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京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 もとひめまつり

2012年03月03日 | こんなところ訪ねて

「ひな祭り」にあやかって、元・姫たちでランチを楽しみました。
それぞれの趣味嗜好を語り合える時間は嬉しい。謙遜されていても知的な興味に溢れているのを感じる時、私はつい夢中に食らいついてしまうようだ。

東本願寺の別邸、渉成園。周囲にカラタチの生垣を植えたことから枳殻邸(きこくてい)とも呼ばれる。「約1万600坪の敷地を有し大小二つの池と数棟の茶室、持仏堂と書院群で構成されている」と説明されている。
西門を入ると目に入る高石垣。現在の建物は、蛤御門の変により炎上した以後に再建されたもので、持仏堂の「園林堂」(写真下・左)と山門に当たる「傍花閣」(同・右、階上は4畳半の部屋がある)を結ぶ線を中軸にして全体の庭作りがなされているそうだ。それは、真宗門徒のお内仏を中心とした生活規範の反映だと言われている。

 
 

暖かな日差しを受けて、足を延ばし散策した。梅の花の多くはまだつぼみだったが、ほころびだしたものもある。かぐわしい香りが漂う。

コメント (4)
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