地球の危機!

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「郵政民営化反対」

2008-12-14 19:22:11 | Weblog
私は郵政民営化に反対です。理由は、

・郵便局へ行った時、金曜日なのにお客さんがあまりいなかったこと

・「分社化」は不便である。郵便局は、やはりまとめて、一つの同じ会社(まとまり)というのが良い

・地方の郵便局で、閉鎖されたところもあるそうである。(「地方の郵便局は守られます」というのは、ウソということらしい)

・『竹中平蔵 郵政民営化「小さな政府」への試金石』 (PHP)を読んでみて、よく分からない。

1、民営化が実現すれば、郵便局ではこれまでよりも良質で、多様なサービスを安い料金で提供できるようになります。

(民営化できていない時でも、「良質で、多様なサービスを安い料金で提供でき」ていたと思いますけど)

2、郵政民営化は、特殊法人改革、財政投融資改革などの構造改革と一体となって、「官から民へ」の改革を進めるための重要な方策と位置付けられます。

3、「民間にできることは民間に」という改革が進めば、日本経済が一段と元気になります。

(何を持って、「良質で多様な」サービス」、「安い料金」というか、ということだと思いますけど。


河野太郎議員のブログによると、「国は郵便事業から借金をしている(国債を郵便局に買ってもらっている)。だから、郵政を民営化して、国が借金をできなくすれば、道路や新幹線など、必然的に、無駄な事業ができなくなる」、と書いてありました。

私は、「始めに郵便局を民営化してから」ではなくて、始めに「どのようにムダを省けるか、やってみてから」民営化しても、遅くはないんじゃないかと思いました。

「ムダを省く」って、どうやるのですか? ここのところの説明を、もう少ししていただけないと、私はさっぱり分かりません。

・「民営化」というのは、弱肉強食の世界でしょう。「三角合併」というのがあったけど、あれは、米国内では禁止されているのに、米企業が、日本企業を三角合併するのは、しても良かったんですよね? そのやり方って、無茶苦茶ですよ。金融危機で、アメリカ人の意識が急に変わるでしょうか?

350兆円を、外資の前にさらすのは、危険が大きすぎます!

・竹中氏の説明で、「官から民への改革を進めるための重要な方策」であるならば、「ここまでは、「官」で扱うべき」という条件のようなものを示して欲しい。

・「構造改革」、「官から民への改革を推し進めるため」、「小さな政府への試金石」と言われるのならば、「道州制」とか「地方分権」、「地方分散」、「天下り禁止」、「外郭団体の見直し」等の言葉も、説明する時に、当然挙げられているべきと思うのですが、これらの言葉は挙げられていません。ゆえに、竹中氏の説明は、「初めに郵政民営化ありき」、だと思います。

とにかく「郵政民営化」をしたい、そのために、ついでに、「構造改革」、「「小さな政府」とかも言っておくか、という感じだと思います。

このやり方が、アメリカのやり方とそっくりだと思います。→「初めにアメリカのやり方ありき」。

郵政民営化をしても、「日本にとって良いように」は、してはもらえないだろうな、と思います。「初めにアメリカの都合ありき」!

郵政民営化なんて、危ない! 危ない!




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