でした。

映画が始まって、見せ物小屋みたいなところから始まって、そしてエンディングと、やっぱりセンスがいいと思いました。

もう一度観てみたい映画です。

筋肉伝説ーマッスルレジェンド

2013-09-25 16:21:06 | 舞台



いつもスタジオライブを観ているCHANCEの演出家中村龍史さんと、メンバーが所属している『中村JAPAN』の東京大田区蒲田アプリコ大ホールで行われた5周年公演に行ってきました。

いつもは赤坂で、歌を中心としたアットホームなライブをしている彼女たちですが、ホールに着いた途端かなり立派なホールでびっくり笑。

それから私が行った日は、中村JAPANに所属していないCHANCEメンバーの岩城文夏さんやヨンエさん、中川雅子さんもお手伝いをされていて、なんか微笑ましかったです。

でね、中村龍史さんの挨拶から始まるんですが、中村さんが「今日は今年のトニー賞を受賞したブロードウェイミュージカル、キンキーブーツの川名康浩さんも客席にいらっしゃってます」とアナウンスすると、客席が沸くのと同時に川名さんが立ち上がってそれに答えてくださって、キンキーブーツに日本人が関わっているというのは有名な話ですが、川端さんを生で観られてちょっとだけお得な気分になったり、キンキーブーツ絶賛しておいてよかったと思ったり笑。

いや、Motownもかなり良いんです。
チケットをオンラインで買ったから、「いかがでしたか?」とかいろんなメール送ってくれるし、Motownと比べたら『スパイダーマン』なんて仮面ライダーショーに過ぎないよ、まったくさ。

と、そんな華やかな雰囲気のなか、ステージは始まりました。

私は中村JAPANは初めてだったので、どんな舞台になるのか興味津々でしたが、前半はオフブロードウェイ的な『STOMP』系の楽しい舞台で、後半は中村さんの舞台『けん盤君』と、それから曲とダンス、のような構成でしたよ。

素敵な舞台で、なんかね、いつも身近に感じられるCHANCEのメンバーが、遠い存在というか、彼女たちがほんとに存在している世界はこの世界なのかなって、思うとちょっと寂しくなったりもしましたけどね。

でも、こんなすごい人たちのダンスが、赤坂のCHANCEスタジオのライブでは、あんな間近に観ることが出来るなんてある種すごいことだ。
なんでフライヤーとか配布しなかったのかなと、ちょっと不思議だったけど、たぶん物理的に枚数がないとかそういうことだったのだろう笑。

人気が出過ぎて席が取れなくなってしまうのも残念ですが、あまりお客さんが少ない回で客いじりにあうのも恥ずかしいので・・・
そういう時ってセクシーとか書いていることをほんとに後悔して、居たたまれない気持ちになる。
そんなところはちょっと反省。

人気が出る方法なんて、莫大な資金とツテがあれば別だけど、それ以外で思い付く方法というのは2つくらいしか思い付かないよ。
こういうことをやってることを知ってもらって、一度スタジオまで観に来てもらうこと以外に方法がないから、eggmanみたいなところに出て、そこでプロモーションをして他のバンド目当てで来ている客に赤坂まで来てもらうのがひとつと、後は誰かすでに人気がある人を加入させるのがひとつ。

このくらいしか思い付かないな。

月一でeggmanとかモーフとかに出張というのはどうだろう。
ああいう所の客ってノリが良いし、CHANCEはルックスもそこそこ良いと思うので、引っ張って来れると思うけどな。

誰かを新規加入させるのは、米国のバンドのシカゴやTOTOだってそうだし笑。
そしたら即赤坂スタジオ満員になると思う。
でもCHANCEってやってることハードだから、逆にメインボーカルとかにするしかないっていうのはあるかも。
だって一人だけ、はじで踊れないっていう人がいたらヘンだけど、真ん中で歌ってる分には気にならないじゃん。

なんか、これからCHANCEって、また新しくなるんじゃないかって、ちょっと期待しています、
驚くべきことに、アイドルグループなのに二人もめでたく結婚ということになって、なんかあと二人くらい続いちゃうのかもしれないし、確かに結婚すればファンが減るのは致し方ないことかもしれないけど、結婚した後から新たにファンになってくれる人もいるかもしれないし。

そういう意味で、CHANCEのこれからにはすごく期待してるんだ。
サイパンへの機内で書いていたら長くなってしまいましたが、そろそろ着陸体制に入りそうなのでこのくらいで。

