地球の危機!

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「原発について」

2009-10-28 19:03:34 | Weblog
「原発について」

新聞の一面全部を使って(山陽新聞、2009、10、25)、「電気の廃棄物と地層処分を考える」と題して、対談がなされていました。

対談の最後に、「地層処分は我国に必要な事業。皆さんのご理解のもとに取り組んでいきます。」とありました。これは、

「地層処分は、原発を推進しようとしている我国にとって不可欠な事業。」ということですね。つまり、「原発を推進すること」が前提になっていますよね。

原発の安全性について、私は自分のブログで(=このブログですが)、「ウラン鉱夫の人たちの安全も確保しよう」というテーマで書いたことがあります。

岡山県と鳥取県との境にある人形峠でウラン鉱石が発見されて、当時は、「すわ、世紀の大発見!」とばかりに開発がされましたが、ウラン鉱石採掘に携わった人たちの安全は、全くといって良いほど、考えられていませんでした。ウラン鉱石からは放射能が出ていて、放射能は、人間にとって有害であるということを、知らされてもいなかったのです。

今日、私はたまたまというか、丁度というか、歯医者に行って、レントゲン写真を撮ってもらいました。そのとき、エプロンのようなものをしてもらいました。鉛製だと思いますが、首から脛ぐらいまでで、結構重かったです。これが、ウラン鉱夫の人は、後ろ(背中)側も、長靴も鉛製でしょうね。手袋も? 手袋も鉛ですか? ヘルメットも鉛。眼鏡も。眼鏡も鉛? ??

「ウラン鉱夫の人たちの安全は、こういうふうにして守ります」ということ(具体例)も示してほしいです。

あと、「地層処分」というのは、「地下300メートルより深い安定した地盤に埋設」するそうですが、日本は地震国です。「安定した地盤」てあるのですか? 震度7くらいでも安定している地盤てあるのですか? 「ここと、ここと、… にあります」と、地名を挙げていただきたいです。

また、「電気のゴミ(原発のゴミ)は、放射能が減衰して人体にとって無害になるまで数万年掛かる」そうです。換言すれば、「超、超、超危険物質を使って電気を起こします。」ということですね。

例えば、青酸カリやダイオキシンを使って電気を起こします。」といわれたら?

「何もそんなに危険なものを使わなくても」、と思いますよね。「もっと安全なものを使えばいいのに」、と。

そうですよ、やっぱり私は、原発反対です。

「3種類の人々」

2009-10-28 14:28:33 | Weblog
「3種類の人々」

私は時々、阪神淡路大震災3年後に、被災者が言われていたことを、思い出します。

地震が起きた当座は、大変だった。

破壊され、無くなった人もいる。…  救援物資に頼らざるを得ない、しかし、その救援物資を横取り、分捕って行く人もいる。

NHKテレビの「震災特集」で見たと記憶しています。

話されていたAさんは、

「3年経って振り返ってみて、震災当時は3種類の人々がいると思った。

1番目は、地震が起きて、自分や自分の家族も大変。だけど、それでも、他人のために駆けずり回っている人。奔走している人。

2番目は、茫然自失の人。ショックが大きくて、何も手につかないでいる人。

3番目は、こういう大変な時に、生活物資の値段を吊り上げて売ったりして儲けている人。あるいは、火災が起きているのに、さらに火をつけて回っている人。

私は、特に、3番目の人には、腹が立ちました。けれど、3年経って、落ち着いて…

考えてみると、どの人も、1番目の人も、2番目の人も、3番目の人も、精一杯生きていたんだなあと思いました。

1番が良くて、そりゃあ、1番の人は立派だと思いますけど、2番目、3番目の人も、その人なりに一生懸命である点においては、同じだったんだなあと思いました。」

と。私は唸りました。時々思い出すのです。