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京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 雨の予報に

2012年03月22日 | 熊野古道(紀伊路・中辺路)を歩く

熊野古道を歩いてみたいと思い続け、その夢をかなえようと一歩を踏み出したのが2010年10月3日だった。

この第1回目は、現地到着後語り部さんを囲んで皆でストレッチなどしているうちから雨がポツポツし始めた。「あー、降ってきちゃったな…」と思ったものの、終日いっこうに苦にはならなかった。徐々に雨脚は強まり、やがては雷を伴って激しさを増した雨中の行進というふうだったのに。雨は覚悟のおよそ16㎞のコースだった。
こうして少し振り返ってみても、まあまあなんと楽しい思い出になっていることか。ちょっと胸熱くなりかけてあの日が蘇る。以後まったく雨とは縁が切れ、順調に回を重ねてきた。

が、再びここにきて、どうやら今週末は危ない。明日午後遅くからは紀伊半島でも激しく降りそうな予報が出ていた。たっぷり浸み込んだ上に翌朝も雨だろう。

24日土曜日、12回目の熊野行きはこちらでも雨降りの朝を迎えそうだ。
今回、牛馬童子口まで約8kmの道は、このルートの最高地点・上多和(うわだわ)茶屋跡まで5・3kmほどの長い登り坂が続く。ここを過ぎると大坂本(おおさかもと)王子に向けての40分は一気に下っていく。その後15分も歩けば牛馬童子口に到着だ、雨は止んでいるだろうか。

登るも下るも滑る石畳には要注意、足元が悪い。雨には雨のよさがある、だが、山の向こうに山山山、果てしない果無山脈の眺望が煙ってしまうとしたら、やはりちょっぴり惜しまれよう…。

リュックにかぶせるザックカバーを買ってきた。
杖も雨合羽も用意した。靴や靴下の替え、場合によってはズボンの替えもと考えている。

手抜きをせずに周到に準備して、楽しい熊野ウオークにしないといけない。遠い将来振り返ったときに絶対に楽しい思い出として残るはずなのだから!!
コメント (8)
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