今日はファンの想いというものを書いてみました。
勝手な話なので、あまり気にしないでください笑。

独りぼっちの地球人

2013-09-17 13:44:36 | 舞台



ほらな、言った通りじゃん。
って、劇場にいた皆に言って回りたくなったけど、改めて言われなくてもわかってるか。
なんだろ?
滋賀県生まれは美人が多いってことかもしれないですね。

ということで、新宿はSPACE107で行われた『独りぼっちの地球人』観てきました。
前説の途中でSPACE107に着いて、慌ただしい感じで前説を聞き始めたのですが、前説の人のマニアックぶりにはじめはビックリ。
モノマネとかじぇんじぇんわからなくて、もしかしてまずいところに来てしまったのかと一瞬思ったよ。

そうなんです、私は全く前情報なしで舞台に臨んだのです。
まあ、威張って言うことではないですけどね。

舞台が始まってすぐに、トミー・リー・ジョーンズみたいな警備の人が出てきて、なんかヒトコト言うたびに舞台が湧くので「なんだろ?」って思ってた。
眼鏡の話とか「無くなったらすぐ戻ってくるんですよね」って警備の人が言うとドッカーンってウケるので不審に思ってたんだけど、すぐに気がついたよ。
この人はモロボシダンなんだってことにさ!!
そっか、変身する時眼鏡を使うからその台詞なんだってさ。

私のウルトラマンシリーズの思い出は、一番じっくり観てたのがウルトラマンレオで、その時にモロボシダンはすごくキビシイおじさんだったんだよ。
もちろんエースとかセブンとか帰ってきたとか、再放送はやってて観たんだけど。そんな私がウルトラマンと言えるのはタロウまでだと今までは思ってた。
でもね、人によってそれぞれのウルトラマンに対する思いというものはあるんだね。

それにしても舞台って言うのはすごい!!
目の前で行われていることの、空気感を生で感じられることの醍醐味というか。

板の上からは、観客の笑ってる顔とか泣いてる顔とか、生で感じられるんだから、これもすごいことだね。
そういうことがお互いに作用し合って、あんな素敵な空間が出来上がるのかな。

もっとこんな機会が増えれば良いのにって、思った夜でございました。
5日間じゃもったいないよなあ。

ねえ。

ピーターパン

2013-07-26 18:46:00 | 舞台



東京国際フォーラムホールCで上演中のブロードウェイミュージカル『ピーターパン』を観に行きました。

実はこの国際フォーラムはとても好きなステージで、各ホールに思い出がいっぱい笑。
Cホールの入り口のエスカレーターを、走り降りて汐留に向かったのも今では良い思い出です。

同じホリプロ主催のステージでは、確か和田アキ子さんのライブも、ここで見たなあなんてことを思い出しながら今日もエスカレーターを昇っていきます。

これってブロードウェイミュージカルと記されていますが、あの榊原郁恵さんとか相原勇さんがやられていたのと同じステージなのだろうか?
そうだとすると、なんかすごいですね、歴史が笑。

でも実は私、ピーターパンってこんな話だっていうのは知ってるけど、実際に物語を読んだり見たことなかったんです。
だからそんなところは子供たちと一緒で興味津々で望みましたよ。

物語自体は観覧席にたくさんいる子供たちの目の前で、クソガキって歌っているフック船長たちがおかしくてフック船長目線で全編を見てたかな。

実は4月にNYのブロードウェイで『スパイダーマン』を観たんです。
金曜の夜の公演で、劇場にはやっぱり近所の学校の子供たちでいっぱいでさ。

ヒーローと、ヒロインがキスしようとするとヒューヒューと騒ぎだして、やっぱり悪玉の親方は人気あって、途中でヒーローがスランプになって落ち込んで、でも最後は復活して悪を倒すと、まさに王道だけど、こういうの最近ちょっと興味があって。
スーパーマンなんかもおんなじ感じなんだろうかとかさ。
ちなみに『スパイダーマン』のほうはワイヤーアクションで、スパイダーマン自体が何人もいて3階席からステージまで糸で飛び移ったりとか、客席上を飛び回るスパイダーマンが話題になった舞台でした。

最後、窓を開けてピーターパンを探すウェンディに、子供たちが「うえ!!うえ!!」って盛んに言ってたところがなんかおかしかった。
ドリフターズの『志村後ろっ!!』みたいな感じというのか。
そしてそう思えないところが、もう大人なのかなって。

そんなことを思った舞台でした。
素直に楽しんで子供の頃を思い出すっていうのもいいものだ。
夏だし・・・
夏って『スタンドバイミー』とか、そういう郷愁を誘われるのはなぜだろう?

