宮本輝の「野の花 流転の海・第九部」読んだ。作者の父がモデルである松坂熊吾の生涯を描いた超大作の完結編。流転の海は、戦後から昭和40年代前半まで大阪を中心した九部作。第九部の野の春は昭和41年から43年にかけての話。息子の伸仁は成人して大学生になり、妻・房江は天職を得て自立。熊吾は諸事情で二重生活。それぞれの道を歩んでいるが家族の絆は奇妙な強さがある。房江といい、木俣製菓で働くノリコさんといい、女は強し。ウーマンリブが流行語となったのは、この数年後だ。
第一部から五部まで読んだ後、かなり間が空いたが、第六部の慈音の雨から九部の野の花まで約2カ月かけて完読。感慨深さとともに、読み終わってしまった寂しさあり。人の人生を深堀してみると、それぞれのドラマがある。
第一部から第九部まで書き上げるのに37年の歳月を費やしているらしい。第九部の単行本が出たのは2018年10月。このシリーズ、3年前の9月に食堂ガンで亡くなった親友のNも生前、愛読していた。残念ながら六部以降は読むことなく、逝ってしまった。来月で亡くなって早や3年。江古田に墓参りに行った時に完読したことを報告せなアカン。
若い頃の実父がどういう生活をしていたかは、あまりよく知らない。今年、実家の片付けしていた時、昭和31年に取った歯科技工士の国家試験の合格通知を見つけた。24歳の時に正式に歯科技工士になって、29歳で結婚して、31歳の時に俺が生まれたのか。それから57年の月日が流れた。長い人生だ。

食道楽と運動不足は糖尿病の元。戦後の闇市で旧知だった辻堂さんとの再会を果たすが・・・・。
昨日も昼飯後の散歩は中止。しばらく真夏日が続きそうだし、来週一杯、昼の散歩は中止かな。仕事を終えてから、ゲリラ豪雨が止むのを待って90分ラン。今年の走行距離は1,894キロ。
昨日のマリーンズ、日ハムの守備の乱れにつけこんで逆転勝ち。スコアは8対6。3番手で登板のフローレスが来日初勝利。マリーンズは試合時間が長過ぎる。球数の多さか、投球間隔が長いのが要因と思うけど、9時半には終わって欲しい。延長戦でもないのに4時間ゲームで終わるのが10時過ぎって・・・。