「日本はアメリカに食われる」
小野寺光一氏のメルマガ「政治・経済の真実」(http://www.mag2.com/m/0000154606.html)
の、今回、前回、前々回、(いつもですが)、シビアなことが書かれてあります。
米企業による日本企業買収や、郵政民営化、道路公団民営化、薬品会社が儲かるように自殺、他殺衝動のある薬を強引に認可したり… 恐ろしいことが次から次へと書かれてあります。
こういうことって、異常ですよね。良心があって、正、邪の判断ができる人(国)なら、普通はしない筈。(私も大きなことは言えないが)
例がいくらでも出てくる感じ。ということは、何か理由がある筈なのです。その理由は分かりませんでしたが、これって、中国の、チベットや台湾や東トルキスタン等に対するやり方と似ている、と思いました。
中国はなぜ、チベット人や法輪功の信者を虐殺するのだろう?
『中国農民調査』(陳桂棣・春桃著、文芸春秋)によれば、中国の農民も虐げられています。農民は、都市住民に比べて収入は五分の一以下くらいなのに、ありとあらゆる物、事に課税され、喘いでいます。これは、1984年、改革の重心を商工業へと変えた/ 全国の人民公社を廃止し、92000の郷鎮政府に改編した年から始まった、ということです。
都市が発展して行く過程でのひずみを、農村に吸収させているのです。
農民を、わざと痛めつけようと思って、中国政府や、県や鎮の役所は、税を取り立てているのではないと思います。農民から取り立てた税は、その地方の役所の収入になる、という決まりになっているのも、(税を取り立て過ぎる)一因だとは思いますが、何としても、高度経済成長をしていかなければ世界から取り残される、というプレッシャーがものすごく大きいのではないかと、私は想像します。
問題は、アメリカのやり方にもあるのではないかと思いました。
アメリカは、「勝て! 勝て! 勝て!」です。これって、1つのことが終われば、次のことに向かって勝たなければいけないのです。言い換えれば、「まだ! まだ! まだ!」と言われているのと同じじゃないの、と思いました。
これだと、安心感がないし、追い立てられて走り続けなければいけない、ということになると思います。
「良くやったね」とか、「少しはお休み」とか、アメリカ人同士だと言い合ったりするのかもしれませんが、米政府の、日本に対するやり方を見ていると、「ねぎらい」や「お礼」のようなものは、全くないように思います。
このやり方は、武器こそ使わないが、非常に人間破壊だと思います。米国内でこういう指導をされて、耐えられなくなった人は、自分より弱いものをターゲットにしないではいられなくなると思います。
だから、例えば、郵政民営化をさせて、350兆円を狙わないではいられなくなるのだと思います。
アメリカ人が、「勝て! 勝て! 勝て!」だけじゃない、「負けることもあってもいい」とか、「負けるが勝ち」のような意識を持って欲しいです。
アメリカ人が、そういう意識を持てるように祈りましょう。それっきゃ、ない! と思います。
J.F.ケネディの有名な、就任演説の、最後の部分、
「ask not what your country can do for you,
ask what you can do for your country.
あなたの国が、あなたに何をしてくれるか、ではなく、
あなたが、あなたの国のために何ができるか、を問え」
というところは、必ずしも、「勝て! 勝て! 勝て!」では、ないんじゃない、と思いました。
「足りないところを満たせ」、ということだから、むしろ、「全体に目を配って、沈んでいる人がいれば引き上げてあげなさい」、ということだと思いました。
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メールは、ただ今受け付けておりません
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の、今回、前回、前々回、(いつもですが)、シビアなことが書かれてあります。
米企業による日本企業買収や、郵政民営化、道路公団民営化、薬品会社が儲かるように自殺、他殺衝動のある薬を強引に認可したり… 恐ろしいことが次から次へと書かれてあります。
こういうことって、異常ですよね。良心があって、正、邪の判断ができる人(国)なら、普通はしない筈。(私も大きなことは言えないが)
例がいくらでも出てくる感じ。ということは、何か理由がある筈なのです。その理由は分かりませんでしたが、これって、中国の、チベットや台湾や東トルキスタン等に対するやり方と似ている、と思いました。
中国はなぜ、チベット人や法輪功の信者を虐殺するのだろう?
『中国農民調査』(陳桂棣・春桃著、文芸春秋)によれば、中国の農民も虐げられています。農民は、都市住民に比べて収入は五分の一以下くらいなのに、ありとあらゆる物、事に課税され、喘いでいます。これは、1984年、改革の重心を商工業へと変えた/ 全国の人民公社を廃止し、92000の郷鎮政府に改編した年から始まった、ということです。
都市が発展して行く過程でのひずみを、農村に吸収させているのです。
農民を、わざと痛めつけようと思って、中国政府や、県や鎮の役所は、税を取り立てているのではないと思います。農民から取り立てた税は、その地方の役所の収入になる、という決まりになっているのも、(税を取り立て過ぎる)一因だとは思いますが、何としても、高度経済成長をしていかなければ世界から取り残される、というプレッシャーがものすごく大きいのではないかと、私は想像します。
問題は、アメリカのやり方にもあるのではないかと思いました。
アメリカは、「勝て! 勝て! 勝て!」です。これって、1つのことが終われば、次のことに向かって勝たなければいけないのです。言い換えれば、「まだ! まだ! まだ!」と言われているのと同じじゃないの、と思いました。
これだと、安心感がないし、追い立てられて走り続けなければいけない、ということになると思います。
「良くやったね」とか、「少しはお休み」とか、アメリカ人同士だと言い合ったりするのかもしれませんが、米政府の、日本に対するやり方を見ていると、「ねぎらい」や「お礼」のようなものは、全くないように思います。
このやり方は、武器こそ使わないが、非常に人間破壊だと思います。米国内でこういう指導をされて、耐えられなくなった人は、自分より弱いものをターゲットにしないではいられなくなると思います。
だから、例えば、郵政民営化をさせて、350兆円を狙わないではいられなくなるのだと思います。
アメリカ人が、「勝て! 勝て! 勝て!」だけじゃない、「負けることもあってもいい」とか、「負けるが勝ち」のような意識を持って欲しいです。
アメリカ人が、そういう意識を持てるように祈りましょう。それっきゃ、ない! と思います。
J.F.ケネディの有名な、就任演説の、最後の部分、
「ask not what your country can do for you,
ask what you can do for your country.
あなたの国が、あなたに何をしてくれるか、ではなく、
あなたが、あなたの国のために何ができるか、を問え」
というところは、必ずしも、「勝て! 勝て! 勝て!」では、ないんじゃない、と思いました。
「足りないところを満たせ」、ということだから、むしろ、「全体に目を配って、沈んでいる人がいれば引き上げてあげなさい」、ということだと思いました。
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