日曜日までの公演だそうですが、たくさんの子供を夢中にさせて、そしてたくさんの大人を懐かしくさせまくっちゃってくださいまし。

クロユリ団地

2013-06-01 23:32:09 | 舞台


私は、映画を観るのは午後8時過ぎの回が多いです。
よく行くTOHOシネマは午後8時過ぎからはレイトショーで1200円で観ることが出来るし。

だから『クロユリ団地』ずっと観られなくて・・・
だって単純に怖くね?
観終わったら23時ごろっていうのがさ笑。

そこで6月1日の今日は、映画の日を狙って行ってきました。
でもね、よく考えてみれば今日は土曜日で、そして映画の日なんだ。
だから映画館混み混みだった。

左横はカップルだし、右横はずらっと高校生らしき男女の集団が固唾をのんでスクリーンにかじりついてるし。
っていうか、おまえら高校生だったら6月から1000円なんだから他の日に観ろと思わないでもないけどさ。

でもね、いつもうっとうしく思うポップコーンをガサガサする音とか、空いている映画館とは違った圧迫感とかが、今日ばかりは何か心地よく感じるというか・・・これがホラー映画なのか!!って思った。
そういえば、ホラー映画ってあんまり観ないからねえ。
もし、夜のがらんとした、客が自分しかいないみたいな、そんな劇場で観たらちょっと怖すぎるよね。

そして映画自体も怖かった。
じいさんが怖かった。

「あっちゃん入っちゃダメだよっ!!」って、観客みんな思ってたと思うけど、これぞホラー映画ですな。

それにこんなこと言っちゃいけないのかもしれないけど・・・
前田敦子さんの演技が、AKBの最後の方、いろんなことに疲れた彼女は、あんな感じだったんじゃないかって。

いや、嘘です。
そんなことないね。

という『クロユリ団地』でした。
やっぱりこの映画、断然夏に放映すべきだったんじゃなかろうか。
紙兎ロペもそうだったし。
最近はそういう季節感とか意識しないのかなあ。
もしかしたら、海外の映画祭に出品するとかで公開時期が決まっているかもしれないですね。
あっ、それともブルーレイの発売を夏にしようとしているとか。
なるほど、いろいろ考えるものですな。
メイキングとか、すごく怖そうだし。

ブルーレイも楽しみです。

Juliet ジュリエット

2013-05-11 20:21:07 | 舞台


今日はめずらしく、さっき観たてのホヤホヤのものを。

JR両国駅前のAIR STUDIOというところで劇団空間エンジンさんの『Juliet-ジュリエット』という舞台を見てきました。
劇団空間エンジンさん・・・といっても正直よくわからないのですが、Chanceで大好きだった矢原里夏さんが出ていたので観に行ったよ。

いつものように内容はよくわからないまま出かけて、でも説明したら面白くなくなっちゃうのでしませんが、題名から「ロミオとジュリエット」の舞台が関係あるのかなということはわかります。

高校時代、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」の舞台の稽古をしている場面から物語は始まるのですが・・・
ほんとに鳥肌が立った。
いや、嘘じゃないって。ほんとに鳥肌が立ったんだから。
だってこの舞台、サスペンスなんだよ。
スリラーというのかな、とにかくほんとに恐かった。

映画とかTVのホラーものとかって、画面の向こうの話じゃないですか。
でもね、この舞台は目の前で繰り広げられてるんだよ。

私はそんなにしょっちゅう舞台を見ているわけではないので、こういうの初めての経験でした。

そして矢原さんはというと、見ててすごく楽しかった。
女子高生のところは「お、おう・・・」という感じではありますが、OLの格好をさせるとそこはモデルさん。やっぱ美人ですね。
そして豪快にすべってるところも良かった笑。
ほんとに良かったです

わかりやすく一般論で説明すると・・・ほら、コミカルな人が出演してると、観客はコミカルなことするぞって見てるじゃないですか。
だからボケもしっかりと拾っていくし。
でもね、美人さんが出演していて、突然舞台の途中で、そうだな、例えば『オシャマンベ』なんて、ギャグをやりだしたりしたら、みんな唖然としてシーンとするよね。
でも、美人さんはすごく頑張ったんだ。だってためらいながらそんなことしたら絶対ダメだし、声量もOK、間もOKでビシッと決まったはずなのにみなはポカんとすると。

