明野照葉の「赤道」読んだ。東京~バンコックを舞台にした犯罪小説。この人は前から知ってたけど、作品読んだのは初めて。
主人公の村瀬修二は商社マン。タイ、シンガポールに展開する日本料理のレストランに派遣される。しかし事業は不振を極め、新婚の奥さんは現地の生活に馴染めず、単身帰国。そのまま離婚。修二は現地で退職し、そのままバンコックの日本人の闇社会に足を踏み込む。
タイには行ったことないけど、暑い、仏教国、排気ガスと交通渋滞のイメージが強い。過去を消すために偽造バスポート、整形して別人を作ってしまうビジネスや人身売買、児童ポルノが横行してるらしい。
ちょっと中弛みがある作品だけど結末が衝撃的だ。湯島のタイレストラン「トンカーオ」に行きたくなった。タイミング良く会社の元後輩から御飯食べに行きませんか?との誘い。で今月中にトンカーオ行きます。
タイは微笑みの国と言われるけど犯罪も多いようだ