あらよっと大作戦

荒くれ・酒盛り・若干の鼻唄 三拍子そろったトレラン&プロレス噺。

9.23全日横浜大会/船木VS諏訪魔の三冠戦はスゴイ!!!

2012-10-01 | プロレス/総合格闘技
プロレス専門BLOG:ブラックアイ2さんの生観戦記でも絶賛してました、9.23全日横浜大会の
船木VS諏訪魔の三冠戦、昨日のGAORAでウキウキ(死語)観戦したけど凄かった!

全日本プロレス「40th Anniversary Year 2012 FLASHING TOUR」【スポナビ速報】

第8試合 三冠ヘビー級選手権試合(60分1本勝負)
[第45代王者] 船木誠勝 ○
27分11秒ハイブリッドブラスター →体固め
[挑戦者] 諏訪魔 ●

試合のテーマは「真のエースは?」 船木の「おまえがもたもたしてるから~」
「膝が悪い武藤さんからエースに指名された」ことではじまるこの三冠戦カード。

新日みたくひっぱる(オカダVS棚橋IWGP戦)ことなく即実現になったわけです。

全日のエース=三冠を掲げる王者の象徴は『強さ』なんだと思う。
初代王者のジャンボ鶴田、天龍、ハンセン、テリー・ゴディと超世代が台頭するまで、
強さの塊みたいな選手がベルトを死守し奪取してきた。

この試合の『強さ』とは何か?
諏訪魔の「破壊力=タタキ潰す」なのか、船木の「居合い切り=一瞬で決める」の
真っ向から違うが威力がすさまじい争いに加え、意地にぶつかり合いがこの試合を
加熱させたんだと思う。

諏訪魔のラリアットを遊撃する船木のハイキック。
諏訪魔のラリアットを一瞬かわし、ガードを決めながらの掌底のラッシュかける船木。
掌底のラッシュをアゴをつかんで引き離す諏訪魔。
チキンウィングやアームロックをチカラで持ち上げて叩きつける諏訪魔。
諏訪魔のねちっこい足殺し&地味にならないトップロープを使ってのアンクルロック。
膝を壊されかけても痛さを見せない&それでも蹴りを繰り出す船木の意地。
お互いの「強さ」を全快させてのチカラのぶつかり合い&技をしかける興奮する内容。

今の新日が「技と意地のぶつかり合い」なら全日は「チカラと意地のぶつかりあい」

ラストは、ハイキック3連発(2連発?最後はダメ押しみたく畳み掛ける蹴り)から
ハイブリッドブラスター。
ハイキックだけで終わらない、最後の投げ、それも関節を決めながら(入るの難しいそう)
決めるいまの船木選手のスタイルは・・・いやはや強い!

ネットプロレス大賞のベストバウトの候補ですよ!わたし的に。
それだけ、諏訪魔・船木両選手が目指す「プロレス=強さが必要」なことへの
具体的なメッセージを感じました。

しいて言うなら。
連れと観戦していて、やっぱり「女子受けしない」感じがなー。
試合内容も可憐さというより男好みのチカラのぶつかり合い。
漫画に例えるなら「魁!男塾」や「クローズ」の戦いなんですよ、ワクワクする要素が。

それと、諏訪魔のいかにもプロレスラーな豪快なジャイアンスタイルと、
船木選手の舘ひろしや柴田恭兵系というか爬虫系というかギラギラした昭和スタイルな
二枚目(日サロ焼けなのも合わせて)というのが、どうしてもアレだそうです。

ほかのエース格も大森さん・KENSO・浜・・・たしかに。※カズ選手は除いて

それより驚いたのは船木選手がまだ43歳という事実。
永田さんより年下、桜庭選手・グレートサスケと同い年。大森さん・秋山選手の1コ上。

デビュー年は早いし、引退してのブランク期間があったとしても、見た目や発言より、
実年齢が若かったのには驚いた!(失礼)

ついでに、痛快!ビッグダディが「泳げない」という事実にも驚いた!

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