ボケて反応がないからって何事もなかったかのように進行したらつまんないじゃん。
観客は美人さんがあんなことしたけど、何事もなく進んでいっちゃったからやっぱ聴き間違いだったのかなと思っちゃう。

TVに出てるようなお笑い芸人さんだったら、あれ?っと思ったら3回は言う。
それで3回言ってまったく反応なかったら、金輪際言わないと思う笑。

でも、そんなところも、見てる方の楽しみだったりもするものです。

と、そんなこんなのJuliet。
ヘンな話になっちゃったけど、キレッキレの矢原さんの演技すごいです。
舞台の展開もスリリングで面白い。
オススメです。

でも、あと2回しかなくて、明後日月曜が千秋楽。
キャパがそんなにないので、観に行く人は予約していった方がいいかも。

Juliet-ジュリエット

レ・ミゼラブル

2013-01-26 18:09:31 | 舞台


一番初めに行った海外はニューヨークだった。
2001年の10月の終わりで、ニューヨークシティマラソンに参加するためだった。

初めての海外だったからとても楽しみで、マラソンの練習とともにいろいろなことを準備していました。
ニューヨークに行ったらブロードウェイでミュージカルを観たかったので、その年の夏前から読み始めたのが岩波文庫のヴィクトル・ユーゴー著『レ・ミゼラブル』の全4巻で、分厚かったのでとても難儀をしたのを憶えています。

当時はノースウェスト機でJFK空港に着いた後、バスでコンベンションセンターまで連れられて行ってエントリーの手続きが終わった頃には辺りはもう暗くなっていました。
その日はどうしていいかもわからずにホテルの前の路地で、ベンダーから買った1ドルのホットドッグを食べただけで空腹を抱えたままベッドに潜り込みました。

そして次の日、朝起きて同じツアーの人たちとデリでサンドイッチを食べた後、初めて訪れたのはグランドゼロ。
9.11のテロが起こったのはたった2ヶ月前のことだった。
そしてグランドゼロを訪れた後は歩きました。

初めて訪れた場所では、なるべく歩いてみるようにしています。
そうすると空気というか、何か漂っている雰囲気のようなものがわかるから。

だからその時も歩きました。
グランドゼロをずっと北に向かってインペリアル劇場まで笑。
東京でいうと、秋葉原から新宿まで靖国通り沿いに歩いちゃったくらいかな。
インペリアル劇場までブロードウェイで一本なのですが、チャイナタウンとかリトルイタリーとか回ってみようということで結局とんでもない距離を歩いたことになる。

そんなこんなで初のニューヨークで、グランドゼロの次に向かったのが『レ・ミゼラブル』を上映していたインペリアル劇場だったのですが、当時は今以上に英語のわからなかった私ですら感動して涙を流したのを今でも憶えています。

その後もマンハッタン中を歩き続けて、日曜日のNYCマラソン当日には足が棒のようになってしまいタイムはひどいものでしたが、それも今は笑い話。
そんなことを思い出した『レ・ミゼラブル』でした。

人生で後何回、『レ・ミゼラブル』と出会うだろう。
願わくばその時もフレッシュな状態でいられますように。
いつまでも『レ・ミゼラブル』に感動できる自分でいたいな。


リンカーン/秘密の書

2012-11-19 10:34:10 | 舞台


先週ベトナムはハノイに旅行に行ってきました。
チャイナエアライン利用で台湾経由になります。

台湾は成田とハノイのちょうど中間よりもちょっとハノイよりという感じ、
成田ーハノイ間で4時間くらいフライト時間があったので映画を1本見ることが出来ました。
もちろんシートのヘッドレスト裏面に付いてるiPadより小さな画面です笑。

この『リンカーン・秘密の書』は、映画館の予告編でずっとやっていたからかなり興味がありました。
ゴシックホラーっぽいのかそれとも歴史物なのかとても興味があったけど、結論からいうとカンフー物だった笑。
ハリウッドがカンフー映画を作ったらこんな感じになるっていう。
これは壮大なB級映画ですね。
なんだろう、確かにちっちゃな画面なので迫力がないのは否めないけど、劇場の大画面で観ると、ドラキュラが人を襲うところとか迫力がすごいのだろうか。
なので、どうせこういう映画なんだから、もっとコミカルにしても良かったような気もします。
これは機内で観て逆に良かったかも。

でもね、ひとつ気になったのは大統領選直前のでオバマ氏とロムニー氏が争ってるこの時期に、この映画が公開されるのは、ちょっと興味深いですね。
ハリウッドはオバマ推しなんだろうし。
そんな映画でした。