素晴らしいフレンチレストラン、「レフェルヴェソンス」に伺いました。
リニューアルのため少しの間クローズなさっていました。
東京の喧騒を忘れさせてくれるような、和モダンな内装にチェンジされ、伊豆や箱根の高級温泉旅館に伺っているかのラグジュアリーかつ、リラックスした雰囲気の店内です。 生野シェフは、慶應義塾大学をご卒業後料理の道に入られ、
世界的に有名店、ミッシェルブラスや、ザ ファット ダックで働かれ、感性や料理のテクニックを磨かれました。
リニューアル前とより「和」の食材を多く使われおり、生野流、洗練かつ、温かみのある(これが大切です。)フレンチをつくりあげ、我々を楽しませてくれます。
ふっくらした身の鱧は、表面がかりっとした焼き上がりで、コンブチャ漬けセロリ、麹発酵乳、ライムミントのマリアージュが独創的です。
定番の[蕪]の一皿は、4時間煮込んでもしっかりした触感が残り、素材の味が凝縮している定番です。
鳩のロティはジューシーで、カボチャと内蔵のソースのハーモニーが絶妙です。
等々、
全てお見事な料理でした。
最後に抹茶が点てられます。
日本の一期一会の精神もしっかり感じられました。
シェフやスタッフの方々が「今、この時」を意識され、最大限に表現されています。
貴重な[何か]を、客それぞれが持ち帰るのですね。
料理の枠を越えた、高い精神性を備え、芸術の域でした。 深く感動致しました。
有難うございます。
また近々伺いたいです。
感謝をこめて。真理子